T   今日は新海誠監督の最新作『天気の子』について、新海監督にふさわしく、新宿からお送りしたいと思います。

 
O   公開中の映画をテーマにするというのは今までやってきてないことで、それ自体は新しい流れであるんだけど、ネタバレになってしまうので、公開タイミングをいつにすればよいのかを悩んでるところです。
 
T   ネタバレが嫌な人は読まないでくださいってすればいいんじゃないの?
 
O   じゃあここで言おう。ここからは映画のネタバレを含みますので、映画を見てない方はここから先は読まないでください。そう言わなくても読まないと思うけど(笑)。
 
T   (笑)。では本題に入りましょう。
 
O   『天気の子』は一昨日見たばかりなんだけど、今日やって良かったと思うのは、時間が経つと内容を忘れちゃう気がする。
 
T   見た直後の熱感というのは大事だね。
 
O   今ならストーリー覚えてるから、今なら僕にできることはまだある(笑)。
 
T   無理やりつなげようとしてるな(笑)。で、どうでした、感想は?
 
O   僕は『君の名は。』を見たときに受けたインパクトがあって、日常からある日、非日常的なラブコメ的な超常現象が起きて、そこから天変地異につながっていくって展開が新鮮だったんだけど、今回も似たような展開だったので、『君の名は。』の焼き直しみたいな感じがしちゃって、面白かったには面白かったんだけど、『君の名は。』ほどのインパクトはなかったかな。Tさんはどう思いました?
 
T   まず、映画を見る前に見た新海誠監督のインタビューがあって、そこで監督は『君の名は。』は絶賛もされたけど、批判もたくさんされたって言ってて、中でもあれは災害をなかったことにする映画だという批判が心に残ったと言ってた。彗星被害で犠牲者が出るはずのところを回避して、それは3.11のような大災害が起きたことが念頭にあってそういう設定にしたんだけど、災害を変えてしまうことがご都合主義的だとか言われたようなんだね。それに対して監督は、ならばもっと批判を浴びる作品を作ろうって思ったらしいのね。もっと賛否両論が起こるような作品を。
 
O   へぇ、面白い考え方だね。
 
T   そのコメントを事前に見てたから、どういう作品になってるのかなって気になってたんだけど、大切な人を守るために災害を防ぐのが『君の名は。』だとしたら、大切な人を守るために災害を起こしてしまったのが『天気の子』で、アプローチは似ているかもしれないけど、結論は真逆の作品になったと思ったね。陽菜さんを助けたことによって、けっこうな大惨事になっちゃうじゃん。3年間雨が止まず、東京が水没するとか。
 
O   東京は昔、海の底だったから、昔に戻っただけだというセリフもあったけど。
 
T   でもあんなに海じゃなかったと思うけど(笑)。エヴァンゲリオンのセカンドインパクト後の東京みたくなってる。普通ストーリーの王道って、誰か一人が犠牲になって、それでみんなが救われるって展開になると思うんだけど、あえてその逆をいってるね。『君の名は。』のヒットの後にこういう作品を出してくるところに新海誠監督の肝っ玉の太さを感じるな。普通はヒットの後には無難な方向に行きがちだと思うのにそうしない。そこがすごいと思った。
 
O   僕もラストは良いと思ったな。ハッピーエンドで終わらせちゃうと、本当に『君の名は。』と同じになっちゃうから、また別のメッセージ性を残して終わるのは良かった。さっき言ってもらったことだけど、『君の名は。』では主人公の利益とみんなの利益が一致してたのが、今作はその逆で、主人公の利益とみんなの利益は一致していない。そのまた違った感じが良かったな。
 
T   主人公対社会という対立構造を作りたかったみたいだね。だから銃を持ち出しての犯罪行為的な部分もあったりする。受け入れがたいことではあるんだけど、そういう少数派の意見を抹殺するのではなく、声を上げていくことが大事だというようなことを監督は言ってるね。
 
O   自分としては拳銃は出してほしくなかったって思いがあるんだよね。拳銃が出てくると現実世界の犯罪につながっちゃって、ファンタジーの世界ではない要素が急に入り込んできちゃう。拳銃ってわりと序盤に出てくるんだけど、それ見たときになんか嫌だなって思ったな。
 
T   たしかにファンタジーには似つかわしくないね。
 
O   拳銃出てくるとコナンみたくなっちゃうし(笑)。
 
T   (笑)。でも振り返ってみると、『秒速5センチメートル』とか『言の葉の庭』とか、気持ちのよい終わり方でない作品も新海監督は作ってるから、本当はそういう作品のほうが監督は好みなのかもしれない。邪推だけど、『君の名は。』はメジャー長編作品ということで、万人ウケするように寄せたのかもしれないね。ただ『秒速5センチメートル』が会いたい人に会えない作品だとしたら、今回は会いたい人には会えたけど、その代償が大きいということで、またパターンを変えてきてる。そんな感じで、自分が『天気の子』を見てまず感じたのは新海監督へのリスペクトの気持ちだね。
 
O   さっきちらっと『言の葉の庭』って出たけど、新宿が舞台になってるところとか、雨がテーマになってるところとかが『言の葉の庭』にも似てるって思ったな。話自体は全然違うんだけど。
 
T   でも各作品に共通点はあるよね。今作も瀧とか三葉とかが途中で出てきたし。
 
O   ああ、そうだったね。何も知らないで見てたから、エンディングでキャストに名前が出てたときは驚いたよ。瀧は出てきたときにもしかして?とは思ったけど、どうせアニメのキャラなんて同じような顔だから(笑)、別人なんだと思って見てたよ。
 
T   『君の名は。』には『言の葉の庭』のユキちゃん先生が出てくるね。
 
O   そうみたいだね。僕も後からネットで見て知ったよ。でも『言の葉の庭』の最後に先生はたしか四国に帰るって言ってたと思うんだけど、なんで岐阜県にいるんだろうね(笑)。
 
T   さあ、それは知らんけど。そんなこと言い出したら『君の名は。』には他にもツッコミどころはたくさんあるよ。あれだけの大災害があったのに、瀧をはじめ周りの先輩たちもまったく記憶にないこととか(笑)。
 
O   そうだよね。あれだけの災害なら絶対ニュースになってると思うし、覚えてないは絶対ないよね(笑)。
 
To Be Continued...
O   東教授に関してだけど、これは良し悪しというよりは個人的に前回の石坂浩二の東教授が好きだったから、今回の寺尾聡さんが悪いというわけでなく、前回のほうがよかったな。
 
T   寺尾聡の東教授は違和感があるな。財前の違和感は見てるうちに消えたって言ったけど、東教授はいつまでも違和感が消えない。寺尾聡だと渋くてかっこよすぎちゃうんだよな。
 
O   東教授の内にあるプライドとか、ダークサイドな部分が出てないのかな。
 
T   東教授って、裏にはそういった嫉妬深さとかが渦巻きつつも、表では東都大のエリート出身というのもあって取り繕ってる感じが、石坂浩二は本当に上手かったと思う。
 
O   たしかに、穏やかそうな顔をしていながら、「一介の医局員が教授に意見するなんて百年早いよ」なんて怖いセリフがズドンと出てきたりもする、その感じが上手かったな。
 
T   そういう部分を考えると、寺尾聡はちょっと違うのかな。
 
O   教授選の根回しをどのぐらいやってるかを東都大の船尾教授に確認されるシーンがあるんだけど、そこで「そんなことしかしてないんですか、甘いお方だ」みたいなことを言われて、船尾教授を見送った後、東教授が狂ったように暴れちゃう場面が前回はあったけど、今回は淡々と進んでた。
 
T   今回も怒りを示した様子はあったけど、あからさまではなかったね。
 
O   そういった意味では前回のほうがいろんな部分を強調していたんだね。
 
T   今回は時間的な制約もあっただろうからね。船尾教授の椎名桔平も存在感があって良かったな。本当は後輩なのに、すべてを差配するように権力者として振舞ってて。
 
O   立場的には東都大の教授のほうが上なんだよね。年齢は違えど、大学の格差がそのまま表れてる(笑)。「私を巻き込んだ以上、必ず勝たなくてはならないんですよ」なんて言われたりして。
 
T   でもそれで結局負けちゃったから、東教授の再就職先にも横槍を入れてくるんだよね。
 
O   嫌がらせしてくるんだね。
 
T   あと、フジ版で象徴的だったのは総回診のシーンだけど、そこはどうしても比べられちゃうから、今回はあえて薄く作ったのかと思ったな。
 
O   総回診って、本当にあんな感じでやってるのかな。大学病院に入院したことがないからわからないけど。
 
T   それと今回、東教授の退官日に緊急オペをぶつけてきて、東教授最後の総回診に全然人がいないってシーンはなかった。
 
O   3人ぐらいしかお付きの人がいないやつね。
 
T   やっぱり時間的な制約だとは思うけど、あのシーンを省いたのはもったいなかったな。倍返しじゃないけど、財前が仕返しをした重要なシーンだとは思うから。
 
O   東教授が財前に「君と僕の人間関係はこれで終わったようだね」って言うシーンがあったけど、今回はそのセリフを言うのが学食みたいなところだった(笑)。
 
T   (笑)。教授選の最中にあの二人が話してたら周りの注目を集めるだろうに、わざわざあんな人がたくさんいるところで話すかね。普通は個室でしょ。
 
O   あんな場所じゃ周りもざわつくでしょうね。
 
T   そして今回はまさかの紅一点、女性の教授が登場していたね。この野坂教授、前回は男だったんだけど、例の東京医大の女子差別問題の影響を受けて…かどうかは知りませんが(笑)、時代を考えて女性も入れなきゃってことなんだろうね。
 
O   そういうのも今回の新しい『白い巨塔』ってことだよね。16年前の時点ではまだその視点はなかった。
 
T   男のドロドロとした社会だけど、女性も入れてみましょうってことだね。
 
O   今の時代、女性の教授がいてもおかしくないからね。
 
T   点数に差をつけちゃうとまずいからね(笑)。でも発想はそれでいいと思うんだけど、じゃあそれが市川実日子かっていうと、それは違う気がする。財前とそんなに歳は変わらなそうで、財前より先に教授になってたとしても、7票もの票をまとめられる力を持つほどのベテランになるかっていうと、それは違うんじゃないかと思う。
 
O   たしかに50代ぐらいのもっと年配の方にしたほうがリアリティは出そうだよね。いくら女性活躍の時代とは言っても、一般企業とは違う世界なわけだし。
 
T   むしろ、女子差別の問題があったぐらいだから、一般企業よりも遅れてるんじゃないかな。市川実日子の演技は上手いんだよ。7票全部をどちらの陣営にも渡さないように両陣営の間をうまく泳ぎ渡っていく女狐感とか。市川実日子に非はないんだけど、設定がちょっとなぁ…。
 
O   リアリティよりも話の展開を重視してのキャストだったってことかな。 
 
T   あとは音楽かな。前回のは印象的な音楽が使われててすごく良かった。エンディングの『アメイジング・グレイス』も良かったし。今回はあまり音楽が印象に残らない。
 
O   前回の音楽は良かったね。オープニングのパイプオルガンの感じとか、入りから雰囲気が出てた。
 
T   サントラも持ってるけど、非の打ち所がないね。それと比べちゃうのもどうかとは思うけど、今回は音楽が物足りないな。
 
O   今思うと『アメイジング・グレイス』はすごく合ってたな。
 
T   最後にあれを持ってくるところがね。虚しさが残るというか。
 
O   思い出して鳥肌立ってきた(笑)。ドロドロした展開から急に静かになって『アメイジング・グレイス』。
 
T   『アメイジング・グレイス』は賛美歌だから、対比だよね。命の尊厳という意味では医者は神に近い職業ではあるんだけど、実際はこんな感じというのを見せた上で、神と対比してるんじゃないかな。
 
O   なるほど、そういう見方もあるんだね。
 
T   そろそろまとめに入りたいところだけど、一つ思ったのが、『白い巨塔』は半世紀前の作品であって、権力争いとかも今でもあるにせよ、良くないことと認識されて表沙汰にできない時代になってきてる中、『白い巨塔』を含めた山崎豊子作品が、新しい令和の時代にとくに若い世代にウケるのかなってことが気になる。
 
O   スマホやタブレットを出してみたり、セリフにAIを入れてみたりしたぐらいじゃごまかされませんよと(笑)。
 
T   大学病院という世界にも、今でも権力争いがあるのかもしれないけど、半世紀前に比べれば改善してきてるだろうし、透明性とかも増してきてるとは思うんだよね。
 
O   それに昔話というかたちでやらないと誤解する人もいそうだよね。今もこんな古い体制なのかと。
 
T   そこが難しくて、未だに残ってる部分もあるから、注意喚起じゃないけど、あえて今風にやることも重要だと思うな。でもだんだん時代に合わない部分は出てきちゃうだろうね。気になって視聴率も確認してみたけど、たしか10何パーセントぐらいで、フジ版は20パーセントを超えてたと思うから、それには及ばないね。
 
O   フジ版はとにかく面白かったからな。大げさにやってたのもあるし、しかも毎回、次の回が気になるような終わり方をしてた。東教授が教授選挙で急に「辞退します」って言ったところで終わったりとか。だから次の回が気になって見ちゃう。
 
T   まあ最初にも言ったけど、フジ版は完成されたほぼパーフェクトな作品だったからね。そういった意味で今回は、フジ版という白い巨塔に挑んだテレビ朝日ということですね(笑)。
 
O   うまくまとめようとしましたね(笑)。
 
The End.
O   キャストの話題になってきたので、キャストについて一つ言うと、小林薫の財前又一がすごく良いと思った。
 
T   あ、ほんと?なんかえげつないくらいコテコテで、取り繕うこともなく自分をさらけ出してるって感じだよね。
 
O   前回の西田敏行さんも良かったんだけど、今思うと西田敏行さんがやってる財前又一って感じがして、小林薫さんのほうが、財前又一としてしっくり見れる気がした。
 
T   なるほど、たしかにこんな人いそうって気はするよね。そういう見方をしたか。僕はまた見方が違って、西田敏行の財前又一のほうが、ただ実弾を送り込むだけじゃなくて、太っ腹で包容力も出てて、あのキャラクターのほうが好きだったな。
 
O   ここでモノマネをしても伝わらないのでモノマネはしませんが(笑)、西田敏行さんの又一もキャラが立ってて良かったね。
 
T   存在感とか言い方とか、良かったな。たしかにキャラが立ちすぎてるところはあったかもしれないけど、西田敏行さんのはまり役だったと思うな。それが財前又一の本来のキャラと比べてどうかと言うと、西田敏行の属人的な魅力によるものだから、違うのかもしれないけど。
 
O   しゃべってて思ったけど、又一っていかにも産婦人科っぽい名前だよね。「マタニティ」みたいで(笑)。
 
T   マタ開くじゃなくって(笑)?
 
O   下ネタじゃないですよ(笑)!
 
T   (笑)。あの人は産婦人科としてはやり手っていうのもいいよね。普段は赤ちゃんをあやしてお母さん方からも絶大な信頼を得ながら、裏では実弾をバンバン打ち込んでる。あの表と裏の使い分けが面白い。
 
O   財前又一は自分が果たせなかった教授の夢を財前五郎に叶えてもらいたいと思って、五郎にもかなりプレッシャーをかけるんだけど、そこが今回はよく表現されてる。
 
T   教授になれなかったら離婚だとも言ってたしね。
 
O   そういう感じは前回にはなかったと思うんだよね。前回はイメージ的には、又一自身の野望もあるんだけど、どちらかというと五郎ちゃんがかわいくて、五郎ちゃんにそうなってほしいという思いが強かったように思える。
 
T   たしかにかわいがってる感はあったね。
 
O   それに比べて今回の又一はすごくドライでビジネスライクで、原作の雰囲気に合ってるんじゃないかなと思った。まあ、原作読んでないんだけど(笑)。
 
T   奥さんは前回のほうがよかったかな。夏帆だとかわいすぎる感じがしちゃう。年齢的にも若すぎると思うし。
 
O   それってどういう順番で決まったんだろうね。小林薫さんの又一が決まってたから、その娘ぐらいの年齢の人ということで夏帆になったのかな。
 
T   年齢構成はちょっとおかしいよね。岡田准一も30代後半とかだよね。教授になるにはまだ若いんじゃないかな。教授になれる年齢が何歳なのかはわからないけど。
 
O   唐沢寿明は当時何歳だったんだろう。年齢的に合ってたのかな。
 
T   全体的に今回のは若すぎる感じがするね。ドロドロした世界だから、もう少し年を重ねた感が出たほうがいいような気がするな。
 
O   夏帆に花森ケイ子の役をやらせてもよかったんじゃないかな。
 
T   そういう考えもあるか。個人的には沢尻エリカの花森ケイ子はいまいちだったな。キャバ嬢感が強すぎる。
 
O   そうそう、いかにもって感じだよね。
 
T   そもそも花森ケイ子の設定は、もともとは女子医大に入るぐらいの優秀な人なんだけど、白い巨塔の世界に嫌気がさして中退して、そっちの道に入っていったんだよね。だから医学のことがわかってて、だからこそ財前五郎も心を許して相談できるし、愚痴もこぼせる。知性と美貌の両方を持ってるのが花森ケイ子で、前回の黒木瞳はその雰囲気が出てたけど、沢尻エリカだとちょっと妖艶すぎちゃう。
 
O   お店もキャバクラではないからね。そういった意味では店の雰囲気ともずれてるかな。やっぱり夏帆のほうが合うんじゃないかな。
 
T   夏帆は純粋な役が多いから、小悪魔的な役は合わないんじゃないかな。
 
O   いやいや、本当の小悪魔はあんな感じですよ(笑)。
 
T   前回の黒木瞳のイメージがあるからな。岡田准一と沢尻エリカだと美男美女すぎちゃって、ちょっとテーマが変わってきちゃう。ここらで主人公の話題にも触れておきましょう。岡田准一の財前はどうですか?
 
O   ずっと見てるとこんな感じかなって思えてくるよ。
 
T   そうだね。最初は若いしかっこよすぎるかなって違和感があったけど、見てるうちにこれもこれでいいかなって思えてきた(笑)。
 
O   ずっと出てるキャストは見てるうちにしっくりくるようになってくるね。
 
T   でもそう思わせられるのはやっぱり岡田准一の演技が上手いからかなって思うけどね。だからこそ抜擢されたんだと思うけど。
 
O   教授選での東教授との対立とか、嫌なやつ感もすごく出てるね。
 
T   嫌なやつ感は前回よりも増してると思うな。財前五郎のダークサイドがより表現されてる。
 
O   たしかに、前回の唐沢版だと露骨に嫌味なシーンを強調して演出してる感じがあったけど、今回は全然そういうシーンがないのに嫌味な感じが出てるってことは、それだけ演技が上手いんだろうね。
 
T   唐沢さんのほうが人間臭さはあった感じがしたけどね。岡田准一版だと、とくに教授選に勝ってからとか、本当に嫌なやつだなって感じがしちゃう。唐沢版の財前のほうがまだ親しみを感じたな。
 
O   唐沢版だと、患者さんからお礼にお饅頭をもらって、お金が入ってないか箱を探して「なんだ、ただの饅頭か」っていうシーンがあった(笑)。
 
T   (笑)。今回は普通に入ってたよね。
 
O   今回はちゃんとワインに札束が入ってた(笑)。
 
T   あと岡田准一のほうの財前は、手術の後に手袋を取ってピッて飛ばすのがかっこいい(笑)。東教授の代わりに手術をするところで、「財前先生お疲れ様でした」ってみんなに見送られた後、片手だけピッて飛ばすんだよね。ああいう身振り素振りはジャニーズだけあって洗練されてるね。
 
To Be Continued...