確定申告終わったぞ! | 柳生久志のブログ

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大阪で氣功を使ったオリジナル整体術による民間療法活動、世界的な古武道の武術指導、ビデオカメラを使った映像制作活動をやっています。

今年の確定申告は3月17日までですが、

何とか無事終えられて提出しました。

 

 

そのついでがてらに

今回は結構知られていない事を

挙げてみようかと思います。

 

 

会社員でも正社員で働いていたら、

会社側が就業規則とか言って

副業禁止とか言われてる企業が多いみたいで、

真面目な人ほど諦めて何もできない傾向に

あるのかなぁと。

 

 

実は私自身はダブルワーク可な形式で

社員にはならずに会社雇用で働きながら

自分の仕事もしている訳ですけど、

実際の所はどうなのかって事ですよね。

 

 

ぶっちゃけ言ってしまえばですが、

日本の法律上では正社員で働いてる人が

副業をしてはいけないなんていう法律なんて

そもそも存在していません。

 

 

公務員の人はダメですけどね(笑)

 

 

先で法律改定で余程の事でも起こらない限り、

今現時点での法律上では・・・とだけ

一応念のために言っておきます(笑)

 

 

要は会社側が住民税とかを払いたくないだけで、

会社独自で規則として禁止と言ってるだけなんですよ。

 

 

また、副業は年間で合算して20万円以内なら

確定申告自体が不要なので、

超えない程度に月1,2回程度ぐらい

休日や祝日を使って今流行りの日雇いのアルバイトで

1~3万円程度稼ぐぐらいは何も問題はない訳で、

年間で自由に使えるお金が20万円あるかないかで

生活はだいぶ変わりますからね。

 

 

20万円以下なら知らん顔していれば良いですが、

超えるとなればキチンと確定申告しておく必要が

あるって訳です。

 

 

結論から言ってしまえば、

正社員の人が副業をしていたとしても

何ら問題ありません。

 

 

むしろ確定申告を自分でやっている人は

ご存知かと思われますが、

実は会社の年末調整済みの源泉徴収票は

そのまま確定申告で使えるんですよ。

 

 

基礎控除も昔は38万円だったのが、

コロナ禍ぐらいから48万円に上がった訳ですけど、

年末調整済みの会社の源泉徴収票に書かれている

「社会保険料等の金額」の金額はそのまま控除額に

上乗せして確定申告できちゃいます。

 

 

その上でさらには副業禁止を言われている

会社員の人を配慮されて、

下の写真は確定申告の用紙のその部分ですけど、

「給与、公的年金以外の所得に係る住民税の徴収方法」
って項目があるんですよ。
 

 

ここに「自分で納付」に○を付けてしまえば、

会社の年末調整で差し引かれた住民税はそのまま、

それ以外で発生した分は自分の住民票を置いてる

実家に請求が来るようになるんです。

 

 

つまりキチンと確定申告で

この部分を記入しておけば、

会社にダブルワークをやっている事を

知られる事はまずないって訳です。

 

 

言い換えれば、

税務署はキチンと税金さえ払っていれば

何も言ってこないので、

会社がダブルワークを認めようが認めまいが

そこは関係ないんです。

 

 

むしろこういう項目がある時点で、

税務署側は会社に内緒で自分で事業をやる事を

全然OKしてるって訳ですね。

 

 

ただでさえ残業して働けば働くほど

差し引き額と税金が増えるだけで手取りは

思うほど増えない今の世の中。

 

 

そんな中で副業禁止なんて言われたら

貧困な生活しかできない訳で、

まじめな人ほど損をするような世の中なんて、

そんな理不尽な事はあってはならないはず。

 

 

まぁ確定申告上では

会社員がダブルワークをやる事に関しては

別に何も問題はないということと、

同時に会社の社会保険料の金額は

基礎控除の金額と合算して控除の対象ですので、

むしろやった方が良いぐらいなのが

現実なのですね。

 

 

ただ、口の軽い人が気心知れてるからと言って

ベラベラと会社の同僚や上司や部下はもちろん、

パート・アルバイトの人にしゃべってしまって

何らかのはずみで機嫌を損ねた人に告げ口されて

バレるケースもあり得ますので、

ずっとそこの会社で社員としてやっていきたいなら、

そこだけは要注意って訳です。

 

 

私は念には念をという事で、

予め自分でも仕事をしている事も分かってもらった上で

社員ではないダブルワーク可な形式で雇用してもらって

働いていますから問題はないのですけど、

そこでも社員の人にはダブルワーク禁止を

促されてるみたいです。

 

 

どうしても社員の場合は

賞与(ボーナス)もあるのだから副業なんか

するなよなって会社側は言いたいのかも

しれませんけどね。

 

 

そこは何とも言い難い点ではありますけど、

一部の上場企業でもない限りは賞与と言っても

知れてますからねぇ(苦笑)

 

 

中にはパート・アルバイトの人でも

副業禁止なんて言ってる会社も一部あるみたいですが(汗)

 

 

そんな感じで

ダブルワークしたいけど会社が・・・って

思ってなかなか一歩踏み出せないでいるまじめな人は、

自己責任の上でではありますけど、

税務署の認識や確定申告上ではそうであるという点を

頭の片隅に入れておいてもらえればいいかなっと。

 

 

今回は確定申告をしていた事から、

時々耳にしていた「自分は社員だからやりたいけど

ダブルワーク禁止なのでできないんです・・・」という声を

耳にしていた事から、

会社員の人はダブルワークをしてはいけないの?

についてのお話でした。

 

 

 

柳生久志

 

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