「女性管理職」を増やすため、経団連が会社に計画作成を呼びかけた。
という記事が載っていた。
モチロン、安倍政権の成長戦略の一環である。
「でも、なんぼ上で旗を振っても、現状が変わらないとなあ」
と、ぼやいてしまった・・・・・・。
日本の会社で管理職として活躍している女性の数は、
世界的にも類を見ないほど低い。らしい。
これは政界でも、議員の数が少ないのもいっしょ。
わたしの住む滋賀県。
このたびの知事選では、自民党の候補者が落選したことで、
注目を集め、TVでは、
「民主フィーバーの時は、全員民主党が当選したのに、
前回の選挙は全員自民党。風に敏感な県民性。」
と評していた。
でも私は、どちらかと言うと、封建的な県民性だと思う。
教育界の管理職と言えば、校長、教頭。
もう17年も前だが、出張で広島の小学校を何校か訪問したが、
どこの小学校でも女性の校長・教頭が出て来て下さってびっくり

(どちらかは女性だった。)
その頃、滋賀には女性校長、教頭は殆んどいなかった

今頃やっと女性の管理職も増えてきたが、滋賀は少ない方だろう。
私も、40代半ばになると、
「上を目指して頑張ってみないか?」
「教頭試験を受けなさい。」
などど、言ってくれる校長もいて、
そういう話をいただくことも増えた。
「とりあえず推薦するので、海外研修に1か月行ってみないか?」
と話をして下さった時は、
3人の子どもたちは、小学生一人、中学生二人の頃。
夏休み期間だったので、弁当はいらなかったが、
毎日の食事の世話、部活に持っていく水筒、の用意、etc・・・・・・・・。
ストップがかかったのは、義母からだった。
「申し訳ないが、とてもあんたの替わりはできん。」
もっともです。
主人は応援する気持ちはあったが、なんせ何にも料理できない人。
で、結局お断りした。
その後も、教頭試験を受けるようにと、言ってくださる校長もいて、
実際一回受けた。
が、その頃、子どもたちはさらに大きくなり、
高校での部活に弁当+朝弁当がいったり、
土日はスポーツ少年団の追っかけあり。
教頭になれば、毎朝遅くても7時過ぎには学校にいなくてはならない。
そして、
夜学校を出るのは、普通の学校では9時以降が定時だろう。
「やっぱ無理やな・・・・・・・・。」
その頃には義母も87歳になりました。
一人で留守番をするのも難しくなってきた・・・・・・・。
教頭試験どころか、早期退職を決意した時、
周りは、
「まあ、もったいない。」
「早すぎるやろ!」
という声ばっかりだったが、
昔からよく知ってる事務の方が、
「先生がここまで勤められたのは、今までずーと子どもの面倒を見て、
支えてくれた二人のおばあさんのおかげ。
辞めたら、充分面倒見て、恩返ししてあげて。」
と、言ってくれた。
グッときました。
昔には珍しく、母も義母も働き、収入を得ていたので、
働く私を応援する気持ちは強かったんだろう。
と、今はよーく分かる。
そして、
私が辞めた年の4月に病気が発覚した義母でしたが、
その後も元気にディーサービスに通い、
年末に急に体調を崩し、この冬に逝きました。
辞めたおかげで、この3年は出来たての食事を食べてもらい、
最期は何とか人並みに看護することができた。
そして、今実母は87歳で一人暮らし。
「辞めてくれたので、何かあったら飛んで来てもらえる安心感が
ありがたい。」
と、いつも言ってくれている。
子育てと、老人介護の問題。
女性の管理職の少なさには、
この二つの問題が大きくかかわっていると思う。
管理職から、一般の先生に目を向けても、
世界的に中学校の先生の労働実態を調べた数字が、
この前話題になっていた。
何と

日本の教師の残業時間は世界的に突出してるとか

これを解決しないと、管理職だけでなく、男女を問わず、
頑張っている先生たちが倒れて行ってしまう

とりあえず、
私ができるのは、働いている3人の我が子(男女とも)
を支えてあげることですね。
二人のおばあさんがしてくれたように
