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~幼児教育~おうちで始めるママのための ひとくち講座

幼児教育は家庭教育。ママのための幼児教育講座へようこそ。子育てママに、楽しく出来る幼児教育法を紹介。学習・生活面における幼児教育、就園・就学前に身に付けさせたい内容も併せて紹介。幼稚園・小学校受験を考えている方にも。

   今回は学習とはやや離れていますが、いづれ算数や理科に繋がってゆく事なので紹介します。水の体積から想像するものは立方メートルや立方センチメートルなどの単位です。ここでは、そのようなお話ではありません。まずは比べるところからです。

   2個の同じ形状の透明のコップ状のものをご用意下さい。同じ分量だけ水を注ぎます。比べてみれば一目瞭然、同量であることが理解できます。次に用意するものは底面積の違う二つのコップ状の容器です。先ほどの水をそれぞれの容器に移し替えます。当然、底面積の大きいほうは水面の高さが低く、底面積の小さいほうの水面が高くなります。今回はこれが子供達に見せたいところなのです。どちらが多いかと尋ねると、水面の高さの高いほうを選ぶでしょう。また、水を最初の容器に戻してみてください。同じ量だけ水が入っていた事がわかります。これは小学生が体積を学習するときによく紹介されます。ですが、こんなに面白い事は幼児にだって面白いのです。ですから見せて差し上げてください。

   また、コップ1杯の水をビニール袋に入れたり、大きなおけに入れたりすると、ごく少量に見えてしまうものです。容器が変わる事で、水のかさが増えたり減ったりするように見えます。きちんと比べるにはどんな方法をとれば良いかをしっかり教えてください。

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   ボールを半分に切ったら? さいころを半分に切ったら? 空き缶を半分に切ったら? それぞれどんな形になるでしょうか。この質問は、小学生になってからの立体図形に関係してゆきます。物の切り口というのは、頭の中でどんな形になるのかを想像できなければわかりません。ママのやる事に興味深々の幼児期に、是非経験させてあげて下さい。ひとつお約束していただきたい事は、危険を伴う場合があるので、十分な注意を必要とすることです、刃物を扱うので怪我のないようにご注意下さい。刃物を扱うのはママですが、近くで見学するのは幼児です。

   物の断面を理解させるには実物を見せることが最も近道です。そして、ごく身近な材料を使って親しみを持たせて記憶のどこかにおさまるようにします。それは野菜や果物などの食材を使っての立体図形へのアプローチです。まずは野菜そのものを切ってみましょう。なすを半分に縦割りにしたり、たまねぎを切ってみたり。だんだん、それらしきものに近づけてゆきます。例えば、球体はトマト、円柱はキュウリ、立方体や直方体は豆腐、といった具合です。ゆで卵のような、少し形がアンバランスなものを取り入れるのも頭を軟らかくするひとつの手段です。さらに、縦、横、斜め、などの様々な方向から切った断面をみせましょう。円柱から長方形が飛び出したり、ニンジンを使うと位置をずらす事で大きな円、小さな円が飛び出したりします。子供の好きな食べ物、お料理、様々な形が揃っているので楽しく学んでゆく事ができます。

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   小学校4年生頃から、日本の地理的な勉強が本格的にはじまります。それまでに、少しずつ地図をみたり日本ってどんな特色のある国なのかを普段の生活から学ばせてゆきます。前回はごく簡単な、宝の地図や近所の地図を用いて、地図とはどんなものかを知るための方法を紹介しました。さて、その続きです。年長さんくらいになると、どこに住んでいるのかを把握するようになってきます。まずは住んでいる地域(区、市など)の地図で自分や友達の家、公園、図書館、児童館、などの知っている場所を探し目印をします。地図の上を一緒に散歩してみて下さい。いつもの道だよ、ココ曲がるよね、などと話しながら進めてみてください。そして、最初でも最後でも良いので、住んでいる地域全体の地図を見せて下さい。

    次に住んでいる都道府県の全体地図を用意します。なるべく、各区や市に区切られているものが良いです。今度はその中で、自分の住んでいる区や市に目印を付けます。そして、小さな区や市が集まってひとつの県(都道府含む)を作っている事を教えます。ここまで、漕ぎつけるには、少々時間がかかります。ですが何度も説明すると、わからないながらも、理解してゆきます。

    本題に入ります。次は日本地図です。日本地図は長く使うので、丈夫で且つ特産品などが書き込まれている子供向けの地図が良いでしょう。子供の目に良くつく、親もすぐにココだよ、と話のできる場所に貼る事をおすすめします。よく子供部屋に貼ってありますが、それではいつまで経っても綺麗なまま壁紙の一部にしかなりません。なるべく家族の集まる場所に貼る事で、旅行の話や、テレビで放映されている場所などを教えてゆきます。

   やはり日本地図も同様に、自分の家のあるところに印を付けます。顔写真のシールを貼っても楽しいですね。そして、おじいちゃん・おばあちゃんの家、お土産の産地やパパの出張先、家族の旅行先、大好物の取れる場所、毎日買ってくる農産物の産地、などなどを少しずつ書き込んで、日本一周の旅に出かけて下さい。機会があれば、その土地の写真や映像を見せるのも印象に残るでしょう。

   この様にゆっくりと段階を踏んで、地図を学習してゆきます。この段階では暗記は目標ではありません。学習期間も長いスパンで考えてください。10歳になって初めて日本地図に触れるのではなく、こうして小さなときから親しんで下さい。学校や塾で習うようになったとき、改めてきちんと理解できる事も、ああこれ知っていると思う事も出てくるでしょう。パパやママに教えてもらったな、おうちでだってできる、という気持ちが子供たちの自学に繋がります。


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