バンドが好きです。~本日の曲 LAMP IN TELLEN『innocence』 | ライブハウスの最後尾より

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邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/


去年からピアノを始めた者です。


25からでも弾けるのかというと、「練習すればね」としか答えられませんが、結局何か、練習を強制させる程度の目的がないと難しいものがあろうと思います。


俺の場合ですと、なんだかんだで音楽をやる上で、いろいろな楽器を自分で演奏しなければいけないというのがあります。


→こっちの方でいくつか置いてある楽曲の数々、もちろん打ち込みもありますが、大体は自分で演奏しています。何故なら、弾いてくれる人がいないから。


昨年バンドを組もうと思い立ち動いてみましたが、それで分かったのは、バンドというのは組もうと思って組めるものではなく、組めたとしても続けることが大層難しいということです。


アマチュアのライブハウスで、いくつものバンドができては解散を繰り返すのをたくさん目撃してきて、「なんでああも簡単に作ってきたものを崩してしまうんだろう。のんびりでもいいからやっていけばいいのに」と思ったこともありましたが、どうやらそれも難しいようだということが分かってきました。


そもそも、音楽性なんて物の前に生き方からして違う別々の人間が一つの旗の下に何年も歩を合わせていくというのが奇跡です。


BUMP OF CHICKENが今日これほど支持されるのは、何より彼らがそんな“奇跡”を続けてきたからにほかならない。


バンドは俺にとって、“夢”です。夢というのは、すぐにでも叶えられる目標ではない、到底実現不可能な、人から「そんなの無理だろう」と指差されて笑われるような、そんなものだと思っています。だから、バンドは“夢”と呼べます。


俺にとっては遠い遠い憧れでしかない幻想を現実にしているバンドが、今もあります。





LAMP IN TELLENは、続けてきただけじゃない。かつての仲間を呼び戻し、三人体制から四人組のバンドへと奏でる音を進化させながら続いている奇跡の一つです。


あと、これほど真っ正直にギターロックできるバンドは、今の世の中貴重です。Vo.松本大さんの一聴しただけで物が違うと思わせる歌声もですが、この真っ当なロックバンドの音に、俺は限りないロマンを感じます。