【セレッソ大阪サポーターの遠征記】~九州で過ごした最高の5日間~ | てぃふぉーじのある日常〜footballを添えて

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Tifosiのメンバーがサッカーについて勝手気ままにつらつら語るブログ。活動紹介やイベント告知もちょいちょいあります。

こんにちは。セレッソサポのこいちゃんです!

Jリーグは全日程が終了し、残るタイトルは天皇杯のみとなりましたね!

私が応援するセレッソは、J1昇格プレーオフを制し、J1昇格を果たしました!

私は今年、U-23チームの試合も含め多くのアウェイゲームを観戦しに行きました。その中で今日は、9月に行われたセレッソvs九州Jクラブ3番勝負の観戦記および観光、グルメなど、中身が詰まった5日間の遠征記を、長々と、長々と書かせていただきます!

 

...もともとは、9/18のセレッソvs北九州と9/19のセレッソU-23vs大分の2連戦だけを観戦予定だったのですが、セレッソが天皇杯を勝ち進み、3回戦・鳥栖戦が9/22に行われることが決定し、直感、いや本能で

「3連戦行こう」

と思い立ったのがすべての始まりでした。

 

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1日目。自宅を出発し、新大阪駅へ。

新幹線に乗るのですが、私が乗るのはこだま。計画を立てるのが遅かったせいで、ほかの新幹線は予約が取れませんでした。

 

小倉着。こだまといえども新幹線は新幹線、あっという間に着きました。小倉の空は曇っていました。

時間に余裕があったので小倉に建設中の新スタジアムを見に行くことに。

駅から歩いて10分弱でここまで来れました。

海側、新幹線の車窓からならもっとよく見えたようですが、チャンスを逃しました・・・

 

さて、小倉からは在来線で折尾駅まで。

折尾駅では特急「あそぼーい!」が停車中。かわいいラッピングです

折尾駅からバスに乗り、本城陸上競技場へ。

スタジアムに着き、昼食を取り、さあそろそろ試合開始だ!というタイミングで雨が降り始めました。しかも結構な大雨。

そうです。ちょうどこの時期、九州に台風が接近していたのです。

 

試合中には雷鳴が聞こえ稲光も見えるという状況。そんな悪天候の中、怪我から復帰した杉本健勇選手が魅せてくれました。

ディフェンダーをかわし、右足一閃!ボールは美しい軌道を描きゴールに吸い込まれました。

私も思わず立ち上がって喜びました。


試合が終わって少し経つと、雨がやみました。最初で最後の本城を後にしました。

このスコアボードともお別れ

 

折尾駅からはふたたび在来線で博多駅へ。博多駅から地下鉄を利用しホテルへ。

荷物を整理して、いよいよお待ちかねの夕食タイム!天神で豚骨ラーメンをいただきました!

私は正直豚骨ラーメンはあまり好きではなかったのですが、このラーメンはあっさりしていて非常に食べやすかったです!

お店にはアビスパ福岡のポスターが。

旅もまだまだ1日目。英気を養い次の目的地へ

 

 

 

2日目。朝ホテルを出ると雨がぱらついていました。前日びしょ濡れになった靴は乾かぬままでしたが仕方ありません。

長浜の市場で漬けマグロ丼をいただき、いよいよ次の目的地、大分へ!

さて、まず最初の目的地は中津!

中津駅で大分トリニータのポスターを発見

中津駅前には大きな福沢諭吉像が。

駅から少し歩き、見えてきました!

日本三大水城の一つ、中津城!

大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公、黒田官兵衛が建築したことでも知られているお城ですね!

官兵衛と官兵衛の正室(正妻)・光姫の石像。一夫多妻制であった当時としては珍しく、官兵衛は側室(側妻)を持たず生涯この光姫のみを愛し続けた

 

続いて向かったのは、唐揚げのお店!

色んな種類を計300グラム購入し、いただきます!

ん~!おいしい!サクッとした衣の中から溢れんばかりの肉汁を含んだ鶏肉がお出迎え!

今まで食べた唐揚げの中で一番おいしかったです!

 

さて、観光したし、腹ごしらえもしたし、こいちゃん、いよいよ大銀ドームに乗り込むんやろ?

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

次の目的地は、別府!言わずと知れた温泉の町!せっかく大分に来て温泉をスルーするなんてもったいない!別府駅で下車。

とはいえ、時間はそれほどなく、雨が降っていたので、駅の近場でいいとこないかなーと歩いていると。

駅前の大通り沿いに突如現れたレトロな外観の建物。なんと駅から5分の距離なんです。

少し肌寒かったので「あつ湯」に入湯。予想以上に熱かったですが、いい汗をかくことができました。

 

別府から再び電車に乗り、いよいよ大分駅へ!

大分駅からバスに乗り、いよいよ到着です!

ハーフタイムに九州Jクラブのマスコットたちがスタジアム周回してました。台風の影響により長崎のヴィヴィくんだけ来れなかったようです、残念...

 

スタジアム内で販売していた〆アジの寿司。身が肉厚でおいしかったです

試合は2-0で大分が勝利。セレッソは前半、豊富な運動量を武器にチャンスを作り、U-19日本代表の岸本武流選手を中心にゴールを狙いましたが、得点を挙げることができませんでした。

 

そしてこの試合で最も驚いたのが観客数。その数なんと8256人。大分市民デーということで大分市民なら無料で観戦できたということですが、それにしても、台風が近づいているというのに8256人という数は本当にすごいことだと感じました。セレッソサポは数えるほどしかいなかったので99%以上が大分サポでしょう。

選手入場時に掲げられたビッグフラッグ

試合後のトリニータコールが、雨が強く降る音をかき消すようにひときわ大きく響いていました。

ドーム内が快適すぎたので外に出るのが嫌になりましたが、シャトルバスに乗り遅れてはいけないので足早にバスへ向かいます。風も強くなっていて、またしても靴がびしょ濡れに。

 

大分駅に戻るとなにやら不吉なお知らせが。

予定の変更を迫られる形になりました。

大分駅で何か夕食を取ろうと思っていたのですが、いつ列車が運休になってもおかしくない状況だったので、とにかくホテルのある佐伯まで急ぐことに。

 

幸い列車は佐伯駅に到着。しかし駅を出ると雨風はさらに激しさを増していました。

ホテルへ直行し、2日目の旅は終了。

 

 

 

3日目。この日は早朝に佐伯を出発し宮崎県を観光、夜に鹿児島に着く、という予定だったのですが、12時ごろまでは列車が運休するということなので、予定を急遽変更し佐伯の町を歩いてみることに。

 

「歴史と文学のみち」を歩きます。

佐伯城三の丸櫓門。現存する数少ない遺構の一つ。

国木田独歩は、佐伯出身ではないが一時期教師として赴任していた時期があったとのこと。その職場を斡旋したのが矢野龍渓である。意外な接点にびっくり

せっかくなので佐伯の地魚を使った寿司を食べることに。聞きなれない名前のネタがあったので食べてみましたが名前を忘れてしまいました。

町を歩いているとたまたま見つけたJFL・ヴェルスパ大分のポスター。佐伯でホームゲームを開催するようです

 

さてさて、駅へ戻ってきたのですが、相変わらず列車は運休中。「運転再開のめどが立っていない」と駅員に言われましたが、しばらく待ってみることに。

15時を過ぎても運転は再開せず。線路上に水が溜まったままの状態であり、列車を走らせると危険なのだそうです。台風は過ぎ去りましたが大きな爪痕を残していきました。

いつまでも待ち続けるわけにもいかないので他の方法で移動することに。幸い大分市内行きのバスが運行していたためとりあえずバスに乗り大分へ。

 

とにかく鹿児島に着きたいので、大分駅からは特急「ソニック」に乗車。博多まで急ぎます。

博多駅で撮影した特急「ソニック」

博多からは九州新幹線で鹿児島へ。

なんとか、鹿児島にたどり着くことができました。佐伯を出てから8時間近くバスや電車に揺られ続け非常に疲れたので、ホテルに着くや否やすぐさま就寝。

 

 

 

4日目。台風はすっかり過ぎ去り、空には晴れ間も。まず向かったのは桜島。

桜島のフェリー乗り場にはヤットこと遠藤保仁選手のグッズが。遠藤選手は桜島出身だったんですね。

桜島をしばらく歩き回り、ちょっと一息。

桜島小みかんジュース。「これホンマに100%ストレートか?」と疑ってしまうくらい甘味が強かったです

 

足湯に浸かりながらみかんジュースを飲み、錦江湾を眺め波の音や鳥の鳴き声を聞く。風に乗って流れてくる潮の香り。触覚、味覚、視覚、聴覚、嗅覚、五感をフル活用してで桜島を感じるひととき。

 

市街地へ戻り散策。

鹿児島ユナイテッドのラッピング路面電車。

大久保利通像。このほかにも維新の志士たちを称える石碑などがいたるところにありました

さて、お待ちかねの昼食ターイム!黒豚丼を食し、デザートはもちろんこれ!

白熊アイス(実は黒豚よりこっちが目当てだったというのは公然の秘密です)

 

予定の都合上昼までしか入れませんでしたが、限られた時間の中で鹿児島を最大限満喫できたのではないかと思います!

 

電車に乗り熊本を目指します。

途中、川内~八代間は「肥薩おれんじ鉄道」に乗車したのですが、その車窓がもう絶景。

ほんの一部しか紹介できませんが、こちらは天草灘を撮影した1枚。穏やかな海原が太陽の光に照らされ輝いています。奥にうっすら見える陸地はおそらく甑島列島の島です。

 

熊本駅に到着。路面電車に乗り、ホテルへ

 

夕食は、熊本に来たら絶対食べたかった馬肉をいただきました!

生の馬肉、というか、生肉を食べたのがこれが初めてだったのですが、口の中でとろける脂身が絶品でした!

 

 

 

5日目。いよいよ旅も終わりが近づいてきました。

朝ホテルを出ると、またしても雨。5日間の旅で3度目の雨天ともなると、もうやれやれといった気持ちになります。

まず向かったのは熊本城。地震の被害が出たとは聞いていましたが、その被害は私の想像以上でした。

石垣がいたるところで崩れ落ちており、本丸周辺など多くのエリアが立ち入り禁止に。

募金箱があったので、私もささやかながら寄付しました。再建にはかなりの時間とお金がかかるそうですが、いつかまた、復活した熊本城を訪れたいと思います。

熊本城下の「桜の馬場 桜の小路」で購入した「いきなり団子」などを食べ歩き。

地震の影響はロアッソにも。ホームゲームが開催できない、夏場の過密日程など予期せぬ苦戦を強いられることに

 

熊本を出発し、いよいよ最後の目的地、鳥栖へ。

超・駅近スタジアム!

 

鳥栖駅で降りると、こんなものが。

歓迎ありがとうございます!

 

 

ハイライトはこちらのページから。

うーん、やはりJ1のチームは強いなと感じました。組織的な守備、連動した攻撃。鳥栖はセレッソに足りないものを持ち合わせているなという印象でした。セレッソは、杉本選手のバー直撃弾など惜しい場面もありましたが全体的には抑え込まれたという感想です。

 

鳥栖駅のコインロッカーにスーツケースを忘れそうになり慌てるハプニングもありましたが、博多に戻り、バスで帰阪しました。

 

 

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5日間を振り返ると、まずは、とんでもないタイミングで九州に来てしまったなという感想です(笑)台風はこの時期何度も日本にやってくるので仕方ない部分もありますが、まあ、運が悪かったと割り切るしかないですね(笑)

 

そして、今回の遠征ではまだまだ行けなかったところがたくさんあります。宮崎・長崎には一歩も足を踏み入れていませんし佐賀も試合を観るためだけに行ったのみです。サッカーとは関係なく、また九州を巡ってみたいなと思いました。

 

この3連戦でセレッソは1勝2敗、結果だけ見れば、満足できるものとはなりませんでした。しかしアウェイ遠征はグルメ、観光などを含めて、そのすべてを「楽しむ」ことに醍醐味があるんじゃないかなと私は思います。

 

来年も、おそらくアウェイ遠征は何度か行くと思います。機会があれば、また遠征の様子をブログに書いていきたいと思います。

 

ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!写真だらけの長ったらしいブログでしたが、このブログを読んで、アウェイ遠征の楽しさが伝われば幸いです!