もちろん、プレイヤー誌の
広告 の 片すみ とかで
見かけ たりは してて、
知識と しても まったく
知らな かった ってな
わけでは なかったん
だけど、
確っ実に、背中は
押され
ました ね、ええ。
なんで 購入 は、たぶん
十代終わりごろ あたり……。
ちなみに 動画中の アンプマン、
のちの 三宅 伸治くん
そのひと です、はい。
いざ 買っては みたけど
フェンダー チャンプと
おんなじ で、ボリューム
上げるしか 歪ませ られ
なくて、ふんでも こいつ、
スタジオ 入ると 逆に
出音が 足り ないんで
なんぼ フル UPの
ギャン歪みに しても
そりゃあ 他楽器 の
通常アンプ あたりに は
音負け しちゃうん で、
そこでも ほぼほぼ
つかえ ないのね。
ハコに 入ると
生ドラムに も および
かねる っていう。
で、やむなく 外で 練習
する ときとか に
持ってく ぐらいで 自宅
とかでは あんまり 鳴らさ
なく なっ ちゃって、でも、
そののち も いろいろ
と 手持ちの アンプ とか
買い替え ては いったんだ
けれど、けっきょく
最後ま で 手ばなす
ことが なかった のって、
こいつ と
この ディフォルメ フェンダーの
ミニツイン だけ だったり。
で、出音が まるまる
おもちゃ っぽくって
まともに つかう ことも
なかった けれど、いち応、
おもちゃな ディフォルメ
アンプ なりに ボリューム
ゲイン トーン の 稼働域
だけは ついてる こちらの
ミニツインと、操作 性の
よろしく ない 仔ブタ
くんとで、なら、こいつら、
ニコイチに しちゃえば
出音も 使い 勝手も、
どっちも 向上 させる
ことが できるんじゃ
ねえ? って ステレオ
モノラル の 変換 端子
自作 して、ミニアンプ
側の ヘッドフォン の
ところ から 仔ピグの
ジャックに つなげて
みたりね。
やった 感じは それほど
わるく なかった ように
思うん だけど、ニコイチ
に したぶん、きっちり
お互い の 良さ ともども
ウィークポイント なんかも
ニコイチ化 しちゃって、
これって いう ベストな
結果に ならなかった って
記憶が。
それに、
……めんどくさい。
おんなじ 手法で VOXの
アンプラグ、仔ピグに
つなげてた 時期 とかも
あったんだ けれど、おんなじ
ような 理由 から こっちも
つかわな く なっ ちゃって。
で、Aさん ご誕生 から やっと
その道 あきらめたの で
ほとんどの 機材 売って
数十年 ほど、手なぐさみ
程度に ↑ こいつ だけを
気の むいた ときに
気のむいた とき だけ
ぺろんぺろん やるって
日々が けっこう 続きー
のの。
で、就業 事故から 足
やって、けっこう 長い
あいだ、まあ、自分で は
充分 知ってる つもりで
いたんだ けれど、身を
もって、こうまで って ぐらい
ほんとうの 世間って やつを
見せつけ られ ちまって、
いよいよ 精神 的に あ、
おれ、やべえ、このまま じゃ
ほんとに つぶれっ ちまう
って 自己認識 できた
ほどには いよいよ
追いつめ られちゃった
その ときに、まあ、
手え さし出して くれたの
が、音楽 だけだった って
いう。
脳内 プレイヤー で
ふるい なじみの 曲
たちが 時、場所 かまわず
勝手に アタマの なかで
鳴り 響き 出して、あ、
この曲 弾けんなあ、ここ
よく でたらめ に コピー
して 運指の 練習 とか
やったよ なあ、とか、
……もう、いっそ ダメなん
なら、もっかい やって
みようか なあ って。
よお、お帰り
どうだい? やっと 身に
しみたかい?
って 感覚 だった。
そうだ ねえ。よくよく
考えて みりゃ、いち番
最初に、じゃあ、機材、どう
しようか? って、復活 の
道すじ 考え はじめ
たの、ああ、ピグ、なんとか
しなきゃ なあ って
こと だった ねえ。
まあ、よっぽど 愛憎
深かったん だろう けど。
各部に うっすら サビ色
あたりも 浮いて きてるし、
なんか、好きなの に
このまま つかい切って
やれない まま、このまま
朽ちさせ ちまうん じゃ、
なんか いやだな って
いう。
で、新ピグ あたりを
買い増し して 部品
取り とか して 移植
して みようか? とかって
考え たりも してたんだ
けれど、そんなら、2代目
ピグと して ふつーに 新品
つかってく ほうが 理屈に
あうんじゃ ね? とか
ね。
↑
ま、実際、その後 2代目と
なる 新ピグ くんを
手に入れ ちゃったり も
しちゃうんだ けれど。
あ、そうそう。
まあ、だいたい 当時の
ギターメディア あたりが
まいて いたんだ けれど、
仔ピグに 関して ちょっと
これ、デマ、と までは
いわない けれど、正確な
情報 って わけでも
なかった ろう? って
やつが ほんと ここん
とこ、って いうか、
へっぽこ 復活 してから
こちら、仔ピグを もう
メインの アンプか ってえ
ぐらいの 頻度で つかい
はじめたん で いろいろ
いじったり するに つれ、
どんどん それが ぼんやり
ながらも わかって きて。
あのね?
「 基本 ピグ って
こもり系の サウンド
だけど 扉あけて
プレイ すれば 難なく
ハイが 出るから 結果と
して 2種類 の サウンド
が楽しめる し、そのまま
ぱこぱこ やったり、横に
寝かせて スピーカー部
足の 裏で 開いた閉じた
させる ことで ワウ
っぽく つかう ことも
できるんだ よ~ 」
とかって ねえ、
……ほとんど デマよねえ。
いや、基本が デマ?
そもそも 仔ピグの 箱の
なかって、アダプター
もしくは 予備の 電池、
それと ギターシールド
いれて 最小限の 装備を
収納 させての 持ち運びが
可能って 仕様で あって、
フタ あけて こもりと
ハイ高 の 2種類の
音で 鳴らしま しょう
ってのが 邪道 ってか
たぶん、設計 「 外 」
なんだよ ね。
これねえ、仔ピグに
↓
ヘッド フォンの 端子
増設 してみて はじめて
理解 できたん だけど、
仔ピグの 「 音 」 って、
あの 箱が あるから
こその あの 音質 なんで
あって、ヘッド フォンで
直接 ピグ基板の 「 音 」
聞くと えらいこと
キンキン の かっちかち
サウンド なのね。これ
つまり、ピグ箱 全開に
して 鳴らしている 音質
あたりと、ほとんど
おんなじ 出音な の。
つまり、仔ピグの あの
「 音 」 は あの 箱を
しっかり 計算に いれて
出されて いるって わけ。
それは つまり、仔ピグに
ヘッドフォン つけたり
箱あけて 鳴らしたり
するって こと、それは
べつに、仔ピグじゃ
なくても そこらの ミニ
アンプでも 充分 出せる
音 なんじゃ ね? って
ことで、
「 ピグである理由 」
そのもの を 否定する
「 音 」 で あると。
なにせ、
↓
386の 手作り ミニ
アンプ でも それっぽい
「 音 」 以上に は
シロート の へっぽこ
作業で あっても わりと
手軽 に 作り出せるって
機能な わけ なんで。
第いち、こんだけ 世間に
乞われ、いまや ほとんどの
小型な アンプに ふつーに
標準で 装備 されて さえ
いるのに、この 仔ピグに
だけは ヘッド フォン
ジャック、いまだに つけて
ない 設計の ままって、
これ、メーカーと して
「 それ、不可な音 」
って、あらかじ め、判断
してるって 話じゃ ない?
ま、考えて みれば、足で
踏んで ワウに しろって
話 なんかも、それは
それで、たいがい、仔ピグと
その 設計者 方々 に
失礼 では あるわよ ねえ。
ま、それも、いまや
むかしの 話 なん
だけど。
ああ、へっぽこ 流の
そこそこ な 音域 まで
ふつーに 出せる 仔ピグ
の 鳴らし方、みたいな
やつ、どうせ なら
ちょっと ご披露 しときま
しょうか?
ノーマル な クリーン
仔ピグ でも、最低 限、
その ギターに 本来
そなわって いる ハイ
程度は、仔ピグ 単体でも
そこそこ 出せるんだ よ?
まあ、ギター弾く 基本の
とおり なんだけ ど、
意識 して リアPU
付近、それも、なるべく
ブリッジ 側に ピッキング
ポイント おいて 弾く。
それだけ。
ある意味 仔ピグ って
非常に 正直な アンプで
ねえ。
これ、
フェンダー とか VOX、
マーシャル あたりの
いわゆる 電子 的に
ガンガン に ハイを
上げられ る ように
つくられ た アンプたち
とは ちがって、ギターの
「 素の音 」 を 出す
だけに 良くも わるくも
特化 されてる アンプ、
ことに ふるい アンプ
あたり では、ごく 常識
的で さえ あった、ほんと
基本の テクニック で。
なんで、あちゃらの ふるい
動画で みる 歌番組 の
オールディズな バンドの
ギタリスト 方々 あたり、
なんぼ ごつい 身体つき
してても、どうにか 腕を
たたんで、ややも すると
自分 から、すき 好んで
窮屈 そうに したがって
いると しか 見えない
ような 姿勢で ギター
弾いて いたり してるの
ね。とくに セレクター、
ハーフ ポジションで
弾きたい 場合 あたり、
フロントPU 付近、もっと
言えば、ネック 側で
ピッキング するか、
ブリッジ よりに
ピッキング するかで
如実に 音色 かわるか
ら。
テレキャス とかの
フロント & リアの
ハーフポジションで なら
なおの こと。
まあ、単純な 話、
ミックス ポジションで
ならば より 明確 に、
フロント PUと
リア PU、さて どの
あたりを ピッキング
すれば、どちらの PUが
より 多く 音の 粒子を
拾う ことが できるで
しょうって こと。
いくら ミックス音 っても、
そりゃあ、ブリッジ 付近で
ピッキング して より
多く、リア PUの、
しかも リア位置 に
音 拾って もらった
ほうが、リアPU っぽい
音は 増えるわよ ねえ?
弦も リア位置で はじく
ほうが、しっかり 固いめ
の 音にも なるし。
一石 二鳥。
で、キースリチャーズ とか
ソウル・フラワー・ユニオンの
中川敬 あたりが 得意と
して いるんだけ ど、
逆に あえて 押弦 してる
指板の 指、すぐそば
付近で ピッキング する
ことで、固めで いて
軽い 音色 あたりに
コントロール して 鳴らす
なんて ことも 可能。
なんで たぶん、こちらの
ブゲラ ちゃんの
「なんか 音 こもって ね?」
ってな 評価の 一端
なんかも おそらく その
あたり かな? と。
ね?
基本が ちがうの よ。
ぶりてぃっしゅ な
アンプメーカー 方々 が
その 当時、各社 間で
おもくそ 競争 しちゃって
たんで、モア パワー と
モア オリジナリティ を
追及 して いった 結果、
ハイ高じゃ ないと ギター
アンプじゃ ない、みたいな
ある種の 誤解を 生んで
いった って わけなの ね。
そもそも アンプ なんてな
ただの 「 音 」 に 対する
増幅装置な だけ なんで。
よく、ギタリスト
たるもの ふるい 真空管
アンプで 練習 しなきゃ
腕も 耳も わるく なる、
な~んて 言われた り
するのも、べつに 腕も
名もある 歳の いった
すご腕 ギタリスト 方々
からの 古くさ い イヤミ
とか ヒガミ とかでも なくて、
まっとう な ピッキング
ポイント を 曲に
あわせて まっとう に
さがし 出せる ように なり
ましょう ってえ あたりが
その 理屈。
↑
こちらに も すでに
書いては いるけど、基本、
フェンダー とかの ハイ高
な ぶりてぃっしゅ 系
アンプ 陣って、ようは
増幅 回路の ほかにも
トーン 系を がっちょり
効かせ られる ように
最初 っから エフェクターと
しての イコライザー も 組み
込んで いるって 仕様な
わけで、もちろん、それらを
逆説 的に 用いて、
仔ピグに イコライザー
噛まして 鳴らすと
そこそこ ぶりてぃっしゅ
アンプ っぽい、上から
下まで 非常に 通りの
いい サウンドが 作れる
ようにも なる ことは
なるんだ けれど、
それでも やっぱ、シンプル
機材で ばっつり いい音
キメられ る ギタリスト
って、あこがれ ちゃうし
ねえ。
すこしでも そんな 方々に
近づき たくも あり。
まあ、べっぴん オンナ爪
だし、はなから 近づき
ようも ないんだか ら
どうせ なら、自分 なりの
弾き方 とか きわめて
みたいな、なんての が
やっぱ 欲 として、胸の
下の 奥まった 場所
あたりで 気づくと いつも
隠れて こっち のぞいて
いたりで、まあ、それも
あって、自分も 仔ピグで
さらっと いい音 いつでも
出せるように なりたい ぞ
って、こうまで やって
きちゃったの かも しんない
けれど。
ま、そんな 気分で
きょうも 鳴らすの
ピグノーズ。
いつまで たっても
へったくそだな テメエは
ようっ なんて 毎度
自分に なげき ながら
ねー。
……その点 考えると、こと
クリーン&クランチ って
音色 だけに こだわって
言えば、仔ピグ、シングル
PUな ギターの ほうが
扱い やすいっちゃ 扱い
やすいって 言えちゃう
かもね。より 気楽に
高音域 とか 出てくれ
るんで。2ハムの ギター
あたりで ハイのいい 音
出そうと すると、さらに
ブタ鼻 しぼって 歪みと
ともに 余分な ローを
出さない ように 音量
コントロール しといた
うえで、がっつり 意識
して、ブリッジ 側に
ピッキングの ポイント、
もって こなきゃ いけなく
なるし。
ま、あくまで それも
クリーン&クランチ な
ピグサウンドに 限った 話。
さてさて それでは ピグ話、
以上 本編、これにて 全
5回分で
ございました~ m(_ _)m
……う~ん、いよいよ うちの
新ピグ くんも なんかの
ついでに こないだ さくっと
ノーマル に もどした
ことだし、そろそろ Bさんに
でも これ、ゆずって
やりますか ね~ っと。
な~んか 今年の 春って
いや~に 空気、乾燥
してない? 気づいて
みたら 革道具 どもが
えっらく ペラく なって
きちゃって て、もう
いまから じゃ 半年 も
もちそうに ないから
こないだ 猫ばあ号 の
散歩の あと、梅雨まえ
だけど 思い 切って オイル
塗りぬり しちゃったんだ
けれど、
からっ梅雨……か。
そのぶん 夏とか秋冬に
荒れるんだよね……。
いち応 次回も ピグ話の
おまけ? ってか、ピグや
386に 限りなく 近い、あの
極小型アンプの 登場
なんかを 予定 して
おりますです、はい。
ではでは~。