楕円球空間 -71ページ目

世界一周西回り2〜ドレスデン編〜

昨日から会議は開始。

全体に少しづつ進んでいるが、大きな視点でみれば何か一発ブレイクスルーが必要だな、と改めて実感。ただ、米系の声だけ大きいトンデモ系の連中(これがN系の雑誌に載るので困るんだが)の仕事の信頼性への疑問がだんだん大きくなってきたのは、自分がずっと言い続けてきたことなのでよい傾向だ。

ドレスデンは既に冬で気温は12度/6度とか。ゲストハウスは快適で問題ないが外は結構寒い。一番驚くのは朝の6時半から工事が始まること。ゲストハウスの拡充をするようで新棟が建設されているんだが、その工事が6時半に開始されるのでそれで起床する(笑い)。さすが元共産圏。

昨晩は親友G氏に教えてもらったPaul Rackwitzというビアシュトゥーべで一杯(いや二杯)、うまいビールをひっかけたが、今日はG氏グループの友人たちとどこかに呑みに行く予定。

世界一周西回り1

日曜から2週間の予定で出発。

ドレスデン・アリゾナと2連戦で学会があり、招待されているので参加。日本に帰ってくると時間もお金も体力もいるのでそのまま西回り世界一周に挑戦。フランクフルトからドレスデンへの機内で某ノーベル賞教授に会って驚く(まあ同じ会議にでるのでありえるが)。簡単に挨拶して終了。

ドレスデンは多分3回目。来るたびに街はきれいになる。空港からはSバーンとトラムを乗り継いでマックス=プランク研のゲストハウスへ。ホテルよりもこっちがいい、と希望して確保してもらった。部屋はめちゃめちゃ広い(部屋と言うよりも家。リビングとダイニングと寝室が独立した80m^2くらいの家)。優遇してもらった。

日曜の20時くらいについたのでレセプションに遅刻したが、意外な知り合いにもあって驚く。今日から会議。自分の出番は金曜日。途中、97年のマックス=プランク(固体)研で指導教員だったW先生にもご挨拶する予定だし、ドイツ料理を食べまくる予定だし、夜にはオペラにも行く予定。レーゲンスブルク滞在時に一方ならぬお世話になったG氏との再会も楽しみ。なんだか(日本でのズブズブ具合とは打って変わって)楽しいことばっかりかも。

最近の私

毎度バカバカしいごたごたでずいぶんと消耗したがなんとか事態は収束できそうだ。やっぱり色々とカルチャーの違いを感じざるを得ない。

そんな中、シェイクスピアを読みだした。滞米中、「アンナ・ボレーナ」を聴くことがあった(歌はネトレプコ)。音楽はサイテーだが歌はサイコー。で筋書きが「ヘンリー8世」なので、以前からシェイクスピア全巻読破を目指していたので遂に開始した、ということ。

その「ヘンリー8世」、正直シェイクスピアにしては駄作。なんだか登場人物の掘り込みが甘く、今読み出した「リチャード3世」に比べて出来の悪さは明確(まぁリチャード3世は名作だと思うが)。なんだか音楽がいまいちのグランドオペラみたい、と思ったら「アンナ・ボレーナ」と同じか・・・。とにかく全巻読むのが楽しみ。

他では論文の直しと新しい論文の執筆と学生の論文の修正で忙しい。実験も佳境で忙しい(アメリカでの結果が再現したりしなかったりで解釈できない)。来週からは2週間の海外出張。年末に向けてめちゃくちゃ忙しいのでちょっと覚悟しないと。

0655と2355

最近のお気に入り。

NHK教育テレビの5分番組だが、最近のNHKは乗っている。サラリーマンNEOもすごいが、5分の番組にこれだけエネルギーと工夫と(あと多分予算も)投入するなんてすごい。内容凝縮で笑いも温かみもあって素晴らしい。早起きしたくなった。

「週末」

ベルンハルト・シュリンクの新作。

前作「帰郷者」が超駄作だっただけに不安を抱えて購入した本作だが、まずまずの佳作、というところか。ネットでは「赤軍に関わったこともなければデモにもほとんど参加しなかったシュリンクに何がわかるか」という批判もあったが、作家は想像力が命なわけで、体験してないことは書けません、というのでは失格であると思っているので全く的外れな批判だ。

8月末の学会への移動の最中に読んだので大分直後の読後感が薄まっているので、今日はこれ以上書かないが、登場人物像がそれぞれ明確で、人間の弱さと再生への意思がよく表現されていると思う。

帰国

昨日無事帰国。

やっぱりラボと家を往復するだけ、がほとんどで、ある意味正しい米国研究生活だったと思う(笑い)。成果もまずまず出たしよい滞在だったかな。また機会があれば行く、かな?

今日からさっそく通常業務。山のような雑用を4時間で一気に終わらせた。

さらに続き

残り時間は少なくなってきた。

対照実験をいろいろ工夫して、80%くらいまで自信は高まってきたが、まだ80%とも言える。

いじってみて分かったが、サージ対策はかなりしっかりやっているが、ノイズ対策は多分うちのほうが上。それはうちのほうが微小信号を測定する実験系だから。ということでこれ以上ははっきりしたことは言えないかなぁ、というところ。残りは日本でしっかり追試かな、という感じ。

今日はセミナーを40分ほど。いつものDirac電子系の話。結構質疑で盛り上がって楽しかった。

実験の続き

最初30%くらいだった自信は、70%くらいまでには高まった。今までの実験結果でお互い矛盾するようなところはない。ひょっとするとひょっとするかも。

実験の成功を祝して(というわけではないが)、フェンウェイ・パーク第三弾。Gozalezのグリーンモンスター超えのホームランあり(後ろの席の「通」なオジサン2人とハイタッチしてしまった)、オリオールズの監督の退場劇あり、落球あり、送球ミスあり、の忙しい試合だったが、Pappelbonが出てきて勝った!と思ったのに。最後はそのPappelbonが打たれるというおまけ付き。Life is tough....でもめちゃめちゃ楽しめた。

実験がうまく行って、野球も楽しくて、アメリカラブ度が上がっているような気がする(自分的にはありえない展開のはずなのでちょっと危険(笑い))。

プリマスに行く

待ち時間に土曜日のことを。

サウスステーションからバスに乗ってプリマスへ。メイフラワー号が目的。1時間ほどでプリマスのバス停に着き、15分ほど待って市内へのバスに乗る。

プリマスは湘南海岸(特に鵠沼のへん)の趣。分かる人にはわかるはず。海と瀟洒な家とファミレス風のレストラン。ただ湘南ほどあざとくない。じつはこのファミレス風のレストランは結構うまく、今までで一番うまいクラムチャウダーが食べられた。お腹いっぱいで4ドル。これはお値打ち。

メイフラワー号を見学し、あまりの住環境の過酷さに(予想はしていたが)驚愕。これで66日間航海なんてありえない。昔の人は勇気あったのね~、というところ。今なら月に移住するくらいの覚悟か?

見学後、プリマスロックという、はじめてピューリタンがアメリカの地を踏んだという岩も見学。しかしここは世界三大がっかり名所もびっくりのガッカリぶり。居合わせたヤンキーガールもあっけに取られたあと、失笑。そして僕と顔を見合わせて爆笑。本当にガッカリ。おまけにどうも所謂「お宮の松」らしい。

街(小さい町だが)を見て回ってバスで帰る。バスの時間を1時間早めたが問題なく乗せてくれた(バスはちゃんと時間予約制)。アメリカって田舎に行くと極端に親切になる。都会との落差が凄い。

実験2

昨日から断続的にずっとやっているような感じ。

何か出ている感じ(ノイズというか、変なスパイクが時々でるんだが)。まともなデータに見える。が、自然の神様は女神なので、ここでうまく行ったと早合点してはいけない。Control Experimentは必須。

久々の実験生活は体力の衰えもあり、けっこう大変。みなさ~ん、海外で実験するのは若いうちですよ!