昨日のblogで「WILLは自転車に乗って」なんて書いていましたが、ちゃんとゴールまでたどり着くにはスキルが必要です。

昨日もたくさんのWILLを身に着けていました。

ネックレスはカンボジア女性の貧農と売春から卒業した成果です

 

神田でPEACE PROJECTというNPO法人の活動をされている加藤勉さんを尋ねました。12月にネパールを訪問するツアーをHISスタディツアーさんと一緒に企画していまして、そのご相談でした。ベンさんはビジネスにも国際協力にもケンカにも(たぶん)強い人です。南スーダンへの援助活動や東北震災および熊本震災でのいち早い行動力には脱帽です。社会に貢献したい若者はベンさんの元で経験積むことをお勧めします。そんなベンさんは昨年、日本の子どもたちが使っていたランドセルをネパールに届ける「ランドセルプロジェクト」を立ち上げました。現在は震災の復興支援をはじめ、悪性リンパ腫と戦うレスラー垣原賢人さんのことも応援したり、とてもお忙しい人なのですが、京都生まれ同士ということに甘えて、いろいろ相談したりしています。今回、いいツアーができてきました。12月26日(火)出発、12月30日(土)帰着の5日間のツアーです。学校関係者に超おススメです。

べんさんとの記念撮影はしっかり忘れてました。話に夢中になるとあきません。会ったら最初に撮らねば!!

 

自転車は神田から皇居前を通り過ぎました。

あいかわらず外国人観光客がたくさん旗に連なっていました。

WILLを乗せた自転車は皇居前で一瞬休憩。時には休まないとWILLも自転車も疲れます。ところがこの後、国会議事堂前の信号待ちで、ギアが外れてしまいました。ペダルは全く動きません。車輪だけが空回り。どうやらギアチェンジで何か起きたようです。仕組みはわかっているので、なんとか自力で直せると思い、挑戦してみました。

それがこの状況です。これは持っていたタオルハンカチです。卒業のお祝いにということで、後輩女性からいただいた大切なハンカチが、オイルで真っ黒に。もちろん、私の両手も真っ黒です。うっかり汗をふいたおでこも黒くなっていました。国会議事堂前のSP警察官に助けを求め、二人の超イケメン警察官が両手と制服を汚しながら必死で手伝ってくれましたが、10分後「あきらめた方がいいです」と。。。帰り際には「ギアチェンジは、止まって状態ではだめですよ、必ず漕ぎながらです、気を付けて。」

はい、おっしゃるとおりでございます。どうもすみません。横着して走ってしまいました。

 

そこからは自転車を押しながら赤坂bizタワーへ。下りだったのが幸運でした。ひたすら自転車を押しながら歩きました。遅刻して、両手真っ黒で、ビル受付でも「どうぞお使いください」とティッシュいただいたようなわたしを、超笑顔で迎えてくれた寛大な心の持ち主と打ち合わせでした。

打合せのあと、約2キロ離れた自転車やさんに向かい、修理してもらいました。昨日のblogでは「交通費が浮く」と書きましたが、「交通費が浮く日もある」とここで訂正します。ちなみに30分かかった修理代は2400円でした。時間単価にしたら高い???そんなことないです。横着したための勉強代と、修理してもらえてよかったという気持ちから考えると、その倍あってもおかしくないです。

ということで昨日の学びは、知識とスキルと経験が大切だということです。自分のWILLなしで、他人のWILLを背負って進むためには、方向を間違わないでしっかり漕いでいかなければなりません。地図は用意していました。自転車の仕組みも知識として理解していました。多少の修理は経験もありました。でも初心の初心である、ギアチェンジをうっかりしちゃいました。いまはまさにわたしのギアチェンジ時期。警察官の言葉は何気ない声かけでしたが実は深い意味をもたらせました。

「ギアチェンジは、止まった状態ではだめですよ、必ず漕ぎながらです、気を付けて。」

 

自転車は直りましたので

わたしは今日も元気です爆  笑