回文短歌を作っています。順読みしても逆読みしても同じになる短歌です。
イロハ順に偉人をテーマに作ってきましたが93歳の老人にはそうとうキツイ。ちょっと休みましょう。気楽に番外編というわけです。このところ番外篇がふえているかんじがしないでもないのですが、大目に見てください。では、時事もので詠み捨て、
要脚に 慄きつつも 苦疫消え
供物月野の 尾に苦や旧疫
———えうきやくに をののきつつも くえききえ
くもつつきのの をにくやきうえ
要脚(ようきゃく):「脚」は廻り歩くものの意。①銭。天下のまわり物。用脚。②費用。③税金。分担金。
疫(えき):伝染病。えやみ。えのやまひ。疫(え)も同じ。
尾(お):物事の終わり。
出費に怯えていたがどうやらパンデミックも治まり、ほっとしたところで、願掛けの完治お礼の月夜の供物を捧げた最後の最後に、ウイルスの変異株の古い前のヤツに罹ってしまった。
皆さんは大丈夫でしたか?ウイルス禍。おうおう、それはようござんした。
うえの歌はコトバノアヤで、小生も奇禍を無事に潜り抜けました。でもいつまでワクチンをしなければならないのでしょうね。まあこれを奇貨としてがんばりましょう。
投票をすませました。誰に入れるか忘れてしまって目の前の候補者の名前が、これまた眼鏡をわすれてしまい、目をすがめても夜中のカラスで見えない。いや困りました。まあ見えてもなんという字か読めなくなっているのだから どっちみち同じでしょうがね。それでよく投票所に行く気になったね、ってですか?そういわれればそうですね。
それにしてもアキヤがふえたね。みんな死んだのかね。死んだふりかね。コロナはイヨマンテじゃないと思うけどな。