抹茶の仕上げ・・・む、むずかしい!! | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

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水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


二番茶が始まる前に、
なんとか抹茶の仕上げをしようとしておりますが
試行錯誤中です。


やればやるほど、
分かることもあるし
難しいなあとも思います。

第一回は、家の火入れ機で。

タイミングを見て出しては
茶葉を味見、
挽いて味見(挽くのが時間がかかり、少量しかできないのが大変なところ)
また火入れ。

でも、家の火入れ機だと、色味が黄色みがかかってくるので
第二回は、地元の共同の仕上げ工場で。


機械の性質を見ながら
これまた、食べて味見、
飲んで味見。



火入れた茶葉を
急須で淹れると
玉露のようで、本当においしい。


そこでいいかな?と思っても
挽いて飲んでみると、ちょっと違う。

しかも、同じ濃度でも
ただ、お湯に溶かした状態と
茶筅で立てた状態ではまた味が違い

何度も何度も。

なるほど、抹茶の原料が
碾茶と言って、薄い葉の形状を残した形で製造するのが
よく分かりました。

煎茶に近いよれた形状だと
まるごといただく抹茶の火入れは
なかなか難しいなあと思います。

今日は、8パターンの火入を試み。

これでいいかな?と思ったけれど
やっぱり、家に帰って改めて飲むと
納得いかず。

火入れは、本当に難しいし
抹茶という初挑戦の世界では
これまで通りにいかないことがいっぱい。


渋みを感じたお茶の葉が
火入れをすると甘くなる。
香りが変わる。

それが温度、時間によって変わってくる。
色みはなるべく、美しいまま残したい。



初めての世界だもの
うまくいかないのは当然~。

明日の作戦を練って、まだまだ続けます!!