Oumi Blog

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面白かったDVDとか本とか。はみだしもあるよ。

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中学校のとあるクラスの終業日、その学校で死んでしまった娘をもつ女性担任がクラスの生徒全員に向かって娘はクラスの中の誰かに殺されたと告白するところからストーリーが始まります。事件にかかわった登場人物たちの告白ですすめられるストーリーを通して事件の真相があらわになってくるというミステリーです。

担任教師が事件についての思いを告白する第一章からはじまって全編をとおして事件関係者の告白文文体になっているのですが、その内容たるや表面的には淡々と語られているようですが、言っていることは自分のエゴだらけ。現実を拒絶した自分勝手な論理展開は狂気じみていて、強烈な印象でグイグイと迫って来る感じがなんともいえない恐怖を感じさせられました。

本当に全員が狂っているというか、読んでいる自分までおかしくなってしまいそうでした。そんなイヤーな雰囲気のなか読み進めていくと、、事件の背景が輪郭をあらわになってきて、最後は予想もしない結末。 本屋大賞は、はずれがないので注目しているのですが、これは凄まじかった。ストーリーは面白かったが、ちょっと重苦しい感じばかりだったので、★4つ。


<はみだしblog>
ツィッターでもつぶやいたけど、これ面白いっ!実写だけどオモチャのジオラマにしか見えない。 最後のほうの工事現場を延々とみてみたい。
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最近のDVD鑑賞スタイルですが、新作よりも旧作(古典)の割合がとても高くなっています。何か新作でお薦めがありましたら是非教えてください。ということで今回も古典名作中の名作「羊たちの沈黙」です。前に一度観たことがある(TVだったかな?)ので、ストーリーの大枠はわかっていたけど、ちゃんと鑑賞するのは始めて。いやはや凄まじい映画でした。

FBIの女性捜査官(ジョディ・フォスター)が刑務所の独房に隔離されている殺人者(レクター博士/アンソニー・ホプキンス)に協力を求めて猟奇殺人犯を探し出すというストーリー。犯罪捜査よりもジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの心理戦が鳥肌ものでした。それにしてもアンソニー・ホプキンスの怪演ぶりは本当にすさまじい。特にいろいろな場面で多様されている彼の表情のアップ。怖すぎます。

<はみだしblog>
ちょっと前になるけど、レオナルド・ディカプリオ主演のシャッターアイランドを観ました。いろいろな解釈ができるエンディングのミステリーというのもなかなか面白いですねー。3人で観に行って、みごと全員違う意見でした。
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50年前の黒澤明作品。白黒ですが、そんな昔の作品とは思えないほど見ごたえたっぷりでした。エンターテイメントを追求しつつ社会の問題(汚職問題)を鋭く描く手法の最骨頂というところでしょうか。

ストーリーは、建設大手企業社長の娘の披露宴から話はスタートします。この建設企業は公団との癒着の疑いがあり、検察や新聞記者注視の中、宴が進んでいきますが、不可思議な祝辞、あやしげなウェディングケーキと、なにやらきな臭い雰囲気です。その後企業幹部が相次いで逮捕されますが、検察はなかなか汚職のしっぽをつかむことができない。釈放された幹部たちが自殺したりするなか、三船敏郎演じる婿(&社長秘書)が徐々にフィーチャリングされていきます。そして壮絶かつ用意周到な復讐劇が幕を開けます。

白黒作品ならではの光と影を使った巧みな心理描写や、絶妙の構図で緊張感溢れるサスペンスになっています。さすが黒澤明。しかし個人的にはラストがちょっと「?」という感じでした。 なので、星4つで。

それにしても、政界や企業の汚職って今も昔も何ら変わってないんですねー。あと、日本人の生活スタイルもまったく変わってないですね。スーツ着てオフィスで仕事して、、、


<はみだしblog>
アイコンを自作キャラに変更してみましたー。いかがでしょうか!?