2010年5月30日の朝を迎えています。
なんか、昨日一日精神的におかしかったから、すがすがしい朝がまた違った表情に感じます。
朝ってこんな感じやったっけ?って思います。
先日Belgiumへ旅行に行ってきました。
エリザベス王妃コンクールのファイナリストの公開演奏会(同時に競技会)を聴きに。
以前、12月にもこの国へは友達含め3人で訪れているのですが、今回は一人でした。
3人と、1人では、全然違いました。当たり前の事ですね。
今回の旅も良かったなぁ。って、思います。
まず一泊目は、空港への移動日のためstockholm滞在でした。
もうこの街に足を下ろすのは何度目か。そしてマイペースな行動をしているため、何度来てもこの街を全くまだ周れていません。今回もまた慌ててバタバタ~っと色んなものをいっぺんに見るのは嫌だったので、来る前に予約していた夜のバレエの公演と、スカンセンという野外博物館の二 つをのんびり満喫してきました。どちらも、とっても良い周遊をさせてもらいました。スカンセンには、Swedenの歴史が詰まっていました。今でもですが 土地が貧相なために過ごした大貧困時代の農家の家、昔のswedenスタイルの教会、風車、王の命によって建てられた道路の整備を示す識票。昔の家具屋さ ん、パン屋さん、ビン屋さん、ガラス工場、そしてスカンデシナビアン半島に暮らす動物たちや、年中行事によく使用されてる野外ステージ等がそこにはありま した。思っていた以上に中の敷地が広く、帰りは早い時間に終わる船に乗って宿まで戻らないといけなかったので少し帰り際バタっとしてしまったのですが、そ れでも満喫できました。そこで紹介される昔のswedenは、私にとっては相も変わらずのswedenでした。やっぱりその場所が好きになりました。この 場所での一番の驚きは、動物たちの展示?(館内の一部が動物園のようになっている)の仕方でした。柵で区切られたその先はまるで森で、てんで動物が見当た りません。それでも、Jälvというアナグマのような動物たちがじゃれているところを偶然見かけました。クジャクと野生のリスに道端で会いました。なん か、人というより動物寄りな所やなぁと思って、発想の面白さを体験出来ました。
夜のバレエの公演はまた面白かったです。500円くらいで本物の王立のオペラ座でバレエを見れてしまうなんて、ヨーロッパやなぁって思いました。一番安い 席で周りが空いていたので、結局好きな場所で席二つ分に足伸ばしてもたれかかるようにしてリラックスしながら見れました。演目は「ロミオとジュリエッ ト」。ヨーロッパでバレエの公演を見るのは以前オーストリアへ旅行しに行った以来2回目。日本にもバレエの道を目指してる友達がいて時々発表会観に言って るるのでわりとバレエとは縁深くなってきたかな?と感じてます。そしてバレエ公演はどんどんと好きになってきました。台詞はないので、音楽と、背景と、照 明と、衣装と、小道具大道具と、そして役者の身体表現による演技。めっちゃ泣きました。だって、主演のジュリエット役の人、うま過ぎです。「うまい」って 表現は曖昧すぎるかもしれません。バレエの技術的な事はもちろんのこと、何に感動させられたかって、その方のspiritが魅せてくれました。芸術って良 いなぁ。って改めて思いました。この側にいる限り見失わない気がするなぁ。って、いつも思わせてくれます。
2日目、早朝の便でBelgiumに。
さて、警戒レベルを上げねばなりません。
周りと、自分の。
一日目、youth hostelに昼ごろたどり着いたのですが、ついてそうそうバタンキューでした。それくらいそこまでの行程で緊張したんですね。夜の 演奏会までエネルギー溜めときたかったので、夕方まで寝てから演奏会に出かけました。この日は二人の韓国人の奏者。両者とも20代前半ですでに世界で活躍 している人たちでした。両者とも古典orロマン派のソロ曲、オケとの現代曲、オケとの自由曲という演目が課題です。聞いてる側としては、この演目を見ただ けで贅沢な気分になりました。二人の演奏に対しての自分なりの分析感想をここに入れてもなんだか長くて、よく分からない世界に入って行ってしまいそうなので割愛させて頂きます。
この時に一番感動したのは、ベルギー人(どれくらいの人がそうだったろう?でもフラミーシュ語/ドイツ語をかなりの数耳にしたので恐らくほとんど)の音楽 を聴く姿勢。特に男の人。空間を通して届いてくる音楽を噛みしめながら、時に涙を流す人を多く見ました。この人たち、本当にここに来るのが好きなんや。っ て思いました。何で泣いてるんやろうって思いました。泣かせのラフマニノフのピアノ協奏曲を聴いたからでしょうか?それも幾分かあるかもしれません。 が、、私も何百年も前の手紙が届いたような気がして、結局帰り途で泣いてしまいました。何かが届く、繋がる、出会う、顔を合わす事なく、言葉を交わすこと のない、二度と会う事のない人が残したものを介して、そこで、二度と会う事のない人の心に触れた気がしました。私の涙はただ単純にそれを感じて流れただけ です。他の人はどうだったのでしょう?そんな帰り途は涙に浸る間もなくものすごく恐怖感に包まれた帰途となりました。帰ってまたも、バタンキューです。次 の日起きた後朝食の食卓上で、食べた後にテーブルにうっつぷしてしまいました。でも、それがすごく心地よい時間だったことを今も覚えています。
二日目、前日の安いyouth hostelの部屋はいっぱいで取れなかったので、check out後別のhostelに移動。着いたら、16時まで開かないよって軽く門前払いされました。その際ロビーに少しだけいれたので、その間に何だか溜まっていたものを日記に走り書きしまし た。大まかに、人間の成り立ちと、国が背負う文化性と、そこで生きる人が背負う文化性と、私自身への納得と、日本を外観から捉えた見方と、そんな感じの事 を書いてました。その後、ロビーも追い出された上にものすごい風雨が突然やってきて、私は変な空気の中帰りの航空券をミスプリしてたので、コピー機がある場所を求めてひたすらBrusselの 街中を歩き回りました。少し街の地形に詳しくなりました。そしてやっと宿に帰り、またバタンキューってなりながらそろそろ出かける準備しなきゃってしてた ら、突然部屋に入ってきた人が日本人の方でした。いえ、とっさには分かってないですよ。「hello....Where...are you from?」ってお互い少し半笑いな感じで。会社を辞めて、15歳の時からの夢だったユーラシア大陸横断の旅をしていらっしゃる方でした。人間の根っこの 部分なんか似た匂いのする人でした。この先も5カ月ほど旅を続けはるそうで、まだまだある夢と、書いてはるブログを教えてもらいました。 http://ameblo.jp/theroadtowest/page-1.html#mainものの見方が面白い人だなって思います。二日目は結局その人と演奏会行ってきました。一日目に 感じた恐怖は嘘のようでした。二日目の奏者は20代後半のオランダ人と日本人。って、2日目プログラム持って行くの忘れたので今知りました。隣の席の陽気 なベルギー人は、後者の演奏の方が好きだと言ってました。「何でか分からないけど・・」って。一緒に言った方もそう言っておられました。私は、両者ともが 好きでした。一人目の方は音が多分、あの人にしか出せない音を持っていて、その代わり協調性が無く、少しあくの強い演奏されてるように感じました。二人目 の方は、本当に、謙虚。ソロでは、曲を、作曲者を尊重して個性を消した丁寧な、かっちりした演奏。客席の何人かの方が笑ってるのを見ました。オケでは、周 りの音に異常なほどの神経をとがらした、素晴らしいハーモニーを聴かせて頂きました。
何にせよ、この2日間のこの4人の方たち(ファイナリストは全部で12人です)に賞賛の拍手以外あてはまる行為は無いと思います。
4日目、swedenに帰って来ました。わざと、空港バスでいつもと違う都市で下車しました。また知らない街に出会います。そこで、MAXバーガーとい う、店の至るところに「swedenらしい」こだわりを敷いたハンバーガー屋さんに寄って、一息ついて、街を一巡りし、列車で帰って来ました。ハンバー ガー屋さんで、壁と思ってもたれた際、店の宣伝となるオブジェを倒してしまった時はびっくりしました。店の人も隣のおじさんもめっちゃ笑いながら助けてく れました。そこは、なかなか他の街にない、歴史的建造物を残した、オレンジ色のトラムの走る、素敵な町でした。列車に乗る際は、よく友達が愚痴っている 50mほどの列車のオーバーランにあい、周りの人と共に「あれよあれよ、、」ってなりながら列車に乗り込みました。なぜだろう。この街を見て嵐山を思い出しました。
楽しかったです。
違う国に行く楽しさを覚えました。
次は、東アジア圏か、アルゼンチンに行きたい。
ではでは、今日は私は北海道に配職が決まった古くからの友達と電話して、やることやって、充実した良い日を綴ります。皆さまもまた良い一週間を☆
Har det kul vecka!
萌






