前回、道の駅こさか七滝の寄り道コーナーで寄った「明治百年通り」ですが、
鉱山が繁栄していた頃の名残がお芝居小屋「康楽館」だけでなく、他にもありましたので寄り道してみました。
「康楽館」を奥に進むと「小坂鉱山事務所」が!
明治38年に建設された木造3階建ての洋館です。小坂鉱山は鉱産額でかつて全国一を誇っていたこともあり、その全盛時代を偲ばせる文化遺産にもなっているようです。驚かされることに平成9年まで現役の事務所だったようです。
玄関ホールの「螺旋(らせん)階段」は建築学的にも高い評価を受けているとのことです。
当時の資料などが展示されています。
ドイツの「クルト・ネットー」は鉱山兼製鉱師としてここ小坂鉱山に赴任、ドイツ式の製錬法を採用し、近代化の道を歩ませた偉大な方で、彼に関する資料なども展示されていました。
道路を挟んで向かいには「旧聖園(みその)マリア園”天使館”」が建っています。
「聖心愛子会」が小坂鉱山の協力を得て、鉱山従業員たちの子供らの保育を目的として昭和6年に設置した幼児教育施設です。
小坂鉱山の鉱石輸送などに使用されていた「小坂鉄道」の線路と設備を利用したテーマパーク「小坂鉄道レールパーク」にも行ってみました。
「レールバイク」や「観光トロッコ」などの体験ができます。
機関車庫「体験館」は本来の車庫としての役割ばかりでなく、歴史展示室で鉄道の歴史なども知ることができます。
最後に「小坂町立総合博物館 郷土館」で小坂鉱山の歴史や文化などに関した資料や展示物を見学しました。
小坂の古き良き時代を知ることができました。















