回文俳句日記11月18日兼題「鰭酒」その2 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

 < 消され灯を女の波を尾鰭酒
  ———けされひををみなのなみををひれざけ /

男のいう、あかりを消した途端、女の波よ、驚いたもんよ。

●消され灯を止しなは無しよ尾鰭酒
———けされひをよしなはなしよをひれざけ

女の言う、灯を消され、嫌と言わせなかったのはアンタじゃないのさ。

●消され灯を寝床の間のこと尾鰭酒
———けされひをとこのまのことをひれざけ

仲間の言う、なんだい?修羅場は濡れ場かい?こいつらノロケやがって…
尾鰭酒、男波女波の行き違い。話に尾鰭がつくようで…ハイごめんなすって、おくんなせエ。

酒の上での与太話。男と女とまわりの衆。

去年造ったものでゴメンナサイ。
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