人生の二周目に、特殊能力は必要ない、という話~陽丸Cafe パニーニFES. ライブ終演後 | ライブハウスの最後尾より

ライブハウスの最後尾より

邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/

 

 

満身創痍な者です。

 

 

朝から足を攣ったと思ったら、一日中腹具合が悪く、変な時間に気絶したように寝てしまったせいで頭もボーっとしています。

 

 

何だろう。昨日のライブで得た収穫に対する反動でしょうか。なら、仕方がないです。

 

 

というわけで、昨日の続きです。

 

 

ライブ終演後、数人の出演者―――よしかねたくろうさん、山本悠介さん、マツモトコウジさん、後藤克徳さん、かん。くん、と共に、軽い打ち上げを行いました。

 

 

ミュージシャン同士が集まって、今後の活動のことや将来どんな風になっていきたいのかという話になりました。

 

 

やはり、表現者らしいというか、話を聞いていると、どことなく空気が『情熱大陸』とか『プロフェッショナルの流儀』っぽくなることが面白くて、どんどんトークが転がっていく、大変刺激的な空間でした。

 

 

その中で、『人生二周目』という話題があって、これがとても興味深かったです。

 

 

ある方は、音楽活動として、全国流通の盤も出し、ツアーも行い、音楽によってたくさんの繋がりを得たところから、再び新たな活動を始めることが『二周目』だと言い、

 

またある方は、音楽と関係のない仕事に一つ区切りをつけ、音楽活動一本でやっていく決意を固めたところから、二周目が始まったとおっしゃっていて、

 

そして、一人の人間を育て切ったところから、また子宝に恵まれ、『二周目』が始まっていったという方もいらっしゃいました。

 

 

そんな話を聞きながら思ったのは、「やっぱり、人生に巻き戻し機能はいらないな」ということでした。

 

 

TVゲームでいうところの『強くてニューゲーム』を現実で行うのに、リセットボタンはいらないのです。

 

 

以前から、創作や、ちょっとした話題の肴に「人生でやり直すなら、いつがいいか」なんてことに「やり直したい時期なんかない」と、なんとなく思っていたので、そこがより、鮮明になりました。

 

 

決して後戻りしない、一直線に進み続ける時間の中でも、十分に『二周』することはできます。行き過ぎてしまった過去への後悔を抱え続けながら、未来がやり直しを許してくれます。

 

 

こう書いている俺の人生は一周目です。ただし、18歳までが何もしなかった『ゼロ周目』だったので、実質二周目です。

 

 

人との付き合い方も、遊び方も、音楽的なあれこれも、だいたい、これこれに書いた通り、ほとんどゼロからのリスタートです。

 

 

26にして、実質8歳です。まだようやく喋り方を覚え始めたところといった気持ちで、やっていきます。

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