回文俳句日記12月21日兼題「梟(ふくろう)」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  眉宇の濃き梟六腑巍乎濃尾
  ———びうのこきふくろふろくふぎこのうび /

六腑:五臓六腑。
巍乎(ぎこ):(山などが)高く大きいさま。

太い眉を怒らせてふくろうが、猛々しく全身全霊の注意を払って濃尾平野を見下ろしている。

年賀状に取り掛かった。まだ取り組んだわけではないが。
こういうものは十分にその態勢に入っているなと自分を評価できるまでには時間がかかる。

去年の賀状をひろげてみる。
質問している賀状がある。「お元気ですか?」「今なにをやってますか?」
年賀状だから、いわゆる社交辞令というもので返事を求めているわけではなかろうが、気になる性向(たち)だから仕方がない。
一年を過ぎた今度の年賀状で返事をするのも奇妙だ。質問に応じる期限というのは何日を以てする?
充電の差し込みを探してうろうろしているロボット掃除機のように、あちこちにぶつかっては方向を変えている。

このブログを以て年賀状とすることができる皆さまは神様です。