母のMRI検査があるので病院に連れて行くため実家にいる。
テレビを見ているとクリスマスの特集をやっていて世の中は盛り上がっているようだ。
そんな映像を見て母がつぶやく。

「クリスマスか。そりゃ〜詰子ちゃんに寂しい思いをさせてまったな」
「ハハハハ」
「ホント、わりぃ〜ことしたな。こんなことになってまってよ」

昨日のブログで、この歳になるとクリスマスもクソもないと書いたが、80近い母はそうでもないようで、思わず笑ってしまった。

自宅に戻って、妻の詰子に報告する。

「母さんが、詰子ちゃんに悪いことしたって言ってたよ」
「お母さん、頭、回ってるね」
「確かに、前よりは良いかも」
「『お母さんにケーキを買って持ってたらどう?』って私が言った話をした?」
「話してない。詰子ちゃん、そんなこと言ってたっけ?」
「覚えてないの?」
「ん~、今、思い出したような……気がする」
「ハハハハ」
 

あとがき

母というより、女性はクリスマスを意識するようです。
というか、意識しないのは僕だけなのかな?

ちなみに昨日のブログ。

 

 


さて、母と病院に行ってMRIをやってきました。
1月にも他の検査があり、当分の間、実家通いが続きそうです。

 

クリスマスイブの夕方、母の様子を見るため実家に行く準備をしていると、妻の詰子が聞いてきた。

「オツトくん、今日、スーパー行った?」
「行ったよ」
「ケーキ売ってた?」
「ケーキ? どうだったかな?」
「絶対に売ってたでしょ」

詰子がふてくされた顔をして続ける。

「はぁ~、クリスマスなのに一人だよ」
「仕方ないね」
「はぁ~、ケーキ食べたかったな」
「ハハハハ。要はケーキが食べたいってこと?」
 

あとがき

皆さんは、クリスマスをどのようにお過ごしでしょうか?
僕としては、この歳になるとクリスマスもクソもないという感じですね。

明日は母のMRI検査の日。
これから実家に行って泊まり、明日病院に行ってきます。
 

 

家電量販店から封筒が届いた。
製品に関する大切なお知らせ、と書いてある。
何だろうと思い封を開けると、そこで買った洗濯機に不具合があるので無償で点検修理するという内容だ。

ここしばらく、洗濯機の調子が悪くなり、洗濯の途中で止まることがあって修理に出さなきゃと思っていたところだった。

「詰子ちゃん、洗濯機、無償修理だって」
「リコールってこと?」
「うん、同じ洗濯機を買った人は全員壊れてるってことだな」
「面倒だけど、無償修理で良かったね」

案内に従ってwebで修理を申し込む。
こういう修理などの面倒なことに立ち会うのは僕の役目だが、一応聞いてみる。

「詰子ちゃん、修理の立ち会いを頼んでもいい?」
「ダメに決まってるでしょう。そういうのはオツトくんがやって」
「ハハハハ。やっぱし〜」
 

あとがき

数日前にブログに書いたばかりですが、こんな結末になるとは思っていませんでした。

 

 


2年くらい前に買ったばかりの洗濯機が壊れたと思って悩んでいましたが、僕たちが壊したんじゃなくて、すでに壊れていたとは……。

早速、webの申込みフォームから申込みましたが、年末のこの時期にバタバタしたくないというのが本音です。

変な製品を買ってしまったというよりも、アフターサービスのしっかりしたメーカーでラッキーと思うようにしています。

それでも……あぁ〜めんどくさ。
 

 

母が退院して間もないので、実家で寝泊まりしている。
朝起きて母が飲む薬の確認をする。

「母さん、薬飲んだ?」
「飲んだよ」

ちゃんと飲んでいる。
実家を出て自宅に帰ると、妻の詰子が朝食を取ったところだった。

「ただいま」
「おかえり」
「詰子ちゃん、朝ごはん食べたの?」
「うん、食べた」
「薬飲んだ?」
「あっ、飲んでないわ」

あとがき

まぁ、そんなものですわ。
アラ80の母もアラ還の詰子も、似たり寄ったり。
薬って調子が良いと忘れるんですよね。

さて、母も詰子も1日に10種類くらいの薬を飲んでいます。
そんなにあったら、どれをどのタイミングで飲むのか、僕でも分からなくなります。

母にとって薬の管理は難しいようで、お薬カレンダーを買ってきて試しているところです。
今回は薬を間違えずに飲めていましたが、あまり良い傾向ではありませんね。

母が脳梗塞で体調を崩してから、僕と妹で代わるがわる母の面倒を見ている。
母には、危ないので風呂に一人で入らないように言ってある。

「母さん、退院したばかりだし、転んだりすると危険だから、一人でお風呂に入ったらダメだよ」
「うん。わかった。風呂に2~3日入らなくても死にゃぁせんから大丈夫だよ」

僕は母にそう言い聞かせて自宅に戻った。
翌日、母の様子を見に行った妹から連絡があった。

「お母さん、昨日、一人でお風呂に入ったらしいよ」
「マジで!? ハハハハ。やるな」

今日は僕が実家に泊まる。
ろれつが回りにくい母は、医者から「口の体操」というリハビリを勧められている。
その資料が無造作に放り投げてあり、やっている気配がまるでない。

「母さん、ちゃんとリハビリをやらないと駄目だよ」
「やっとる」
「いやいや、絶対やってないじゃん」
「ハハハハ」

笑ってごまかしてきた。
帰宅後、妻の詰子に報告する。

「こんな感じなんだけど、どう思う?」
「オツトくんと全く一緒じゃん」
「!? どゆこと?」
「オツトくんも嘘ばっかりついて、適当に返事して、ごまかしてるってこと」
「ーーーー」
 

あとがき

詰子に言わせると、僕と母はやることなすことよく似ているんだとか。
自分では気づかないけど、そうなのかもしれないなと感じています。


さて、母はいつもの日常に戻ったようで、以前と変わらず動いてます。
これが医者から勧められているリハビリ。



ちゃんとやったほうがいいのに、本人はすっかり治った気でいます。
このまま自立して生活できればいいんだけどな。
そんなふうにはいきませんかね。

もうしばらく実家に寝泊まりする日が続きそうです。