「Blue Cat Club」 | こだわりのつっこみ

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素人が音楽、小説、映画などを自己中心的に語ります。

レベル:中学2~3年生レベルで1時間以内に読めると思います。


ジャンル:ユーモア


あらすじ(背表紙から):

James and Chantal go to the Blue Cat Club in Cannes.
There is music - and magic!

But James does not like Merlin, the 'Man of Magic', and now Merlin wants a volunteer...

面白さ:
★★


※以下、結末まで話します。嫌な方は見ないでください。














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内容:
恋人同士のJamesとChantalはCannesにあるBlue Cat Clubにデートをしに行くことにします。
彼らは着いた早々暑かったのでトマトジュースを注文し、音楽に興じます。

しかし、音楽が止まり、Merlinの手品が始まります。
なれなれしくChantalに触れるMerlinに対し、Jamesはご立腹。
手品だと言うことも忘れ、怒りがこみ上げるのですが、他の客はMerlinの手品に大喜び。

そしてメインイベントが始まります。
舞台の上には剣の刺さる5つの穴が開いた大きな箱。
といえば、人間をその中に入れて穴に剣を刺していく、という定番のマジック。
Merlinはその箱に入るボランティアを客から探しますが、なんとJamesが立候補。
Merlinが剣を刺していきますが、最後の剣が刺さったとき箱の中から、

「ア~~~~~!」という声。

慌てたMerlin。すぐ刺さった剣を抜いて箱を開けると、目を閉じて腹が赤く染まったJamesが。
動揺してオロオロするMerlinですが、するといきなりJamesは目を開けるのです。
というのも、実はその腹に付いた赤い色は血ではなくトマトジュース。
マジシャンをだました、ということで客はこれ以上のない喜び。そしてMerlinのしてやられた顔に、Jamesは満足げなのでした。

感想:

まあ、予想できたとおりでしたがね(笑)

バーに来て、トマトジュースをいきなり頼むとはなんか変だし。
別にワインでも良かったんじゃないかなぁ。

でも、Jamesの嫉妬する感じがなんとなく好きです。