テキスタイル獣道 -35ページ目

カワイイとは何か?

捕獲生地報告の途中ですが、1つご報告。

現在販売中の雑誌、pen のカワイイ JAPAN 特集に取材記事が掲載されています。











カワイイとはなんでしょうか?

言葉の軽さと反比例して難しい。や、簡単でもあるんだけど。


実は、この取材を受けていた頃とは私の考え方は少し変わって来ていて

デザインがカワイイと言われる事をもう少しちゃんと受け止めようかと

最近はそう思っています。



恐るべし、カワイイ。

もしかしたら、絶対的な存在として続いて来たモダンデザインと言う価値観を

ひっくり返すくらいのパワーを秘めているのかもしれないと

最近は、何と言うか

ものすごく可能性を感じています。



カワイイを考えるきっかけに是非。

コンビニでも売ってます。 m(_ _ )m

表紙がカワイイ。




捕獲生地祭りその2 マイヤイソラ編

さて、捕獲生地祭りその2

早々に登場の絶対的王者、マイヤイソラ編です。

この人に関してはうんちくも細かい前置きも不要ですね。

いきなり、どうぞー















、、、正直、デザインが良いとは思えない。決して上手いとも、、、、


それでも広げた瞬間 

「おおっ!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ」 

と思ってしまうのは何故だ?


「カワイイ」 

と思ってしまうのは何故だ?


それはね、、、

この広大な白場にマイヤイソラ独特の、たっぷりとしたタッチで たっぷー と、やられたら

もう、それだけで良いのです。 

あっさり降参。

















これもマイヤの「たっぷりとしたタッチ」が思う存分楽しめる1品です。

さあ、白飯と箸を持参してご覧下さい。



(・∀・)「でもこの柄、構図が右に寄っててバランス悪くない?」



などと
野暮なことを言うのはやめましょう。

マイヤなんだから。










私の大好きな、マイヤのいわゆる「オーナメントシリーズ」。

以前、こういうのを描こうとして真似してみたら

ただのダッサイ唐草柄になってしまいました。

腕の差ってことだね。



(・∀・)「でもこれ、なんで左側だけに柄が入ったりストライプが塗りつぶされたりしてるの?」



、、、、むう、、確かに。


もしかして、これは試作とかミスプリントなのか? と思って調べてみましたが

これで正しいみたいです。



何故左側だけデザインが違うのか?


答え


そういうデザインだからです。
m(_ _ )m











これは古い。 ネームが marimekko ではなく、maritextile になっています。

大柄です。 ただそれだけです。

でも、素晴らしいではありませんか!



当時、アルミラティア率いるマリメッコは

オーセンティックな花柄を否定するかのように巨大な、圧倒的な構図の花柄をマイヤイソラデザインによって次々とリリースしていました。


だからこれは、ただの大柄な花柄ではないのです。

強烈なメッセージ性やブランドの思想を含んだ、確固たるバックボーンがあるのです。

だからきっと、50年も経った今でも輝きを失わないのだと思います。











これは、、、

この「大柄」というか、ただの「構成?」。

これにはメッセージや思想はあるのか?

多分、無い



でも






単純に、おおらかで気持ち良いではないか! 

それで良いではないか!


とどのつまり、プリントテキスタイルってそんなもの。


そこを目指して ただただ歩くだけ!


つづく





捕獲生地祭り わっしょい VOKKO編

お待たせしました。

恒例のヘルシンキ出張、捕獲生地紹介のコーナーがやって参りました。

別に待っていませんね、、、すみません。


今回は凄い事になりました。

フリマでも久しぶりに大漁。 ショップでもなかなかの収穫。 新品生地の購入。

そして極めつけに

友人のバイヤーから大量購入&譲り受け があり。

気がつけば、総重量約50kgの大量の生地たち。

まさに 捕獲祭りだわっしょい ヾ(@°▽°@)ノ



なので今回は少しかいつまんで、数回に分けてご紹介しますね。


初回は VOKKO 編!









、、、すばらしい!

この素っ気ないまでのミニマリズム 最高。



(・ω・)/「えっ?これ、ただの格子柄だよね、、こんなの織物でも簡単に作れるし、わざわざプリントで作る意味あるの?」



と、思ったアナタ



貴様はまだまだ未熟だ
こわっぱ! 
(`(エ)´)ノ_彡




織物でも出来るとか編み物でも出来るとかそんな事はどうでもいいのだよ

何でもかんでもプリントでやるというその心意気が素晴らしいのだよ!

選択肢はプリントしか無いという事が分からんかああ









来たー! 素敵! 



(・ω・)/「、、、え? これ、ただの斜め縞だよね、、、こんなの誰でも出来るじゃない」



と、思ったアナタ


3ヶ月ほど高尾山にこもって修行してきなさい



ならば聞くが

何十万円というお金をかけ、何百メーターという在庫を抱えるプレッシャーの中で

あなたはこんな単純な柄でOKを出す勇気があるか?


私は無理だ。きっと、何かしらデザイン的な要素を足してしまうだろう。

そうしたらきっと、この清さ、オーラは出ないのだ!


それが理解出来るまで、高尾山の天狗にしごいてもらいたまえ!












、、涙が止まりません


決して、白黒の細かい柄で目がチカチカするからではありません。

この、このディテールを見たまえ!






一見機械的なラインに見える柄ですが、手で描いたブレがわずかに見られます。



(・ω・)/「へー、でもどうせ手で描くんならもっと手描きっぽくした方がいいのでは?」



と、思ったアナタ


B1紙全てを溝引き&烏口の線で埋め尽くして、手描きという行為の意味を知りたまえ



どこまでストイックにし、どこまでデザイン要素を出すのか

そのせめぎ合いがVOKKOのデザインの真骨頂。

手描きでまっすぐ描くという 無意味かつ素晴らしい 行為が何故分からん!










こうやって見て来ると

こんなストイックな柄でも ものすごくデザインされてるように見えるから不思議だ、、、



(・ω・)/「ああ、これは何か分かる気がする。ちゃんとデザインした感じがするね!」



、、、分かって来たではないか、こわっぱ。


そう、この タテリピートの制限なんぞ知りません 的なこのコンポジション

本当に何と言うか、この人はぶれない。今でも




以前はヘルシンキの目抜き通りにショップを構えていましたが

最近、少し外れた所にショップが移りました。それが何と言うか、むしろ良い感じ。

そこでたまに、生き生きと働くVOKKOさん本人を見かけるそうです。

御年84歳。

まだまだ現役バリバリです。






「富山もよう」の生地が出来ました。

フィンランドから帰ってきたら、「富山もよう」の生地が出来上がっていました。













そして、予算は無視して(世間はこれを自腹と呼ぶ、、)織ネームも作っちゃいました!










これからエコバックの製作に入ります。

そんな事別にね、誰に頼まれた訳でもないけど!



「富山もよう」 無理矢理まだまだ続きます!








あっという間に帰国です

あっという間に明日帰国です。






何というか、滞在中のブログがダラダラで申し訳ない。

いやー、年々書きにくい感じなんです。特に仕事関係とか。

なんでかなあ。 

別に禁止されてる訳でもないから書けば良いんだけど、なんかそういうのも違う気がしてしまって

でもね、色々テキスタイルのことを伝えて行くためのブログなんだし、ある程度書いて行かなきゃいけないんですが

難しい。 もっとね、さらりさらりと 色々書けるようになりたいなあ!

もうちょっとがんばります!




さて、今回何か良かったって

生地の捕獲がね。たくさん。

フリマでもお店でも、凄く良いのと沢山巡り会えました。

さらに、知人から沢山譲り受けて

さらに購入した新品の生地、撮影で使った生地等々で

こんな有様になってしまいました! ↓










( ̄□ ̄;)




、、、、やばい


さすがにやばい


持って帰れるのだろうか? ワタシ。



合間をぬって美術館巡りのまき


あいかわらず、せっかくヘルシンキに来ているのに引きこもりの私ですが

そうは言っても仕事ばかりでは何なので、美術館巡りをしてきました。













































KIASMA → TAIDE HALLI → Kim Simonsson → DESIGN MUSEO → MOONIN MAG EXHIBITION
(※どこも写真OKでした。)


ふうーーー 疲れた 

ヒッキーにはきつかったぜ。

凄く良かったのから、「何じゃこれ?」 まで様々。

とはいえ内容はともかく、展示の細部に至るまで、いちいち見慣れない部材が満載で刺激的に感じてしまいます。

まさにこれ、海外マジック。


しかし、何だな

仕事、終わらないなあ、、、、(_ _。)

なまじっか、パソコンなんぞ持ってこなければいいのかしら?



ヘルシンキで引きこもっております

さて、ヘルシンキで引きこもり気味のケモノです。

や、出発前に終わらなかった仕事を抱えて来ているので、、、、

宿にはパソコン、ペンタブレット、外付けHD&CDドライブ 等々。

そのうちにスキャナーとプリンターまで増えたらどうしよう、、、、

でも、気候が涼しいので案外仕事がはかどるんですよね。



さて、それらの仕事の合間に、先日撮影した写真をまとめました。

5月のスパイラルで発表した OTTAIPNU オリジナルファブリック。

恒例のヘルシンキロケ。 どうぞー。










waku BU









waku RO









morinonaka BU









morinonaka PN









ほかにも沢山良いショットはありましたが

とりあえず、オフィシャル写真としてこれらを選びました。

こんだけ撮るのに、何百枚も撮るのよね。本当に大変。


タパニ、Nさん、いつもの事ですが有り難うございました! 感謝m(_ _ )m。




JDNで紹介して頂きました!

出張の最中ですが一つ、告知です。

デザイン情報webマガジン、JDNに紹介して頂きました!



http://www.japandesign.ne.jp/kiriyama/184_masaru_suzuki.html








感激。



なんと、デザインディレクターの桐山登士樹さんのコメント入りです。



感動。



注目のデザイナーですと?


ななな 泣けてきますな。(TωT)



正直、こんな作風ではもはやデザイナーとは呼べないのではないか? とか思ったりもしましたが

大丈夫みたいです。 や、多分。


ご紹介、ありがとうございました! m(_ _ )m





本日は撮影日和

日曜日。

この日はメーカーもお店も閉まっていて、開いてるのは美術館くらいなので

生地の撮影を行いました。

毎回、撮影の日は雨が降ったり強風だったりでかなり過酷な状況なのですが

この日は珍しく、快晴。撮影日和!







何となく始めたこの、ヘルシンキで撮影するというスタイル

いつまでできるかなあ、、、体力的にもしんどくなってきたなあ、、、

でもまあ、やれるところまでは!ヾ(。`Д´。)ノ


って、そればっか言ってる気がするなあ。










それにしてもちょうど良い気候で本当に気持ちいい。

今回は撮影をかねたお散歩、みたいな。














孤軍奮闘のカメラマン、タパニ。

けど、ここでお弁当とか食べたら気持ちよかろうなあ









赤土ペンキの壁に白い窓枠。典型的なフィンランドのオールドスタイル。











順調に進み、夕方前には終了。

天気が良いと本当にスムーズだわー。


やっぱりなんと言うか、空気感が違うのよね。何でもない場所でも絵になるというか。

どこまでやれるかわかりませんが、がんばります。





画像はまだ整理していないので、、、

ちゃんとまとめたらアップしますね!



シーボイスパイバで生地を漁っていたら絵を捕獲するの巻き

8月30日、ヘルシンキではシーボイスパイバというイベントが開催されました。

いわゆる、クリーニングデイというやつで、街中の至る所でフリマが開催されます。

私の狙いはビンテージ生地のみ。早朝から発祥の地、カルフプイストへ行ってきました。







最近は生地は少なめなんですが、今回はなかなか良い感じでした。

捕獲した生地たちはまた後日、恒例の「捕獲生地紹介」でお披露目しますね。




で、会場をウロウロしていたらイラストレーターのマッティと遭遇。











おー、久しぶり。何しているの? と聞くと


「いや、僕もクリーニングw。」

と、彼の大量の絵や原画を売っていました!









びっくり!

まさかここで彼の絵を買えるとは!

さんざん迷ってこちらを購入 ↓











いやー、満足満足。

さて、違う会場へ移動せねば!