晴れ渡り青空が戻ってきた甲子園。
いよいよベスト8の戦い。
気迫溢れる激突だったんだが。。。
第1試合 好投手が熱投!エース尾藤投手が仁王立ち!
神港学園(兵庫) 0 - 4 岐阜城北(岐阜)
東海王者・岐阜城北の絶対的強さを証明。
注目のエース・尾藤投手が完全に神港学園を押さえ込んだ。
ヒットは打てても得点が取れない。
そういうピッチング、重要な局面で力を発揮できるのは
本物の証であろう。
この試合でほんと感じたのは岐阜城北が先制点を取った後
「岐阜城北の勝利は確定的」
ということを確信したが、間違いでなかった。
尾藤投手の調子が完璧などというわけでなく、
それでも押さえ込める投球術が絶妙すぎるのである。
はっきりいって神港学園の打線では
言い方は悪いのであるが、総合的に勝つことは困難だと思った。
ご近所さん、地元贔屓で絶対的に応援している私でさえ
そう思ってしまうのだから、それが事実であるのはしかたない。
ベスト8では真の実力が問われると思う。
そう、その確たる強さを持ち合わせていたのが
ただ岐阜城北であった。。。
それぐらい実力差はあったのかもしれない。
残念、神港学園。。。ここまで本当によく頑張ってくれた!!
第2試合 三連投にやはり疲れが?!斉藤投手力尽きる
早稲田実業(東京) 3 - 13 横浜(神奈川)
早稲田実業の選手全員から感じたのは
全員疲れている。
もうそれが目に見えてわかる、あまりにも悲惨である。
高校野球の日程上しかたないのであるが、
これが早稲田実業の実力ではないことは確実である。
横浜は強い。
確かに強く、総合力でも早稲田実業より上かもしれない。
それでもここまで大差が開くほどの実力差でない。
投手力やそのときの調子如何によっては
どっちが勝ってもおかしくないのである。
それが結果これだけ大雑把な試合になり、
選手の疲労感ばかりが悲惨さを呼ぶ結果に。。。
試合内容について全く語ることはない。
ただ二日間で334球を投げた早稲田実業・斎藤投手。
さらに今日も斎藤投手が先発。。。
早稲田実業はすべて斎藤投手に託すしかないチームであった。
しかしトーナメント制度、高校野球の実情では
それだけでは優勝できない。。。しかたないことであろう。
最後の最後で少し残念な結果になった。
~第9日目感想~
少し残念な試合が目立ったベスト8の二試合。
観ていてあまり熱くなれないのは事実。。。
ちょっと残念な結果になったのは
それまでの試合があまりにも感動劇を生みすぎた
代償なのか?
トーナメント制、日程の縛りなどなど
戦い方がへたかうまいかの差を明らかに
表れる試合になった。
それも結論からいうと結局実力なんです。
うーん。。。悩ましいですね。。。今日は。