回文俳句日記5月4日兼題「翠巒(すいらん)」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  翠巒波焼きそばぞ来や半ライス
みどりの日
  ———すいらんは やきそばぞきや はんらいす /

翠巒(すいらん):緑色の連山。
半ライス:会社員の昼食では焼きそばには、ごはん半量が付いていることがある。これを「半ライスつき」と称して若者の旺盛な食欲に応えている。ごはんの「おかわり自由」という店もある。ラーメンだけ追加無料という商法も見かける。これを「替え玉OK」という。

ミドリの山脈というのですから、バーベキューでしょうか。こちらの半ライスはいつもの半ライスと異なり、ほかにジュウジュウ焼けているものもあり、そちらで腹いっぱいにしたいからいつでも食えるものは少し控えておく、といういじましい選択の知恵がはたらいたのでしょう。

天ぷら定食が¥50円の時代から昭和元禄に突入、とにかく腹が減りました。半ライス付きがどんなに魅力的だったことか。「半ライス!」と聞いただけでヨダレが出てくる年頃でした。まるで、パブロフの犬ですね。
サラリーマン哀話。