年次有給休暇の積立保存制度 | 新聞、書籍から経営のちょっとしたヒント

新聞、書籍から経営のちょっとしたヒント

ビジネスコーチとして活動していく中、新聞や書籍で経営のヒントになるようなことを書いてきます。
ちょっとした日常や趣味の話も少々。

年次有給休暇を取得する権利は、2年間で時効になります。

そのため、多くの企業では、繰り越すが出来るのは「翌年度限り」としています。


大手企業では失効した年次有給休暇を通常のものとは別扱いで特別に積み立てる制度を設けているところがあります。

長期の病気療養が必要になったとき等取得出来る理由は制限していますが、従業員の「万が一何かあったとき」の不安解消につなげています。


どの企業でも「ヒトが大事」と言いますが、その割には人事施策にあまり工夫をしていないような気がします。

人事部のあるような企業規模であれば、施策を考える余裕があるのでしょうが、規模が小さいとそこまで余裕がないのだと思います。

そのときは、経営者がそれを考えなくてはなりません。

従業員みんなが意欲的働く企業になるためにはどうすべきか?

他社と同じではそうは思わないはずです。


どう他社と差別化するか?

それを反映した人事施策の作成が重要になってくると思います。


きょうの経営労務レポート「年次有給休暇の積立保存制度」はこちら から。