栃木寄り道編1 日光の社寺 | おつきよのブログ

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道の駅のソフト&アイスを食べながら「日本一周」目指すぞ!

今回は


道の駅湯西川のある日光の代表的な観光名所でもあり、


栃木でやりたいことの1つである


世界遺産・日光の社寺


の訪問です。



中学時代の修学旅行で来たことがあります。

チョー久しぶり(ウン十年ぶり・・・・)になります。



世界遺産・日光の社寺は


日光東照宮」、「日光二荒山神社


の二社と「日光山輪王寺」の一寺


からなります。



この「二社一寺」を拝観できる共通券というものが

明治時代からあるのですが、私が訪問した

2013年の10月には廃止になっていました

・・・トホホ



2013年の夏過ぎから各社寺で本格的に「平成の大修理」が

行われます(建物によって平成30~32年までと長いです・・・)。


それで、


二社は拝観の対象物がないので共通券の廃止を提案しました。

一方、輪王寺は修繕費の半分を共通拝観料で賄う計画なので、

当然、廃止案に反対します。

互いに妥協案を出しましたが、最終的には

もの別れし、事実上廃止になってしまった・・・・という経緯です。

仕方ないですネ。




では、行ってみましょう!!


最初は

日光東照宮

です。


二社一寺の中でも知名度が絶大で、

「東照宮に来たのだから、ついでに他も・・・」

と考える観光客も多いようです・・・・


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紅葉の時期でもあったので、多くの方で賑わっています。

東照宮は徳川家康を神格化した東照大権現を祀っています。

明治時代の神仏分離により、現在の二社一寺になりました。




こちらは五重塔です。


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東照宮のシンボル的存在


国宝「陽明門」は


平成の大修理で平成31年まで外観の塗装などが行われるため

見学は暫くお休みです。

ザンネン・・・


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こちらも有名な

ご神馬をつなぐ厩である

神厩舎

です。

(お馬ちゃんもちゃんといましたっ!!)


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8面の猿の彫刻があり、

中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が

有名ですよね。


何故、馬小屋に猿なのかなぁ~と思いませんか?

「猿は馬の病気を治し、馬の守り神とされている」と古くからの

言い伝えがあるからなんだそうです。


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国宝の「回廊・眠り猫」です。

江戸時代初期の伝説の彫刻師「左甚五郎」の作品です。


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すごい人の列ですっ!!!!




薬師堂(または本地堂とも言われてます)には

反響音が竜の鳴き声のように聞こえる

鳴竜」が描かれています。



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本社の正門「唐門」です。


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本当に東照宮はきらびやかで、豪華絢爛です。






続いては、もう一つの神社


日光二荒山神社


(にっこうふたらさんじんじゃ)


です。

日光の社寺におかれているのは「本社」で

中禅寺湖畔の中宮祠、男体山山頂の奥宮の3宮になります。



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開祖「勝道上人」の銅像です。




日光の社寺の中で最奥に位置しており、

神橋(しんきょう)


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を含み11棟が重要文化財になっております。



この神橋ですが、勝道一行が大谷川(だいやがわ)の激流で

向こう岸へ渡れず困っているところに

深沙大王という神が現れ、2匹の大蛇を出現させると橋になり

無事に渡ることができたという伝説が残っています。




本社本殿と透堀

は神社の代表的な文化財です。



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神苑に立つ

銅灯篭



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こちらも重要文化財です。


火を灯すと怪しい姿に化けたことから

「化灯篭」と言われ、刀で斬りつけた傷が無数にあります。





最後は唯一の寺院


日光山輪王寺


の紹介です。

輪王寺は日光山中の寺院群を指し、

天台宗の門跡寺院です。



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メインスポットである

三仏堂

も平成の大修理が平成30年まで行われます。



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外壁に大きな絵が描かれていますが、

有料で工事の様子を見学することができます。




慈眼堂廟塔(石造五輪塔)

は三仏堂の裏にあります。



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江戸幕府三代目将軍「徳川家光」の廟所

大猷院(たいゆういん)
です。


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一番奥になる

本殿は国宝です。



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約4時間で二社一寺全てを見学できます。


今回は平成の大修理で見学できないものや

この時期にしか見れないものもありましたが、

終わったら再度訪問したいと思います。


なんと言っても世界遺産ですから!


その時は二社一寺が仲良くなっているかな??

豪華な建造物群は徳川家の繁栄を垣間見ることができ、

心洗われるパワースポットでもあります。



是非、悠久の時を感じてみてください!!