回文俳句日記11月7日兼題「神無月」 | ouroboros-34のブログ

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こころに映りゆく由無しごとを其処は可となく書き付けて
ごうなっだのでありますぐるらめ。

  来つ波が畏き輿か神無月
  ———きつなみがかしこきこしかかみなつき /

神無月(かんなづき):旧暦十月の異称。八百万の神々が出雲大社に集まり他には神がいなくなることからの命名。
十月はほかに、神去月。時雨月。初霜月。出雲地方では、神在月(かみありづき)。
来つ波が:完了の助動詞「つ」の連体形ツルによって、「来つる波」となるべきだが、ここは、「波が来つ」の逆置き強調の「来つ波が」となっている。

また大きな波が来た。こんどはいずこの神様の神輿だろうか。よそのくにぐにではこの神在月を神無月というそうだ。

新聞で見たのだが、アメリカのトランプ大統領が、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」離脱を国連に通告したそうだ。来年の大統領選挙に備えてアメリカの石油業者など支持層にアピールするためという。
温暖化対策は、人類共通の敵。
軍隊用語でMIA「Missing In Action(作戦行動中行方不明)」という言葉がある。平たく言うと「敵前逃亡」のことで兵士にとって恥ずかしいこと、この上なく不名誉なこととされている。
米国は、人類共通の敵の前からMIAをおかした。トランプは、カラダはでかいがケツの穴は小っこいね。
神も仏も無い月。ウシロから撃たれても仕方ないね。