餓死ではなく平穏死
『延命措置』深く理解していませでした。漠然と意識のない人にするもの?人工呼吸器をつけること?くらいのことでした。今回、利用者様が、経口摂取が出来ないと判断されました。私には何のこと?かわからず、2日前は少しですが、食べていたし飲めていました。だから、どうして?と疑問なりました。経口摂取が出来ない状態で、延命措置もなく、時間だけが過ぎていくのはどうなの?て、これが延命治療を行わない、そういうことなの?と悩みました。だから、検索してみました。苦しいのではと思ったからです。そうではなかったんです。高齢者は食欲も落ち、胃腸も弱っているから、食べ物を受け付ける状態になく、飢えて苦しいわけではなかったんです。逆に、眠るように安らかに亡くなる。そうです。確かに、側に御家族様がずっと寄り添っておられ、安心されているよに見えました。多分、色々な思いも伝えられたのかな、時間はありましたから。YouTubeで施設での見取りを観ました。延命措置をされない方に、職員の方たちも、一丸となって向き合われています。とても素敵な姿です。観察力で一人一人の幸せを探し、それを実現させる力。最後は優しさと愛で見送られていました。一つ学んだから、またこれからのケアで活かしていきたい、そう思いました。