回文二連俳句/渦連星〈双子座〉5 ポルックス | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

双子の俳句を作っています。そうしたら、今日は「双子の日」ですってね。予定原稿の順序を入れ替えて本欄も協賛することにしました。

○ぼるつくす/まさかいかさま/とういるか

 ポルックス/真逆イカサマ/問う海豚
 軽い独活/まさか逆さま/すぐ蔓穂


ボルックス:ギリシア神話ゼウスの子。カストルと双子の兄弟。
カストル:ふたご座のカストルは肉眼では一つの星ですが、実はカストルAとカストルBの連星です。さらにそれぞれの星が連星であることがわかっています。つまり、カストルは四重連星なのです。それに加えて四重連星の周りを連星であるカストルCが回っています。
ふたご座のカストルCastorは実は六つ子の星なのです。(東京新聞2023-12-12「星の話)
イカサマ:①如何様。いかにもそれらしい様子。まがいもの。②確信のある推測。いかにも。きっと。恐らく。③決意を示す。何はともあれ。何としても。
蔓穂(つるぼ):ユリ科の多年草。八、九月一尺長の華茎から総状花序を立てて薄紫色の小花を多数つける。参内傘。

 ポルックスがカストルとフタゴだとは存じていましたがね。カストルがひとりじゃなかったとは、まさかのなるほど、でゴザイマスヨ。カストルは、ほんとはデウスの子じゃなくて…レダが生んだ白鳥の卵二つの…その…じつにややこしい。全知全能の最高神ゼウスは和田平助だった?とイルカが言った。それを聞いてウドは、言った。「ゼウスは運動神経こそ発達していたがバカだったとみえ、笠をかぶって裸踊りに浮かれたそうで、ゼウスがお調子者だったのはよく知られたことです」、と。

中七は独自の回文です。重連星を表現。
現代仮名遣いです。星を語るとどんなに科学的言説でもメルヘンになります。

2月5日、今日は語呂合わせで2(ふた)5(ご)の日だそうです。冬の星座ふたご座が宵の東、オリオン座の左上にポルックスとカストル、仲良くふたつ並んで輝いています。
予報では、ところによってあいにくの大雪だそうで…
レダが雪女⁇ まさかのまさか??