最近、都内の移動は出来る限り自転車にしています。体を使う機会が増える、交通費がかからない、都内の地理に強くなる、などのメリットがあります。そのうえ、便利な生活から少し抜け出すことができます。ところが問題もありまして。1つは時間が読みにくいところ。まだ自転車移動の初心者なので、遠回りもするし、信号が多くて止まりながらいくところとそうでないところがあり、何回か遅刻しました。次が駐輪場が見つからないこと。都心は路上駐輪するとすぐ貼り紙やら撤去やらあります。かといって駐輪場は見つかりにくいです。最後が事故の危険。自分の安全運転だけでは防げません。

ちょいと新橋まで自転車で行ったのですが、同じ距離でも昼間は50分かかったのに、夜は30分でした。理由はこれ。

 

いま、都心では車道に自転車ゾーンができているのですが、駐停車禁止にもかかわらずいっぱい止まってます。避けながら走るのはドキドキです。

左折の車にも注意です。巻き込まれたらあきません。

 

そんなこんなで、新橋に到着。

前職の親会社やグループ会社のダイバーシティ関係者が壮行会を開催してくださいました。

いつも素敵なお店を紹介してくれるN先輩は、今回も美味しい食事とワインがある隠れ家に連れて行ってくれました。皆さんのパワフルトークや近況を伺いながら楽しさも倍増。1ヶ月やめていたお酒と炭水化物を解禁してしまいました。皆さんから退職の理由やこれからのことをたびたび質問されましたが 毎回うまく答えることができず、しどろもどろになっている私を、先輩が助けてくれました。まるで私の気持ちを全て見通してるかの様に、とても上手く説明してもらいました。たぶん彼女は超能力者だと思います。

グループ全体のダイバーシティを率いておられた男性リーダーからは映画「プリティウーマン」さながら、花束を持って階段を上るという登場でみんなのハートをギュッと掴んでました。さすがです。こんな粋なことができる上司、イクボスとして表彰されていないのが不思議ですよね。そうして退職に至る背景はなんとか説明できたものの、これから何をやりたいかは答えることができません。なぜなら強くこれをやりたい!という気持ちがないからです。

そんな私は他人のWILLにまみれて生きています。幸せに暮らせる社会を作りたい、貧困の村を助けたい、家族を幸せにしたい、リソースのない村で商品を作りたい。そんなアジアやアフリカの女性たちのWILLが私にかぶさってきます。

ネックレスはカンボジア女性の貧農と売春から卒業した成果です

彼女たちのWILLを背負って出来ることをやっていきたいと思います。でも時々不安を感じたり、ざわざわしたりします。そんな私を見越してか 、ぶたのクッキーを差し入れでいただきました。なんて可愛いぶたでしょう!

この豚を食べずに見ているだけで

わたしは今日も元気です