日本酒とワイン 大森のとっても!オッティモ! ottimo -1322ページ目

鰻の蒲の穂焼き!

子どものころからあんまり意識してなかったけど鰻がすごく好きだった。

 

鰻が好きとは言えたまに食べる鰻重が好きだった。

 

高校生になって自分のバイト代をはたいて地元の鰻屋さんに連れってもらい、うざく、うまき、白焼き、鰻屋と専門店の鰻料理の幅広さを知ったときはやっぱり感動しましたね。

 

美味しさを知るとかえってがっかりしたくないから中途半端なお店では食べなくなり、好きとは言え年に数回食べるかどうかなんですが。

 

鰻って値段はともかく、割と時間を取ってゆっくりと楽しむじゃないですか。

 

そんな気持ちの時に中途半端なお店行くとほんと悲しくなるんで、自分の気に入ったお店か信頼のできる人の紹介でなければまず食べません。

 

「記憶に残る料理」ってテーマで記憶を遡ると鰻だけで4本はブログが書けますね、そしてそのどれもが絶品。

 

鰻好きを自称しつつもまだまだ知識が浅いことと、あらためて鰻と言う素材の魅力に出会えたのがこちらのお店。

 

八重洲 はし本さん

 

もうこの鰻重の写真だけでやられる!

 

季節ごとの鰻の美味しさ、生産者による鰻の質の高さを楽しませてくれるはし本さん。

 

とりあえず夜のコースを楽しんだ時の写真を。

 

これヒレ串かな?うまきと旬の沢蟹と。

 

肝焼き。

 

鰻の刺身。

 

うざく。

 

骨せんべいと漬物。

 

苺大福、甘味までガチの手作りなのがまた凄い。

 

冒頭の鰻重しかり、コースで出てくる一品一品見て頂ければわかりますがほんと素晴らしいです。

 

どれをとっても絶品ですが中でも記憶に残るのがこちら。

 

鰻の蒲の穂焼き。

 

鰻好きを自称していたけどはし本さんで初めて出会った料理でした。(以後もまだよそで出会ってはないなぁ。)

 

鰻を筒切りに捌いて塩をして焼き上げる。

 

すごくシンプルな料理ですがそれだけに鰻の美味しさがダイレクトに伝わってきます。

 

串をつかんでがぶりとかぶりつく、串から外して骨ぎしをかじる。

 

香ばしい皮目、鰻らしい脂の甘味、蒸し焼きになりプリッとした食感、かじりつく骨ぎしの身もまた美味い。

 

この筒切りの焼き上がりが蒲の穂に似ていることから蒲の穂焼き、そして開いて焼いたものを蒲焼きと呼ぶようになりさらに技術が洗練されていったそうです。

 

こんなに美味しい鰻を、そして鰻と真摯に向き合って受け継がれてきた鰻専門店の技術と文化を末永く楽しめることを切に願っています。