日雇い派遣はお勧めできない | 柳生久志のブログ

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大阪で氣功を使ったオリジナル整体術による民間療法活動、世界的な古武道の武術指導、ビデオカメラを使った映像制作活動をやっています。

前回の投稿に続いてですが、

今回は私がコロナ禍を食い繋ぎでやっていた

日雇い派遣のアルバイトについて、

実際にやってみてどうだったか、

お勧めできるかどうかについて挙げてみます。

 

 

まず、この記事を見ている方といえば、

少なからずとも自分自身で何かをやっているか、

何かをする為にあえて会社に就職しない形で

食い繋ぎを考えている事であるかと思われます。

 

 

主にどういう人であるかと言いますと、

 

・国家試験や資格の勉強する時間が欲しい為

・資金がない所から自営をしていく為の時間稼ぎ

 

を指しまして、

そういう人達に対して勧めて良いものかどうか、

という意味合いで挙げています。

 

 

私自身は20代~30代後半に入るまでは

企業に就職して正社員で勤めていましたし、

もし私が自分に武術も整体も映像制作も

全く何もない普通の人だったならば、

まず日雇い派遣なんてやりません。

 

 

そもそもまず眼中にも入らず、

存在を知るような事もなかったでしょうし、

転職はしたとしてもずっと正社員で再就職して

勤めている日々を歩んでいたと思います。

 

 

まぁアスリートの選手みたいな人であったり、

大学生が気軽にできる短期のバイトとしてか、

就職の内定が出たので卒業までの間に

少しでも蓄えておきたいとか、

どうしても臨時収入が必要な時とか、

主婦の人が小遣い稼ぎとしてとか。

 

 

あるいは病気や身体が不自由な身内がいて

その世話で就職できないというような、

複雑な事情のある人が

週1,2回程度と少ないなりの収入源としてとか。

 

 

離職してしまって再就職までの食い繋ぎとか、

そういう人達には逆に日雇い派遣の仕事は

お勧めできます。


 

自営でやっていこうとしている人であっても、

ある適度自力で収益を出せている上でなら、

時間稼ぎに月の半分程度に活用するぐらい

で割り切れるのでお奨めできますが、

逆にまだまともに収益を出せていない段階なら、

日雇い派遣だけで食い繋ごうというのは、

絶対にやめておいた方が無難です。

 

 

その場合は変にプライドを張ったりせず、

正社員ではない形(アルバイト・パートタイマー)

で平日は固定で雇用してもらって働きながら

少しずつ時間を作っていった方が、

明らかに効率が良いからです。

 

 

その上で月に1,2回程度なら、

プラスアルファとして休みの日に

日雇い派遣を活用するぐらいなら良いですが、

日雇い派遣だけで食い繋ぐというのは

ナンセンスでしかありません。

 

 

よくあるケースとしてですが、

何らかのインストラクター的な資格を持っているのか、

自分でやりたいと思いつつも戸惑っていて、

結局行動に移せていない人は、

日雇い派遣だけでの食い繋ぎは

すぐにやめましょう。

 

 

日雇い派遣だけでズルズルしていては

結局そのまま行動に移せず時間だけが過ぎて、

ついには周りの人達に流されてしまいます。

 

 

本当に自分のやりたい事を実現したいなら、

すぐにでも日雇い労働だけで食い繋ぐのを辞めて、

ダブルワーク可な形で会社に雇ってもらって、

少しずつ時間を作っていくべきです。

 

 

間違えても自分が何かやっているからと言って、

派遣でいろんな会社に行き来して

自分の顔を広げるチャンスだなんて

考えるのは時間の無駄でしかありませんし、

話の通じない周囲の人達に対して

まじめな自分が嫌になってしまいます。

 

 

そもそも自分に土台があった上で

何かをしようとしてるようなまじめな人と、

話ができるような人が日雇い派遣にいたとしたら

そんな人は氷山の一角でしかありません。

 

 

万が一にでもそんな人と出会えたなら

それは奇跡のようなものであり、

その可能性自体が宝くじの当選率レベル

でしかないからです。

 

 

その時点で自分はそこにいるべきではない

人種であると気付くべきです。

 

 

私自身も何度かまともな考え方の人達から

 

「YouTube見させてもらったよ。

相当苦労と努力で頑張って生きてきたんやなぁ。

武道も整体もすごいけど、

あの映像も自分で編集してるんやろ!?

なんでこんなとこ来てんの!?

ここは柳生さんみたいな人が来るとこじゃないよ。

応援してるから頑張りや!

さっさと派遣なんか辞めて、

もうこんなとこ来たらあかんよ!」

 

と言われた事もあったほどです。

 

 

私自身が実際にコロナ禍の3年間を

自分の仕事もやりながらそれで過ごしてみて、

嫌というほどそれを思い知らされたからこそ

強く言えるのです。

 

 

私が日雇い派遣をしていた中で、

まともに私と話ができる人といえば、

100人に1人いるかいないかレベルであり、

いたとしたらコロナ禍でやむを得ず

失業してしまったとかでまじめに再就職の活動をしている人、

あとは上記で挙げたような

いずれかに該当してる人でかつ

大卒で職歴もあるまじめな人だけでした。

 

 

同時に私のやっている事に興味を持って

聞いてくる人がいたとしても、

派遣の人ではなく派遣先の会社の社員の人か

主婦のパートの人達ばかりでした。

 

 

まぁ派遣の人同士でまじめな自分の活動や

学問的な話など成立する事はまずない

という事です。

 

 

仮に本当に凄い人が目の前にいたとしても、

私だったら光栄だと思って接しますが、

そういう人達はなぜか嫌そうな態度で

無視をして疎外感を与えるような失礼な

態度に走るんですね。

 

 

そもそも日雇い派遣のアルバイトだけでは、

どんなに頑張っても年収なんて200万円程度にしかならず、

何でもケチケチで必要な所で対価を支払えない、

高くもないものに対しても自分の経済的に厳しいものは

何でもかんでもボッタくり呼ばわり、

そんな余裕のない人達が他者に関心を示す事なんて

ないのです。

 

 

そのくせ仕事に集中していなければ

周囲の人の顔色なんかを伺っては

出しゃばって余計な事ばかりする上に、

変なマウントを取る態度とか。

 

 

さらにはどうでもいい

派遣先の人の個人情報をほじくり回して

つまらない見栄のネタとして他所で

自慢気に言いふらしたりなど。

 

 

どうでもいい事に対しても

わざわざ貶すような物言いとか、

全てにおいて価値観が違うのですね。

 

 

努力もしないで他人に対して

僻みや妬みや嫉妬ばかりでかつ、

あちらの会社に行ってはこちらの会社の

批判や愚痴や誰かの悪口、

こちらに来てはあちらの・・・・みたいな。

 

 

どこか覇気がないというか、

人生おもしろくないいじけた顔というか、

一緒にいて欲しくない雰囲気の人ばかりでした。

 

 

「自分の話は何もないの?」って聞いても、

くだらないウソだらけの見栄を張った自慢か、

ギャンブルや借金や性欲だけのろくでもない

話しか出てこないのがなんとも(苦笑)

 

 

そんな人達からは、

まじめに努力をした人生観など欠片もなく、

むしろまじめな人ほど浮いてしまい、

変なストレスで自分が嫌になってしまいます。

 

 

さらに流されやすい人になってしまうと、

悪い方向へ流されては自分の本来の目的を忘れ、

いつしかそんな人達の同類になっていた人も

いたかもしません。

 

 

無知だからか世の中の事も何も勉強しておらず、

日雇い派遣の仕事では年収が低い上に

所得税だけが引かれて控除も何もないので、

人によっては確定申告で返ってくる還付金が

大きいからやらないと損なのに、

やれば税金を取られるだけだからやらない、

というような常識に疎い人とか・・・。

 

 

そもそも税金取られるほど稼いでないじゃん!

て感じであらば呆れさせられるレベルでした。

 


当然そういう人達というのは、

責任感もないので仕事も雑ですし、

字も汚ければ理解能力もなく、

大学とまではいわなくとも

学校に出てたのかさえも怪しい、

ビックリするような人が多いです。

 

 

さらには

「お金貸して」とか迫ってくるような

変な人もいました。

 

 

中には本当に犯罪経歴でもあったかのような、

冗談として笑えない明らかに本当のならず者

みたいな人も混ざっていました。

 

 

まぁ普通に考えて、

そんな人達に同類面をされて迫られたら、

何かを背負ってまじめにやってる人からすれば

決して気分が良いはずがないですし、

普通に嫌ですよね。

 

 

本音をハッキリ言いますが、

私はそういうのもすごく嫌でした。

 

 

逆に正社員でなくとも

パート・アルバイトという形であれば、

社員に近い位置付けの直接雇用の従業員なので、

同僚となる人達の中での多少の人間関係による

相性面での苦労はあるかもしれませんが、

さすがにそんな社会的に問題のあるような

非常識な人なんていません。

 

 

それは言い換えれば、

目的もなければ何かやっている訳でもないのに

日雇い派遣だけで食い繋いでいる人達って、

なんであんなに毎日同じ会社に来てるのに、

普通に就職しないんだろう?

って不思議に思いつつも口に出せない

世界ともいえるのです。

 

 

中には年輩の人になると、

 

「リストラされてからどこも雇ってくれへんねん!

自分だけやったら贅沢せんかったら

生活にも別に困ってへんからこれでやり繰りしてるねん!」

 

という感じで裏表なくサバサバした人もいては、

そういう人は仕事もキチンとしていたので、

好感度もあって良かったですが・・・。

 

 

そういう面だけを見ても、

会社に雇用してもらって従業員として働くと、

そこに対する変なストレスを受ける事もないので、

精神的な疲れも軽減します。

 

 

私が日雇い派遣をお勧めできない理由は、

ここまで挙げればご理解いただけたかと思います。

 

 

ちなみに良い例があるので

それも挙げておきます。

 

 

コロナ禍初期の何年も前になりますけど、

たまたま若い受験勉強中の姉弟がいて、

偶然私と遭遇して接していた事があったのですね。

 

 

その子達の親の人と話をしていた事もあれば、

車で送っていただいた事もあった中で、

お子さんについていろいろとお話を伺った事も

あった訳でした。

 

 

「本当は子ども達には

日雇いの仕事なんてして欲しくないんです。

 

柳生さんもさっき言われていたように、

私もやっている人達のほとんどが

世間的に見て良くない人が多いんじゃ

ないかなぁっと思ってます。

 

主人が早く亡くなって母子家庭の中で、

楽な方に流されやすい子達なので、

本心としてはそんな良くない人達に

子ども達が流されて変な方向に

走って欲しくないんです。

 

だから柳生さんのような

キチンとした人がいてホッとしました。

 

子ども達と仲良くしてくださって

ありがとうございます!」

 

 

というような事もあっては、

できるだけ同じ仕事場にいた時は

その子達に変な派遣の人が迫っては

変な事を吹き込んでいないか

気に掛けていた時期もあったのですね。

 

 

これが世間一般の

まじめな親御さんの考え方であるとして、

ご参照にしていただければという意味合いで、

あえて挙げておく事にしました。

 

 

そんな環境ですから、

間違えても自分の顔を広げようと思うならば、

派遣の人同士間ではほぼ無いに等しいと

考えて期待しない方がいいでしょう。

 

 

むしろ、

逆に会社に雇用された方が良いというのは、

あらかじめ目的ややっている事を面接で話して

お互い納得の上で採用してもらえたならば、

有難いという気持ちで誠意を持てますから、

仕事に対するモチベーションも全然違いますし、

自分の活動にも安心して力を入れられます。

 

 

同時に社会的にきちんとした人同士での

人間関係になるので、

何かをやっているとお互い尊重し合えるし、

常識のある人同士での普通の会話になるので、

変な疲れはありません。

 

 

どうしても日雇い派遣で

少しでも収入を増やしたいと考えるなら、

月数回程度のお小遣い稼ぎ程度に考えて、

それを主に食い繋げるのはお勧めできない

というのが今回のお話でした。

 

 

 

柳生 久志

 

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