この作品は1999年公開されたミステリー・ホラー映画だ。

 幽霊が見える少年と子供専門の精神科医の交流を描いた作品で、衝撃的なラストシーンが注目され、世界的に大ヒットした。

 その他にもアカデミー賞にも5部門でノミネートされるなど、当時話題になった作品である。

 また幽霊が見える少年を演じたハーレイ・ジョエル・オスメントの演技力も話題になった。

 

 

 
 

 

 

 

・洋画「シックスセンス」を観た感想

 

 個人的採点 ★★★★☆(4点/5点満点中)

 

 この作品のあらすじはこうだ。

 ブルース・ウィルス演じる小児精神科医マルコムの家に元患者だった青年が侵入し、治療が上手くいかず今も苦しんでいることを恨まれ、青年によって妻の目の前で銃で脇腹を撃たれてしまうシーンから始まる。

 それから一年後、夫婦仲が上手くいっていない中、マルコムはある少年の治療を担当することになる。その少年と交流していく中で彼は少年の秘密を知ることになる。実は少年は幽霊を見ることができる能力を持っていたのだった。

 そしてラストには衝撃的な事実が明らかになる。

 

 本作は少年が精神科医のマルコムとの交流を経て自分の持つ特殊な能力を受け入れるまでを描いた作品なのだが、この作品の見どころはなんといってもラストシーンで視聴者に衝撃を与えるところであろう。

 これは少年の秘密と関係があるのだが、私も非常に驚かされたラストシーンになっている。

 

 それとラストシーンについては、過去作という事もあって、ネットで調べると当たり前のようにネタバレされているので注意が必要だ。そういうことなので、今作品については事前に色々調べないようにして映画を観た方が良いだろう。

 かなり前の作品にはなるが、今見ても十分おもしろい作品なのでぜひおすすめしたい。

 

 この作品をすでに観たという皆さんはどういう感想を持っているだろうか。

 ぜひ感想を聞かせてください。

 2018年に公開された岡田准一主演の映画「来る」は、2015年の澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を原作としたホラー映画だ。原作小説は第22回日本ホラー小説大賞で大賞を受賞している。またこの作品は、作中に登場する霊媒師姉妹を主人公とした比嘉姉妹シリーズの第1作目となっている。2018年には漫画化もされている。

 

 私はまだ原作を読んでいないのだが、漫画版は既読済である。ちなみに漫画は原作に沿った作品になっているのか、映画版とはかなり内容が違っている。

 

 この作品の特徴は、ただのホラー映画としては描かれていない点である。周囲からは良い人間に見えるのに中から見ると違う一面が見えてくる、そんな人間関係の複雑さを同時に描いている作品でもある。

 もしも興味があれば、原作を読んでみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

・邦画「来る」を観た感想

 

 個人的採点 ★★★☆☆(3点/5点満点中)

 

 映画の冒頭は、妻夫木聡演じる田原秀樹が「アレ」と呼ばれる存在に怯え、電話口から女性のアドバイスを聞き対策を講じているシーンから始まる。

 

 序盤のあらすじはこうだ。

 お調子者だが家族を大事にするイクメン(育児をするメンズの略)と思われている田原秀樹の周囲で、不可解な現象が起こるようになる。妻と幼い一人娘に危害が及ぶのではないかと怖くなった田原が大学の准教授で民俗学者である友人津田に相談すると、彼はオカルトライターである野崎を紹介してくれる。

 野崎は霊媒の力を持つキャバ嬢、真琴と共に田原家の調査を始めるのだが、その「何か」は彼らが敵う相手ではなかった。

 だが妹の危機を察して真琴の姉琴子が彼らの前に現れる。琴子は強力な力を持つ霊媒師で、その「何か」に立ち向かう。

 

 果たして彼らは、その「何か」に打ち勝つことができるのだろうか。

 

 結末に関わってしまうので細かくは書かないが、怪奇現象が起こる原因に田原の一人娘が関わっており、物語が進むにつれ、決して幸せな家庭ではなかった田原家の姿が浮き彫りになっていく。

 映画版は、最後曖昧なまま終了する。おそらく観ている人に、彼らは「何か」に打ち勝ったのか、それとも結局何も変わらなかったのかを個人個人で判断してもらうためなのだろう。

 

 私の感想はネタバレになってしまうのであまり細かく言わないが、大勢の人が倒れていく中で「何か」と戦っていた琴子はどうなったのか、それが気になったとだけ言っておこう。

 

 もしもみなさんの中で興味を持った方がいましたら、ぜひこの作品を観てはいかがでしょうか。

 洋画「スピード」は1994年に公開されたキアヌ・リーブス主演のアクション映画である。彼はこの作品で、ヒロインを務めたサンドラ・ブロックと共に一躍有名になった。

 作品に対する評価も高く、興行も世界的に成功を収めたため、後に続編も作られた(ただし続編にキアヌ・リーブスは出ていない)。

 この作品はキアヌ・リーブス演じる主人公ジャックと爆弾犯との間で、「エレベーター」「バス」「地下鉄」を舞台に次から次へと起こる攻防戦を描いたノンストップアクションムービーとなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

・洋画「スピード」を観た感想

 

 個人的採点 ★★★★☆(4点/5点満点中)

 

 

 物語はオフィスビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられた所から始まる。

 爆弾犯によってエレベーターに閉じ込められる人々。犯人は身代金を要求してくるが、キアヌ・リーブス演じるジャックの活躍によって犯人は自爆し、無事事件は解決される。

 ところが爆弾犯はまだ生きており、さらに邪魔をしたジャックを恨んでいて……。

 

 ここから主人公ジャックと爆弾犯の対決が始まる。

 次から次へとジャックに襲いかかる試練。

 果たしてジャックはこの対決に勝利することができるのだろうか。

 

 公開当時、この作品は高評価を受けたとの事だが、色々ツッコミどころが満載の作品でもある。

 というのも、主人公に次から次へと試練を与えるためには、警察がポンコツでなければならなかったり、融通の聞かない登場人物ばかりだったり、とにかく主人公の運の悪さが必要になってくるからだ。

 いや、普通なら死んでるような場面でも主人公は生き残るので、むしろ逆に運が良いのかもしれない笑。

 

 まあ要するに、数々の試練が主人公にどんどん襲いかかるので、観客を飽きさせることなく楽しませてくれる作品になっている。

 

 大ヒット作なのですでにこの作品を観たという方も多いかもしれません。

 みなさんはどんな感想を持ちましたか?感想を聞かせてもらえると嬉しいです。

 そしてまだ観ていないという方がいましたら、見てみてはいかがでしょうか。