コンビニトイレの話だから食事中の人は読まないでね。Vo.恒吉
コンビニのトイレ等に。
「いつも綺麗に使って頂き、ありがとうございます」
的な張り紙を、よく見るが。
どこがやねんっ
と、普段は使わないエセ関西弁でツッコミを入れてやりたくなるほど、トイレ内が地獄絵図な現場に、結構な確率でブチあたる。
まるで、ちゃんとしつけをされていない子供が遊んだ後の砂場のような。
食べものがこびりついた皿やコップをそのまま流しに突っ込んだまま何年も放置された台所のような。
そんな、トイレ。
なんかもう、とびちりにとびちっちゃっている。
超とびちーちゃん。
とびっこ。
とび職人。
あだ名をつけてる場合ではない!
とにかく、あの「ド、ドアノブは、さすがに大丈夫だよね、、、?、、、」
とドキドキするレベルは回避して欲しい。
借りてる身分だから文句は言いづらいけれど。
本当になんとかなりませんか、店員さん。
あれをみたら、ちょっと食べようかなー、と思っていたミート&チーズのブリトーも食べる気が無くなってしまう。
ブリトーのブリは、その「ブリ」ではないのだから。
もしも僕がコンビニの店長になったら!
張り紙はこう書こうと思う。
「トイレ使用のお客様へ。ブリトーやミートソースパスタ、又はカレーライス等をご購入されるお客様の妨げになるため、トイレ使用後は使用する前よりもピカピカにお願いします」
さて、こんなブログを書いてる暇があれば、ライヴの事を書け!と言われたら、言い返せないのだが。
小田原イズム、吉祥寺 INDEPENDENCE DAY、名古屋で開催されるイベントLINKSのブログは、まとめて後日かきます!
写真は小田原イズムでイチャイチャしに来た、ランクヘッドのVo.小高くんと。
9月22日とライヴ。Vo.恒吉
ほんの少し遅くなったけど。
9月22日、バカの日。
オバ犬ワンマンライヴ。
本当に楽しい一日になった!
人が亡くなった事実に、涙し悲しむ事だけが弔いじゃない。
亡くなったとしても、その人と、どんな形であれ向かい合う事が一番だと思う。
だからね、 今でも荻野と向かいあってくれるメンバーが居て、ゲストのバンドマンがいて、バベルというライヴハウスがあって、見に来てくれる皆が居て、本当に荻野は愛されてるなと、本当に思ったし嬉しかったよ。
人は亡くなった後でも沢山愛される事が出来るんだな、と実感した1日だった。
自分はまだまだ死ぬ気はない。
どれだけ生き恥さらしても音楽をしよう。
みんな本当にありがとう。
ぐわしっ!
まあ、多分あいつは墓には居ない。
そーいう奴だと、俺は知っている!
ファミリー デスソース。Vo.恒吉
昨日、近所のバーにて。
以前、一度同じバーで会った事のあるオジサンが娘と嫁を連れてきていた。
「オバ犬きいたよ!良かったよ!ミスチルのポジションねらえ、ミスチルの!!」
なんて事をゴキゲンな感じで言われたので
ヒーローになりたいぃー。
と心の中で歌いつつ、桜井さんばりに人気者になれたら伊勢海老を丸ごと、めちゃ食べよー、とかも思いつつ、この家族達と会話を楽しみながら呑んでいたよ。
すると突然。
「俺、辛ぇの強ぇから」
と言ってタバスコの変わりにデスソースをパスタに死ぬほどかけ始めた。
とめたよ。
ちゃんと、とめた。
しかし、彼はかっこ良かった。
ガンガンドロドロジャンジャカかけた!!
うおー。
もう、これはオジサンじゃない!
こんな事をするのは精神年齢が絶対に低い!
でも好きだ!
こんな事をするのは中学生くらいだぞ!!
もう「オジサン」とか呼ぶのは逆に失礼だ!
もう彼は「オジ君」だ!
そんなオジ君は、娘の「こいつバカじゃねえの」という地底を這うような低い声での鋭いツッコミにも負けず!
嫁の「あんたやめなさいよ!明日、肛門破壊してもしらないわよ!」という、恐ろしい4文字熟語みたいな『肛門破壊』という言葉に臆する事もなく、とにかくデスソースをかけてかけてかけまくった。
うわー。もう、パスタ見えねえよ。
なんか、ペペロンチーノがミートソースパスタみたいになってんよ。
これ、本当に食べるのかなあ。1人罰ゲームじゃないか、これ。
とか思いつつ、オジ君を観察していたら。
おお!どんどん食べるっ!!
「そんなに辛くねえよ」
なんて言いながら。
す、すげえ。
この人、本当に辛いの大丈夫なんだなー!
と感心していたのも束の間。
「グッ、グッボッヒュッ」
ん?
聞いた事のない音がオジ君から発せられた。
すると。
「か、からいよお」
ついには素直なオジ君が顔をだした。
娘の「ねえ、本当にバカなの?ねえ、頭おかしいの?」
も
嫁の「あーあ。言わんこっちゃない。なんでそんなことするのよー」
の的確なツッコミもオジ君には、もう届かない。
坊さんが修業中に浴びる滝のような汗をかき、デスソースと同じような顔色になって悶えるオジ君には、もう声は届かないのだ。
すると、嫁。
「そんなに辛いの?ちょっと一本だけ頂戴」
といって、1本パスタをとり、口の中にスルスルと入れた。
あーあ。やめときゃ、いーのに。。
そして。
「うっ」
という言葉と共に、嫁の口から今入れたばかりのパスタがそのままスルスルと出てきた。
なんだか使えないカードをATMの機械に入れてしまった時のように、即、スルスルとパスタが出てきた。
わ、笑いを堪えなければ。。
なんとか笑いを堪え、2人に水を差し出した。
なんだか水を飲んだ夫婦は揃って12Rフルで戦った後のボクサーみたいにグッタリしていたよ。
その時の娘。
娘が親達に向けた視線。
それはまるで、ボクシングコーチの「距離をとって試合を運べ!」という指示に従わず相手選手に突進していき、結局ボコボコにされて帰ってきたボクサーを見るような、
哀れとも、怒りともつかないセコンドに立つコーチの目をしていた。
さて。
何故、オジ君はあんな事をしたのか。
それは、きっと。
家族の前で、俺なんかよりもよっぽど。
ヒーローになりたいぃー
、だったのかもしれない。
後から話を聞いたら、その日は家族が10年以上飼っていた犬が亡くなって、その弔いとして家族みんなで呑みにきたらしい。
身体をはったオジ君や、ATMみたいになっていた嫁は、もしかすると娘を笑わそうと、そして自分達も元気がでるように、やった事なのかもしれない。
そう考えると、少し暖かい気持ちになり、ちょっと泣きそうなった。
でも、ただ一つだけ解っている事がある。
まあ、あの夫婦はデスソースの辛さをなめていただけだった。
娘の「犬も死んだけど、あんた達もデスソースで死ぬんじゃね?」というクールでブラックなツッコミが忘れられない。
オバ犬は13時より、新宿MARZでライブスタート!



