煎茶や紅茶、ほうじ茶づくりを主としてきた私たちにとって
抹茶はなじみの薄いもの。
それでも、無肥料栽培の抹茶を飲んでみたい、
の声をいただき
「私たちも、やってみよう!
桜野園らしい、抹茶づくり!!」
と心が決まりました。
そして、様々な抹茶の試飲に始まり
一番茶の怒涛の中での
初めての抹茶の生産、
製造。
京都まで視察に行き、
仕上げでは産みの苦しみを経て
なんとか仕上がりました!!
3日目の火入の試行錯誤で
これでよし!!と温度などの設定を決めても
フライパンの加熱と同じ。
常に一定温度というわけにはいきません。
何度も試飲しながら、
火入れのむずかしさを身をもって
感じながら、形になりました。
わずか、10㎏ちょっとのお茶の葉。
最後のブレンドまで、大切に仕上げます。
まだ家のミルで挽いた状態ですが
色味がきれい♪とご好評だった
かぶせ茶パウダー(左)としても、
右側の抹茶のほうが、より青みが濃く、鮮やかです。
点ててみると、
左がかぶせ茶パウダー、右が抹茶。鮮やかです!!
そして、子どもたちにも色々試飲してもらいましたが
普通の濃度で抹茶を点てると「苦っ」という顔をしますが
こんなふうに、本格的な抹茶より薄い濃度でいれると
色みもとってもきれいだし、
「おいしい!」と言って飲んでくれました。
これなら、茶せんや抹茶茶わんがなくても、
お湯にサッと溶かすだけで、気軽に味わうことができます。
お客さまへのおもてなしに、
手軽でぴったりな飲みものになるのではないかと☆
さらに子どもたちに好評だったのが
冷水の抹茶。
といっても、こちらも氷水を加えるだけ。
現在、パッケージもあと少しの段階なので
挽き加工が終わり、袋の印刷、ラベルの印刷
そして無事袋詰めが終わり
お届けの段階になりましたら
飲み方についても、またお伝えしていきたいと思います!!