もう一度、フルタイムで働く | イギリス4人暮らし

イギリス4人暮らし

イギリスの片田舎で、フルタイム勤務。
夫と二人の子どもたち、犬と猫、雌鶏六羽と暮らしています。

結論から。

転職が決まりました。

日本で、新卒入社して働いていた会社を渡英のために退社して以来なので、14年ぶり?

フルタイム正社員で働きます。


今の職場で働きだして、約二年半。

週三日のパートタイム正社員という働き方で働いてきました。


子どもたちの習いごとやプレイデートにも付き合えるし、週一の買い出しも平日に行けるし、子どもたちのいない静かな家でコーヒー片手にホッと出来る時間もあって、月イチぐらいで友人たちと美味しいランチを食べにも行ける。↓


タウンで評判のモダンブリティッシュ。
トロトロ具合が絶妙のポーチドエッグの下に、グリルされた有頭エビ、ホタテ、スモークサーモンが隠れていました。




現職ですが、極小チームゆえ、ひとりで担う業務内容も関わる人も多岐に渡るため、本当に一日たりとも同じ日の繰り返しが無く、程よい刺激もあり、仕事は総じて面白いのですが、、、

歴史の深い深い職場。
勤めて何十年の専門職の同僚たちがいる一方で、マネジメントも含めて、歴の浅いビジネス思考の職員も多くおり、それなりの軋轢は避けられず。

要は、私一個人の裁量ではどうしようも出来ないことが大小多々あり、いちいち憤ったり失望するのに疲れたというのもあり。

そんな折にふと目にした、日本での会社員時代と同業種のポジション。
募集元は、夫も勤務する大学。
今の家に越してきた約3年前、合計10回ほど様々なポジションの募集に応募したけれど、短期の仕事も含めて、一度も面接にすら呼んでもらえませんでした。

応募するだけしてみようと、軽い気持ちで応募したら、はじめて面接に呼んでもらえました。

結果は、同職歴が長く、職務内容もドンピシャな人が他にいたとのことで不採用。、、と思ったら、面接がとても良かったからと、同じ部署内で募集中だった契約ベースのポジションで一緒に働かないか?と、思ってもいなかった提案。

友人たちから口々に、おめでとう!大学は一度入ってしまえばこっちのものやから!と言われ、え?そんなもん?と悩むも、いやいやいや、パートタイムだけれども、正社員の今の仕事を捨てて契約ベースを取るわけには、、と丁重にお断り。

同時に、別部署で面白そうなポジションの募集を見つけ、応募。またもや面接に呼んでもらい、なんとその日に採用の連絡を頂きました。

《現職→転職後》
片道30分ほぼ高速道路→徒歩通勤圏内
週三、正社員→フルタイム正社員
出勤必須。対面業務が最優先業務。→週2日オフィス出勤奨励、在宅勤務可なハイブリッド勤務体制。
目指す上がない(いない)。マネジャーにはなりたくない→面接してくれた上司になる二人とも、勤務年数が長い。そもそも募集がかかった欠員理由が、先人の定年退職。


週末を挟んで返事を考えるか打診されましたが、契約ベースのポジションを受けるか否かで散々悩んだ際、自分の中で何が大切なのかがクリアになっていたので、なんの迷いもなくその場で承諾の返事をしました。

その翌日、めちゃくちゃドキドキしながら現マネジャーに口頭で伝えたあと、辞表を提出してきました。

昇給とか、カレッジとの業務提携等何らかの形でフルタイムにするとか、なんとか留まる方向でカレッジと交渉する余地はないか、と言って貰えましたが、もはや気持ちは動き出している私。
丁重にお断りしました。

とはいえ、大苦戦して、長かった求職期間で病みかけていた時に採用してくれたご恩は忘れないし、築き上げてきた人間関係を思うと寂しいし、引き継ぎは気が遠くなりそうですが、抜かり無きよう最後まで勤め上げたいと思います。

と言ったら、サッサと転職してしまった元同僚のサラちゃんに「真面目やな〜。日本人やな〜」と言われてしまいましたが。笑

新しい環境でも、真面目な日本人として精進していきたいと思います。

あ、ちなみに夫とは、職種も部署も全く違う上、業務内容もなんの接点もないので、一切関わることもありませんw


おまけ。

今日は、SATsを無事に終えたリュウへのご褒美で、近場で蒸気機関車に乗って来ました。