2023、気がつけばもう2月も3分の1が過ぎようとしている。
早過ぎだ。
新型コロナお正月を過ごした僕は、体内アルコール消毒も解禁ですっかり元気になった。
そんな僕だが、年明け早々初体験をすることになる。
バレエ観覧である。
奥さんが昨年からバレエストレッチを習っていて、それを教えて頂いている先生が出演されるということで初観覧となった。
奥さんもバレエの舞台を見るのは初めて。
まず、ストーリーのナレーションがあり、幕が上がると演舞が始まる。
これが素晴らしく、とにかく見入ってしまう。
とくに奥さんにストレッチを教えて頂いている先生の演舞が、群を抜いてしなやかで、まるで無重力かのようである。
そんな感動ものの初体験をしている僕に悪夢が襲いかかる。
新型コロナの唯一の後遺症、咳がしたくてたまらないというやつだ。
バレエというものはセリフがなく、舞踊と音楽でストーリーを表現する。
流れる音楽にももちろん抑揚があり、激しい時や静かな時があるのだけど、その静かな時に限って咳が出そうになるのである。
というか、出る(涙)
コンコン。
これくらいならまだいいけど、我慢しようとすると、それが裏目にでてしまい、ビッグウェーブがやってきて、ゴッフンゴッフンと今のご時世アウトな感じになってしまうのだ。
途中から、この咳との闘いで集中力を切らしてしまった僕は、あぶら汗をかきながら早く終わることを祈るという、この会場で唯一の感情を抱く人間だったことだろう。
バレエを観覧し終え、会場を出たらおもいっきり咳をしてやろう! そう思っていたが、これが腹立つことに出ない。
天邪鬼な人体の不思議に翻弄された年始の出来事であった。
さらにアルコール消毒で体を鍛えなければ!
ポンコツ道は茨の道なのである。