しかし、亀齢酒造の酒は、その中にあって、なかなかの硬派である。少なくとも甘口では無く、キリリとした筋肉質な酒である。
本日賞味して見るのは、「宝亀」(ほうき)と言うブランド名の無濾過生原酒である。
酒蔵訪問しても火入れしか売っていない酒蔵が、こっそりと限定販売する無濾過生原酒ということで、さて一体どんな酒なのか、嫌が上にも期待が高まるというところである。
何だろう、無濾過生原酒を期待すると、多少物足りないかも知れないが、亀齢酒造の無濾過生原酒としては、期待通りのどストライクである。
亀齢酒造は無濾過生原酒でもやはり亀齢酒造だ。
評価:☆☆☆★(3.8)
すみません、やはりもう少し無濾過生原酒なりな媚び要素を期待しておりました。もちろん、良い酒ですが、あえての無濾過生原酒ならば、個人的には、酒都西条らしい、もう少し親しみやすい要素が欲しかったですね。