改めてブログを書く意味について~今池3STAR 対バンライブ 『Golden Time』 | ライブハウスの最後尾より

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邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/


飴にむせた者です。


どんな状況だよと思われたでしょうが俺にもよく分かりません。


昨日は、ライブの熱気にむせてきました。


今池3STAR 企画『Golden Time』


名古屋市営地下鉄東山線および桜通線今池駅の七番出口から徒歩三分足らずのところにある、ロック系のバンドに対して強みを持っている箱です。


当最後尾では二年ぶりのようです。


さて、一組ずつ紹介していきます。


Act.01ONIGIRI


Twitter


まずはTwitterを見に行ってください。


―――行きましたか。


俺は、この格好で歌うのだと思っていました。なかなか面白そうじゃないかと。


しかし、違った。この人は喋る人だった。


突然始まった漫談(のような何か)、一発ギャグ(だと思われる何か)、突然のブリッジ、逆ギレ、おにぎり。


正直、申し訳なかったです。↑のようなものがくるとは思っていなかったので、俺とほかのお客さんも含め、なんかポカーンとしたまま終わってしまいました。




Some old Riotのフロントマンの顔もちゃんとある。ちゃんとした音楽人のようです。良かった。



Act.02ANCIENT BLUE


リーダー奈津紀さんのTwitter



THE LUCENT ORCHIDというバンドから新ボーカルを迎えた新体制で、ライブは二回目だそうです。


ぱっと見た感じではゴリゴリした音楽をやるのかと思いきや、案外リズムが丸い曲もあって柔らかいボーカルと相俟ってなかなか意外でした。


もう一つの意外性は、MCの丁寧さ。


いや、ぶっきらぼうなタイプを予想していたわけではないですが、ロックバンドの煽る感じが一切ない、まるで政治家後援会の講演司会みたいで、面白かった。それが味だと思うので続けてほしいです。


少し緊張されていたかなという印象でした。まだライブの数が少ないから、もっと楽しい雰囲気が前面に出てきたらいいと思いました。



Act.03COSMIC WONDER LOUD


Twitter


ブログが惰性のルーティンと化せば、とっととやめる所存です。


たとえ拙い演奏であったり、自分の趣味に完全合致する音楽性で無かったとしてもーーーいや、そんなときこそ、その音楽に見えた一瞬の光を拾い上げ、心にしまってネットにアップしたいと思います。


このバンドの光は、フロントマン古市大介の長い前髪に隠れた鋭い眼孔から感じました。


シャイで人見知りと思われる口調から、音楽を通じて他者と自分を強く結びつけることができた喜びを口にしたあと始まった歌に、思わず涙が出ました。


メロディ、歌詞に底なしのセンスを感じ、思わずアクト終演後に彼らを捕まえて話し込んでしまいました。これがあるから、ライブハウスにいくのはやめられません。


Act.04Aside borderline


まさにこのライブハウスが得意とするところのラウドでアッパーで激情型な四人組。


メッセージ性が強く出た曲たちで、月曜のまだ寝起き状態なフロアのテンションを上げていました。


こういう、沸騰しながら圧が強すぎず排他的では無い感じは、日本のライブ空間が育んでくれるものだと思います。


たとえMCが噛み噛みでも、決して冷めない―――といって熱狂し過ぎないお客さんの空気感、俺はけっこう好きです。