O では自分がライブに行ってきたということもあって、記憶も新しいうちにBUMP OF CHICKENを取り上げたいと思います。

 

T BUMP OF CHICKENは今までもテーマの候補として挙がっていたけど、あまり乗り気じゃなかったよね。ここにきて急に取り上げようと思ったのは何でなの?

 

O なぜ今まで候補に挙がりつつも踏み切れなかったかというと、バンプのファンってたくさんいそうで、しかもネットを見てる層が多いと思ったんだよね。それでもし僕らが勝手にしゃべってるのがファンの目に留まって、叩かれるようなことになったら嫌だと思ってね(笑)。

 

T 炎上ですか(笑)。

 

O まあ、炎上するほど見られるブログじゃないけど、それでも取り上げるのが憚られてたんだよね。

 

T でもそんなこと言ったらどのテーマだって同じことでしょ。

 

O バンプはとくにって感じがするんだよ。バンプのファンはネット見てるよ。もともとバンプの歌は昔フラッシュで流行った部分もあったから、そういうところから入ってきたファンもいると思うんだよね。

 

T ではくれぐれも発言はおとなしめに(笑)。

 

O けなしたりするつもりは毛頭ないですよ。

 

T だって僕らもファンですからね。

 

O そうですよ。僕らもう三度の飯よりもBUMP OF CHICKENが好き…とまではいかないけど(笑)。

 

T だいぶ盛ろうとしたな(笑)。

 

O 否定的なことは一切言わないですよ。

 

T そもそもいつもそんな否定的なこと言ってないでしょ。

 

O どのへんから話したほうがいいですかね。やっぱり出会いとかからがいいですかね。

 

T ではイントロダクションとして伺っていきましょう。

 

O 出会いは大学のころだから、かれこれ10年ぐらい前になるね。僕は何かしら新しいものを知るときは友達から紹介されてというパターンが多いんだけど、BUMP OF CHICKENも大学の友達に紹介されて聴き始めたんだね。やっぱり『天体観測』あたりから聴き始めたんだけど、歌詞が今までにない感じで面白いと思ったのを覚えてる。

 

T たしかにバンプの特徴は歌詞だね。歌詞に力があるというか、言葉は言霊だとよく言われるけど、バンプの歌詞はまさにそんな感じがする。

 

O 『THE LIVING DEAD』のアルバムに入ってる『K』みたいに物語チックな歌詞もあるし。

 

T そうだね。歌詞にストーリー性のある曲もけっこうあるね。

 

O 当時はそのストーリー性のある歌詞に感動して好きになったのもあったんだけど、今になってみるとそういうのが青く思えて、聴くとちょっと恥ずかしくなるので、そのあたりの曲はもう聴いてないな。

 

T おや?今の発言は大丈夫なんですか(笑)?

 

O あ、いえ、決して批判しているわけではありませんよ(笑)。

 

T 起承転結をちゃんと踏んでる歌詞がバンプの特徴だよね。

 

O ストーリー性のある曲は今では恥ずかしくなっちゃったけど、逆に今になって改めて良さがわかるようになった曲もあるんだよね。『ロストマン』なんかがそうで、昔も好きな曲には好きな曲だったんだけど、この歳になって聴き直してみると実感が湧くところもあって、当時とはまた違った良さを感じているな。

 

To Be Continued...

O 他にどうですか?例えば、ベルギーのアフロについてどう思いますか(笑)?

 

T フェライニね(笑)。ベルギーはタレントが揃ってるからもうちょっとやってくれるかと思ったけど、やっぱり経験が少なかったかな。

 

O 意外にヘアースタイルとかも見てて気になっちゃうんだよね。ベルギーのアフロもそうだけど、ガーナのギャンが頭の側面を「3」のかたちに染めてたのとかも気になった。

 

T そんなのもあったね。ガーナはゴールパフォーマンスも面白かったな。

 

O たしかにアフリカ勢の喜び方って独特だよね。祈りのダンスというか、そんな雰囲気のがあったりして。

 

T 準優勝のアルゼンチンについてはどうですか?

 

O そう、アルゼンチンの話はどこかで出さないとと思ってたんだよね。メッシが攻撃に専念して守備をまったくしないという。

 

T アルゼンチンは専門家の間ではすごく評判が悪かったね。とくにメッシなんだけど。僕も何となくアルゼンチンには勝ってほしくなかった。

 

O それも作戦なんだろうけど、端から見てたら一生懸命やれよって思うよね(笑)。個人的には一次リーグ見てた段階ではアルゼンチンがあそこまで残るとは思わなかったな。

 

T 何だかんだ言ってもタレントがいるからね。あと、守備が意外に強かった。アルゼンチンはずっと守備が弱いと言われてたけど、今回は守りで勝っていったように思う。

 

O たしかに得点があまり入らなくて、1ー0とかで勝ってる試合が多かった印象があるな。PKまでいった試合もあったし、試合終了直前の後半のアディショナルタイムでメッシが決めて勝ったという試合もあった。

 

T メッシは今大会で評判が落ちただろうね。優勝させられればマラドーナを超えるかと言われてたけど。

 

O でも最優秀選手はメッシがもらってたよね。

 

T あれはけっこう謎だよね。決勝トーナメントでは1点もとってないし、FIFAの会長ですら疑問だと言っていた。

 

O 最優秀選手は誰が決めてるの?

 

T 審査委員会が決めてるんじゃないかな。

 

O では審査委員会の皆さん、お金でももらっちゃったんですかね(笑)。

 

T でも表彰式でメッシが表彰されている姿は、逆に皮肉というか、嫌がらせのようにも映ったな。そう言えば、ウルグアイのスアレスの噛みつきについてはいかがですか(笑)?

 

O 僕はテレビで見てたけど、最初は何が起こったのかわからなかったな。リプレイが出る前に映ったのがスアレスが口を押さえてるところだったんだよね。だから当たったのかと思ってリプレイが出たら、噛んでた。なんで噛んだお前が痛がってるんだよって感じなのだが(笑)。

 

T あれもまた違う意味で全世界に衝撃を与えたね。

 

O スアレスの噛みつきの他にも、殴っちゃったり、頭突きしちゃったり、いろんなのがあったね(笑)。

 

T あとはコスタリカ旋風がすごかったね。あのグループで抜け出すとは、下馬評を覆した。

 

O あの死のグループでね。「死のグループ」という表現がされるときの「死」とは、コスタリカにとっての「死」という意味合いが強いはずだったんだが(笑)。

 

T 普通に考えたら全敗だと思われそうなんだけど。あれも感動したな。

 

O やっぱり何が起こるかわからないところがあったよね。個人的にはもうちょっと変わったことがあっても面白かったかとは思うけど。例えば、コロンビアが決勝トーナメントでブラジルに勝って勝ち上がっていくとか。

 

T それもあり得た話だよね。そういう意味では今大会は史上最高のワールドカップというか、そこまで行かなくとも評判の良い大会ではあったね。

 

O 見ててすごく面白かった。

 

T では最後に我らが日本代表についてはどうですか?

 

O いや、日本代表については語らなくていいです(笑)。

 

The End.

O ブラジルサポーターもひどいよね。最初はドイツがボール持つとブーイングしてたのが、そのうちブラジルのプレーに対してブーイング出すようになっちゃって。ピンチのときこそ応援してあげなきゃだめだと思うんだが。

 

T 結局はあのプレッシャーの激しさがブラジルだと思うんだよね。味方につければこんなに強いものはないけど、崩れたときには手のひらを返したようにプレッシャーとしてのしかかってくる。あの7点の失点はそのままブラジルのプレッシャーの重さだと僕は思うね。

 

O 国歌はみんなで一生懸命歌ってるのにね(笑)。

 

T あの国歌はすごいよね。聞くたびに毎回感動するもん。鳥肌立つし。でも考えてみるとずっと異常だったよね。ネイマールも国歌斉唱だけで泣いてたりしたし、チリ戦のときのPKとかも。こんなペースで続けたら精神的に決勝までもたないんじゃないかとは思ったね。

 

O ネイマールと言えば、PKの蹴り方が特徴的だよね。ゆっくり入ったと思ったら急に小走りになって、またゆっくりになると。この前街であんな感じの走り方をしているおじさんを見かけて、ネイマール?って思った(笑)。

 

T 絶対ちゃうやろ(笑)!ネイマールって南米のサッカーの面白さを体現してるような選手だよね。

 

O 話してるうちにだんだん思い出してきたわ。T君は他に注目してたチームはあった?

 

T もともといつもポルトガルを応援してるから、ポルトガルは注目してたね。ただ、今回はクリスチアーノ・ロナウドも怪我があったのとバロンドールの呪いであまり輝けてなかったけど。

 

O バロンドールの呪いというのは?

 

T バロンドールを受賞した選手はその年のワールドカップで輝けないというジンクスがあるんだよね。前回大会のメッシとか、その前のロナウジーニョとか。ジダンもそうだったけど。だからメッシは今回、わざとバロンドールを避けたんじゃないかとも言われてる(笑)。

 

O クリスチアーノ・ロナウドもいつ得点するかと思って最初のころから見てたけど、ガーナ戦か何かでやっと得点したゴールはちょっとショボめで、本人も納得いってなさそうだった。

 

T O君はフランスが贔屓だったみたいだけど、そのあたりはどう?

 

O 贔屓と言うか、一次リーグを見てたときにいいかなと思ったんだよね。まあ、結果負けちゃったからこんな言い方で、優勝したりしてたら「最初から注目してたんだよ!」とか言うところだけど(笑)。

 

T たしかに今大会のフランスは良かったね。僕も注目してた。

 

O とくにスイス戦が印象的だったね。

 

T 5点とった試合ね。あれは素晴らしかった。

 

O フランスの活躍もすごかったんだけど、あの試合でもう一つ印象に残ってるのがスイスのフリーキックからのゴールで、壁がいるんだけど、その下をすり抜けてゴールした場面があった。こんなこともあるのかと面白く思ったね。

 

T あれは壁が割れちゃったりしてたから、守ってるフランス側に問題があったけどね。

 

O でもこういうハプニングがあるのもワールドカップの面白さの一つだと思ったな。

 

T フランスはいつもは内紛で瓦解するイメージがあるけど、今回はチームで一体となってた感じがしたね。

 

O メンバーも一新していて、たしか前回大会から引き継ぎ出場してる人は4人しかいなかったんだよね。

 

T 前回のフランスはボロボロだったからね。それに監督もフランス大会のときにキャプテンだったデシャンが務めてたから、リーダーシップもあったと思う。

 

O 若い選手を積極的に起用したりもしてたし。

 

T だから結果的にはベスト8で負けちゃったけどフランス国内の評価は高くて、2年後のユーロへの期待も高まっているみたいだね。

 

O それに次のワールドカップも一番脂がのった状態で迎えられるかもしれないね。

 

T あと個人的に印象に残ってるのがオランダだな。ファン・ハール采配は本当にすごかった。

 

O ああ、PK戦でゴールキーパーを代えたやつか。

 

T それもそうだけど、いろんな采配がずばり的中してた。でもやっぱりゴールキーパー代えたのはすごかったね。あんなのは初めて見たよ。負けてたら相当批判されただろうけど、そこをあえてギャンブルして勝った勝負強さがあるよね。登録選手23人を全員使ったというのも史上初めてらしい。

 

O あ、そうなんだ。たしかに控えのゴールキーパーとかも使ってるわけだからね。

 

T 控えのゴールキーパー使うことなんてほとんどないからね。だから最後3位決定戦のときに3ー0でリードして余裕があった場面でも、キーパーの交代を使っていた。あれも絶対お前出すからと最初から言ってたみたいで、男気のあるところを見せていたみたい。

 

O でも逆にやられてるブラジルからしてみたら相当な屈辱だよね。

 

T たしかにね。ただ、最初からあいつを出せるような試合にしようと選手たちが思っていたら、それでモチベーションも上がるからね。

 

To Be Continued...