【本物醤油の松竹梅】選び方と使い分けの極意。伝統醸造蔵で絶対に失敗しない「裏面チェック」の罠 | 柳生久志のブログ

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こんにちは!

 

21時09分、一日の終わりに口にするものを見つめ直し、身体の細胞を本物の調味料で満たして豊かな時間を整えるひとときです。

 

和食の味の決め手であり、毎日の料理に欠かせない「醤油」。 

 

スーパーの棚には何十種類もの醤油が並んでいますが、「どれを選べば身体に良く、本当に美味しいのか分からない」と迷ったことはないでしょうか。

 

今回は、私が長年使い分けてきた経験をもとに、本物醤油の「松・竹・梅」基準と、伝統醤油を選ぶ際に知っておくべき落とし穴を徹底解説します。

 

📊 醤油の「松・竹・梅」マトリクス

すべてを最高級で揃える必要はありません。
用途と予算に合わせて使い分けるのが賢い選択です。

  • 【松】至高の頂点・勝負用枠(つけ・かけ用)

    • 傳右衛門(3年熟成・国産大豆100%の味噌溜り)

    • 丸中醤油(200年の蔵つき酵母・古式杉樽3年熟成)

    • 特徴:3年以上の長期熟成。大豆の濃厚な旨味や、芳醇な香りを極限まで引き出した芸術品。ステーキ、刺身、卵かけご飯などの「生がけ」で真価を発揮します。

 

  • 【竹】実力派・日常使いの最適解(煮物・汁物・炒め物)

    • 井上古式じょうゆ / ナカコ醤油(天然醸造ライン) / 海の精 旨しぼり醤油 / フンドーキン吉野杉樽

    • 特徴:杉樽天然醸造で、余計な添加物は一切ゼロ。1本あたりの価格も手頃で、日々の料理に惜しみなく使える家庭のメイン調味料として最も理想的なラインです。

 

  • 【梅】市販の無添加エントリーライン

    • キッコーマン特選丸大豆など

    • 特徴:スーパーで手軽に買える、脱脂加工大豆不使用の無添加醤油。まずはここから「市販の加工醤油」を卒業する第一歩になります。

 

🔍 伝統蔵でも油断大敵!「裏面表示」に潜む落とし穴

かつて奈良県五條市にある老舗「ナカコ醤油(中村中造商店)」の天然醸造醤油を使っていましたが、吉野杉の木桶仕込みによる蔵つき酵母の力強さと深みのある味わいは非常に優秀でした。
 

しかし、こうした歴史ある伝統蔵の醤油を選ぶ際にも、絶対に注意すべきポイントがあります。
 

それは、「同じメーカー内でも、完全無添加の伝統本醸造と、地域の好みに合わせた添加物入り加工醤油が混在している」という点です。
 

老舗の蔵元であっても、地域特有の甘口文化や使い勝手に合わせて「甘露醤油」「だし醤油」などにアミノ酸等(化学調味料)、甘味料、カラメル色素、保存料を使用しているラインナップが存在します。

  • 選ぶ際の鉄則: どれだけ伝統的な蔵元であっても、必ず裏面の原材料名を確認し、【大豆・小麦・食塩】だけ(溜まり醤油なら【大豆・食塩】だけ)と書かれているものを選ぶこと。

この3つの原料だけで作られ、じっくり時間をかけて発酵させたものこそが、本物の「天然醸造・本醸造醤油」です。

 

🍽️ おすすめの使い分けスタイル

  • つけ・かけ・勝負用(松):
    傳右衛門 溜、丸中醤油 熱を加えずにそのまま使うことで、極上の香りとコクをダイレクトに味わう。
     

  • 日々の煮物・炒め物・汁物(竹):
    井上古式じょうゆ、ナカコ醤油(本醸造)、海の精 旨しぼり醤油 加熱することで芳醇な風味が立ち上り、素材の味をグッと底上げする。
     

安価な「脱脂加工大豆+アミノ酸液」で作られた短期間の速醸醤油をやめ、本物の微生物が時間をかけて醸した醤油に変えるだけで、料理の腕前も日々の体調も劇的に変わります。

 

ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った「竹」や「松」の一本を手に取ってみてください!

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柳生 久志

 

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