回文俳句日記5月20日兼題「鈴蘭」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  憂さげ擤みき一咳切い君影草
  ———うさげかみき いつせきせつい きみかげさう /

切い(せつい):切ない。苦しい。
君影草:鈴蘭。白い鐘形の花が咲く。可憐だが毒草。

憂鬱そうに鼻をかみ、咳がでてつらそうなあなた。君影草を煎じてあげようか。

北海道などで山菜として珍重されるギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られます。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、実際に誤飲して死亡した例もあるそうです。
 スズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」。 北国の人々にとってスズランの花が春の訪れの象徴になっていることにちなみます。ほかに、「純粋」「純潔」「謙遜」。

可憐な姿からみんなに愛されるのですが、毒草とはね、気をつけましょう