「Amazon Rally」 | こだわりのつっこみ

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素人が音楽、小説、映画などを自己中心的に語ります。

レベル:中学2~3年生レベルで1時間以内に読めると思います。


ジャンル:アクション


あらすじ(背表紙から):

Brian and David are on a motorcycle rally in the Amazon jungle.
It is difficult race.
The roads are not very good and there is a lot of rain.

But those are not the only problems in the jungle...


面白さ:★★★


※以下、結末まで話します。嫌な方は見ないでください。












Amazon Rally (Penguin Readers, Level 1)/E Amos
¥863
Amazon.co.jp











内容:
アマゾンでのバイクラリーに挑戦するイギリス人のBrianとDavid。
アマゾンのジャングルを抜けるこのラリーは、かなりの道悪と大雨により苦戦を強いられるのですが、2人はラリーの4日目には1、2位を走ります。

しかし、5日目に入り、2人は道に迷ってしまいます。
すると、Indianと遭遇、怒りの表情を浮かべていた彼らに連行されたBrianとDavid。
連れて行かれたIndianの集落にいたドイツ人の女性(Indianと共に働いていた)と話をしてみると、実はIndianは彼らを坑夫に間違えて捕らえたのだと言うことでした。

最近、坑夫がIndian達の集落を襲う事件が多発しており、この集落も襲われてしまうかもしれないのです。

それを知った2人はバイクラリーはそっちのけで、彼らを救うことにします。
Brianは道を知っているIndianのCaruakを乗せてバイクを走らせ、近くの警察に駆け込みます。
警察と共に集落に戻り、数時間経つと、案の定坑夫たちが襲いに来ました。
しかしDavidの奮戦、警察の活躍のおかげで坑夫を撃退することに成功。

Indianは2人に感謝の意を述べ、2人にネックレスをかけます。
そして、Davidには‘Jagari’(Indianの言葉で「small jaguar」の意)の名を、Brianには‘Manaue’(同様に「Quick runner」の意)の名を授け、かわりにBrianは共に警察に駆け込んだCaruakにヘルメットを渡し、‘Champion’と言うのでした。

さて、バイクラリーのゴール地点に向かうと、当然優勝は別の2人が優勝するのですが、事の顛末を聞いたレーサーたちは、優勝者の2人と同様に、BrianとDavidを称えるのでした。


感想:
 まあまあ、ありがちな感じですが、Indianとの交流、坑夫の撃退劇はなかなかスリリングで面白かったです。

しっかし、現地の警察はよくIndianに協力的だったなぁ~。
リアルに考えると、現地の警察は坑夫たちの方に協力的で、実はIndianを良く思っておらず、Indian襲撃に手を貸す、ってな感じになりそうなのですが・・・でもめでたしめでたしなストーリーでよかったニコニコ