ボールを半分に切ったら? さいころを半分に切ったら? 空き缶を半分に切ったら? それぞれどんな形になるでしょうか。この質問は、小学生になってからの立体図形に関係してゆきます。物の切り口というのは、頭の中でどんな形になるのかを想像できなければわかりません。ママのやる事に興味深々の幼児期に、是非経験させてあげて下さい。ひとつお約束していただきたい事は、危険を伴う場合があるので、十分な注意を必要とすることです、刃物を扱うので怪我のないようにご注意下さい。刃物を扱うのはママですが、近くで見学するのは幼児です。
物の断面を理解させるには実物を見せることが最も近道です。そして、ごく身近な材料を使って親しみを持たせて記憶のどこかにおさまるようにします。それは野菜や果物などの食材を使っての立体図形へのアプローチです。まずは野菜そのものを切ってみましょう。なすを半分に縦割りにしたり、たまねぎを切ってみたり。だんだん、それらしきものに近づけてゆきます。例えば、球体はトマト、円柱はキュウリ、立方体や直方体は豆腐、といった具合です。ゆで卵のような、少し形がアンバランスなものを取り入れるのも頭を軟らかくするひとつの手段です。さらに、縦、横、斜め、などの様々な方向から切った断面をみせましょう。円柱から長方形が飛び出したり、ニンジンを使うと位置をずらす事で大きな円、小さな円が飛び出したりします。子供の好きな食べ物、お料理、様々な形が揃っているので楽しく学んでゆく事ができます。
