PECS(絵カード代替コミュニケーションブック) | 国分寺発達障害児学習指導教室smileのブログ

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国分寺市にて、発達に不安のあるお子さまを対象に、個別指導を行っております。
ABA(応用行動分析)を基盤に、一対一体制・60分のセラピーをやります。
HPはコチラ↓↓
http://smileryoiku.com/

私は、当教室にきた生徒さんには、
わりと多くの方に、PECSをお勧めしています。

以前にも、PECS推しの投稿を載せましたが(((^_^;)

今回は、実際にどのように使うのかを観ていただこうかと思い、
またまた娘に協力してもらいましてw
動画を撮ってみました。

こんな感じです。



「マリせんせい、赤いチョコちょうだい」
と、PECSを使って、要求してもらいました(ヤラセねー)

PECSの優れたところは、多語文での要求が可能なところだと思います。

まだ発語がないけれど、絵カードの弁別が出来ているお子さんは、即購入したほうがよいと思うし、

少し発語があるけれど、うまくやり取りにつながらない、といったお子さんにも、合っていると思います。

言語を持たない人の、コミュニケーションのツールとしてだけでなく、
言語能力を伸ばすためのツールとしても有効
だと、私は思っています。
早くからPECSを取り入れることで、「伝えようとする行動」の基礎を作ることができます。

実際、私の次女は、幼児期にPECSを使って、様々な言語表現を獲得しましたし、PECSでかなり伸びた部分が大きかったと思います。

(言語で自由自在に思いを表現できるお子さんには、不要だと思います。)


PECSは⬇こちらから買えます。
「教材販売」から入ると、商品が見れます。


最初に買う場合、必要なのは、
○コミュニケーションブック(大)
○絵カード裏用ソフトマジックテープ
です。
あとは、絵カードがあればよいだけです。

PECSではワークショップがあり、私は、4.5年前に、ベーシック講座とアドバンス講座を受講しました。
とても面白かったし、勉強になりましたし、即使える内容で、本当にためになりました。
PECSを使うなら、受けたほうがよいみたいでしたアセアセ(お母さんは皆さんお忙しいので、当教室では、私が簡単に説明させていただいていますが、本当はワークショップを受講してから使う方が良いらしいですあせる)

もし、お子さんの言語でのやり取り、
コミュニケーションにお悩みの場合、PECSは、大変おすすめです!