深夜3時半。
今日もこんな中途半端な時間に目が覚めた。
少しでも睡眠時間を確保しようと早く寝ても、早
く寝ただけ早く起きる。
それから3時間、目を瞑っても頭が働き始め、思考
がグルグルと回り始め、嫌なことばかりが頭に浮
かぶ。
家族との言い争いの場面、うまくいかない仕事の
こと、自分の過去の行動の後悔、そして周りから
責められる不安、等。
結局、寝たのか寝てないのか分からないまま、少
しずつ夜が更け、鳥のさえずりが聞こえ、セット
したアラームの時間を迎える。
今日も眠れなかった、と朝からテンション下が
る。
睡眠不足の辛さは分からない人にはいくら言って
も響かず、だからといってそれを理由に自分の失
敗の理由にはできない、そんなプレッシャーを抱
えながら仕事に励まなければならない。
うつ病の方の社会復帰が難しい理由の一つに睡眠
不足は必ず入るだろう、そんな気がした。
今日もまた眠気を押し殺しての仕事に気が滅入
る。
日中でも前頭部がずっとモヤモヤと雲がかかって
クリアにならず、視界が狭く、何か目の前で起こ
っても即座に反応する自信はない。
例えて言うなら500gくらい豆腐をマシマシで脳
みそに追加したような頭重感を感じながら一日を
過ごすことになる。
それでも眠剤に頼りたくない。
自分自身で解決法を探したいと思っている。
今日もまた、夜中に目が覚めるのだろうけれど。