こんにちは。久しぶりにブログ書きます、立命館大学あっきーです。
今回は、7/31 大分トリニータvs栃木SCの観戦記を書きます。
Tifosiは、関西に拠点を置くサークルなので、やはり関西のサッカークラブ(関西J4クラブや奈良、和歌山など)を応援するメンバーが多いのですが、大学入学までは九州に住んでいて、九州のクラブを応援するメンバーもいます。
大阪出身の僕は九州に行く機会はなかなか無いのですが、大学生協でチケットが1000円の優待価格で取り扱われていたこともあり、トリニータの試合を見に行くことにしました。
普段は関西のキャンパスで授業を受けていますが、夏期集中講義を受けるために、大分県別府市にある系列校のAPU(立命館アジア太平洋大学)に1週間ほど滞在していました。
別府で有名なものと言えば、温泉!
行ったのは、竹瓦温泉。
「おおお。。すごい」
と思わず声が出てしまうくらいの、壮大な造り。
通常入浴料金は100円ですが、ちょうど夏祭りキャンペーンの期間中だったので、なんと無料でした。ラッキー。
大きなお風呂がただ一つあるだけの、本当にシンプルな温泉です。夏の暑さで疲れた身体を癒してくれます。気持ちよい。
案の定ここでのぼせてしましい、砂湯はパスしました(不覚)
地元の方ともお話し出来ましたし、外国人観光客もたくさん来てました。
入口のマット。この可愛いキャラクターは、大分トリニータの公式アップシャツの背中にもいるんです。
(大分公式サイトより)
ということで、ここからは大分トリニータの試合の話に移ります。
アクセスは、JR別府駅→大分駅は片道280円。電車は1時間に2本か3本。急ぐなら300円追加して特急に乗るのもアリ。
大分駅からは、試合が開催される大分トリニータのホームスタジアムである、大分銀行ドームまでのシャトルバス(片道360円)が出ています。
大分駅北口を真っ直ぐ進むと、、看板があり、右に曲がり真っ直ぐ進むと、乗り場が右手に見えてきます。
乗り場では、青色の服のスタッフから、MDPをゲット出来ました。
表紙は元日本代表(2007年頃のオシムジャパン)の山岸選手。
15分くらいで、スタジアムに到着。なかなか到着直前までスタジアムが見えません笑
あと、注意しないといけないのは、復路のバスの最終便の出発が早いこと。
18:00キックオフの栃木戦は、最終便は20:10だとアナウンスされていました。
スタジアムに入場すると、ミュージアムがありました。
ここはスタジアムやトリニータの歴史を知るための様々なものが展示されています。
入ってすぐ右にあったのが、2002年ワールドカップ日韓大会の資料や写真。ここも日本会場のひとつでした。
冊子の右下の写真がここ。愛称ビッグアイです。その上が大阪長居スタジアム。
いやー、実際に長居でワールドカップを見たことがあるので、とても興奮しましたね!
奥へ進むと、トリニータが優勝した大会のカップや盾がありました。
率直に言って羨ましい。決して色褪せる事のない勝者の証。そりゃ、スタッフの方が、「そこにナビスコカップあるよ!」と嬉しそうに案内してくれるわけだ。
※今年ナビスコカップは名称がルヴァンカップに変わりました
栃木戦は「1万人動員計画」として、スタジアムで様々なイベントがありました。
その一環で地元大学とのコラボ企画があり、そのひとつに大分トリニータ若者集客大作戦 (@geitan_trinita)さんによるフェイスシールのイベントがありました。
せっかくトリニータのホームゲームに来たのだから、何かそれっぽいことしたいなと思っていたのでぴったり。
選んだのは大津耀誠選手。
画数の多い漢字でも細部までしっかり描かれているハイクオリティ。背番号と合わせて100円というお手頃価格だから、気軽に参加できますね!
あと、別企画で事前にスタジアムの行き方も紹介されていて、めっちゃ役に立ちました。ありがとうございます。
スタジアムグルメは、『熱めし』と
『佐伯のからあげ』
を食べました。旨い!抜群のボリュームで、わざわざ昼飯抜いてきた甲斐がありました笑
スピードくじもやってましたね。『けん玉で、一発で玉をけん先に刺すことができたら、PUMAグッズプレゼント』というミッションのクジを引いたのですが、普通にけん玉チャレンジ失敗しましたね。
景品は、トリニータハンカチでしたー。
日常で使えるやつですね。
観戦席種は、『トリニータシート』。メインスタンド側に座りました。
トリニータのサポーターの応援がすごく熱いのは、5月のセレッソ大阪U-23戦@キンチョウスタジアムで見たので分かってました。他のJ3のアウェイ戦でもジャックするくらい多く駆けつけていますよね。
それでも、さすがホームでの試合。首位攻防戦ということもあり、気合いが入っていたのが伝わってきました。
選手入場時、ゴール裏の青と金色のコレオグラフィーからの、ビッグユニフォーム。圧巻の演出でした。
18:00にキックオフした、9連勝中の首位栃木と、6差で追う2位大分の直接対決は、お互い一歩も譲らない展開。
大分はFW後藤選手の突破や、松本怜選手のチャンスメイクなどで攻撃を試みますが、栃木の守備は鋭い出足でピンチの芽を摘み、逆に奪ってからは速い縦パスをFW大石選手に入れてシュートに持ち込みます。大分のパスミスも散見されました。
60分に大分はキリノ選手を投入。攻撃を活性化させます。そして左サイドのクロスからキリノ選手のヘディングシュートは惜しくもクロスバーに当たり得点ならず。
しかし流れは大分。中央からサイドへのパスに大分の選手が全力疾走で追いつけなくても、スタンドからは拍手。
87分にはFW高松選手を投入し、スタジアムが一体となるタオマフ回しチャント。
押せ押せムードのなか、ついにAT5分へ。。
絶対に勝利が欲しい大分に対して、栃木はアウェイでスコアレスドローに持ち込んでも最低限OK。
だと思ってたのですが
ゴールネットを揺らしたのは栃木。
CKからFW大石選手のシュートのポストの跳ね返りを、5日前に加入したDF島川選手が押し込みました。
数十秒後、試合終了。大分0-1栃木。
お互いに1年でのJ2復帰をかけた大一番は土壇場で栃木に軍配が上がりました。
10連勝を達成した栃木は、2位に勝ち点9差をつけて、独走態勢に入りました。
10連勝中、失点した試合はガンバ大阪U-23戦のみという鉄壁の守備。ウノゼロが7回もあり、接戦をものにし続けていることが分かります。この試合で古巣復帰後初出場を果たしたリカルドロボ選手もいますし、この先大崩れするようなことは考えにくいのですが、果たして。。
帰りのバスで、トリニータサポーターのおばちゃんが、「あ~もう、もったいないねぇ~」とまあまあデカい声で半分笑い半分嘆きみたいな感じで言って、暗い雰囲気になりかけてた車内が、他の乗客から笑いも起こってちょっと明るくなりました。
ほんとおばちゃんの言うとおりだなと。試合内容は悪くないし、むしろ終盤にかけて押せ押せムードだった。もちろんあの時間帯の失点はいただけないけど、それまでに決めきるチャンスはあったんですよね。。
ただ、僕は初めてトリニータのホームゲームを見て、試合の他にもいろんなイベントに参加出来て、とても楽しむことが出来ました。
観客数が1万人に届かなくても、
残念ながら試合に勝てなくても、
大分を出発するとき、胸に残ったのは充実感。
こうやって長々と書いてしまうくらい、「大分トリニータのホームゲームを見に行ってよかった」と思うんです。
そんな関西の若者の観戦記でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。