ついに消費税アップが安倍総理によって決定した。恐らく来年は消費の落ち込みによりマイナス成長もあり得るのではないかと思われる。まあ、それを予測しているからマスコミを通じて官僚連中は経済対策を宣伝していたのだと思われる。これは前回の消費税アップが間違いではなかった。そのためにデフレになったのではないと言い続けていた経済官僚が軌道修正した表れでもある。当時の官僚たちの態度は、次にように八田達夫氏は総括した。

 
「大蔵省は、1997年の増税に際して、主税局も主計局も本心から、景気に対する配慮をまったくしていなかったと思いますね。こういうことを国会議員の先生たちに説明していたいちばんの責任者であった当時の主計局調査課長は、出世していまも財務省ののうのうとしています。財務省の辞書には、責任という言葉はないのでしょう」。

 いまもまったく同じ構造だ。「景気の腰折れをふせぐ」政策など真剣には考えてはいない。考えているのは税率を担保とした自らの省益、さらには自身の栄誉とお金(天下り含む)だろう。

 経営者連中も昔の盛田さんみたいな自分の儲けだけではなく、広く公平な働きやすい場をつくるためにはどうするかと企業を超えて考えるような視野が広い経営者はいなくなって久しいと私は感じている。その一番の表れがマスコミで賞賛されるゴーン改革であると思っている。
ともあれ、決まったわけである、来年の年末がどうなっているか楽しみが増えた。体に気を付けて来年末はどうしても見定めたいと念願している。

八田達夫さんの著作は下記のとおりである。

消費税はやはりいらない/八田 達夫
¥1,785
Amazon.co.jp
日本再生に「痛み」はいらない/岩田 規久男
¥1,785
Amazon.co.jp

 本日、15:30からの中村美律子コンサートにJAさがみのご招待で行ってきた。本来は女房が行くべきところ急用が発生して急遽代役で行ってきた。遅く言ったので2階席の3列目だった。
 第一部はお笑いコーナーで、タイムマシーン3号が務めた。紹介文によると活躍しているようだが、どう見てもネタが中途半端で聞くに耐えなかった。私の耳もおかしくなっているのかしら?
 第二部の中村美律子はさすが練習も企画も行き届いているようで大変良かった。最後、十八番の河内おとこ節で〆た。他の歌も良いがやはりこれが一番だと思う。他には夢の花咲かそうもなかなか良かった。取り敢えず感想まで。


中村美律子 全曲集 2013/中村美律子
¥3,000
Amazon.co.jp
夢の花 咲かそう/中村美律子
¥1,200
Amazon.co.jp
 今朝起きるとテレビでは既に2020オリンピックが東京開催に決定したと告げていた。本当にお目出度う御座います。!
決まったからには全面的に応援したいと思う。反対の意見の方々も具体的提案の反対意見をお願いしたものである。
 私は、最初の立候補時点から出来ればトルコのイスタンブール開催の方が望ましいなと考えていた。それは何故かというとイスラム圏で行うはじめてのオリンピックになるからである。今イスラム圏は経済が厳しくてゴタゴタが絶えません。まあ、これがイスタンブールに決まらなかった一番の原因であると思う。しかし、わたしはむしろそれらを解決する施策として望ましいんではないかと考えたので、出来ればイスタンブールが望ましいと思っていた。ツイッターを見ていると少数だが見かけた。
 ただ、東北大震災の復興を鼓舞する上では東京開催もいいかなとは思っていた。今決まった状況から判断すると心が明るくなったように感じる。決定に至るまでの経過を見てきたものとしては大変に違和感を感じている。それは福島原発の汚染水問題に関してである。この報道を見ている時に感じたのはオリンピック招致がなければ福島の汚染水問題を国として抜本的に解決する意思はなく、東電に任せたままになったのではないかと思えるからである。
これほど福島の被災者を馬鹿にしている話はないのではと思う。私は前々から早く汚染する状況からの脱却をいかに出来るかが鍵になると考えていた。今までに報道された限りではあまりその点をついているものは見かけなかった。(私が知るかぎりだが)そして広がらないようにする対策ばかりを報道していたと記憶している。今回のオリンピック問題で慌てて、毎日新聞は民主党時代の原子力委の提言無視が問題と報道した。その内容は下記のとおりである。

<汚染水>「国の関与」提言放置 原子力委が民主政権に提出

毎日新聞 97()710分配信

 <汚染水>「国の関与」提言放置 原子力委が民主政権に提出

汚染水の問題が深刻化する福島第1原発=福島県大熊町で2013年7月9日、本社ヘリから中村藍撮影

  東京電力福島第1原発の放射性汚染水対策について、内閣府の原子力委員会(近藤駿介委員長)の専門部会が2011年12月に漏えい防止や安全な保管・処理のために国の主体的関与を求める提言をしながら、政府に事実上放置されていたことが6日分かった。国が第三者機関を設け、東電の事故対策を監視、地元との対話に努めるようにも提言したが、実現していない。

 【図入り記事】2年半何をしていたのか…問題深刻化の背景検証

  原子力委幹部は「原子力を推進し厳しく批判されていたが、我々も福島原発の安全な廃炉に責任があると考えて提言をまとめた」と話す。しかし、当時の民主党政権関係者は「事故処理は東電が主体だった」「政府が提言通りしなければならない理由はない」と重視しなかったことを認める。

  事故9カ月後に出された原子力委の提言に政府がもっと耳を傾けていれば、汚染水問題がこれほど深刻化しなかった可能性がある。自民党の安倍晋三政権は事故から約2年半後の今月3日、汚染水対策への国費投入や東電の作業に対する監視体制強化などの「基本方針」を打ち出したが、党内には「国の関与があいまい」と指摘する声も根強い。

  提言は「東京電力福島第一原発に関する中長期的措置に関する検討結果について」と題され、原子力委の専門部会(部会長・山名元京大原子炉実験所教授)が11年12月13日付で策定、政府に提出した。

  1979年3月に起きた米スリーマイル島原発(TMI)事故の対応を分析し、複数の原子炉が損傷した福島第1原発事故では、汚染水発生量がTMIの20倍程度にのぼる可能性があると想定。米政府が事故処理を電力会社任せにせず、エネルギー省や原子力規制委員会(NRC)などに責任を分担させる体制を作ったことを挙げ、汚染水を含む放射性廃棄物の長期かつ安全な管理・処理につながったと評価している。費用面でも、米政府が電力会社を主体にしつつ、「国益」を理由に汚染水対策も含む廃炉の技術・装置開発などに国費を投じたと紹介。福島第1原発でも「国が責任を認識し、関与することが重要」と強調している。

  汚染水対策では、カメラや線量測定だけで漏えい場所を特定できないことを懸念。長期・安全な保管・処理方法も決まっていないとして、汚染水増量を防ぐ遮水壁整備などとともに、技術や装置開発に国内外の英知を結集するように求めている。

  また、地元や国民の不安解消のため、国が第三者機関を設けて東電の作業を監視するとともに、公聴会などを開いて地元の意見を聞き、対策に反映させるべきだとしている。


 その時に既にマスコミは知っていたわけである。そしてこの報道後も応急処置の報道は毎回懇切丁寧になされているが、根本原因に対する対策状況は何も知らされてないように感じる。有識者の見解も今回の安倍総理のIOC総会での約束で福島の状況を情報開示するようになると期待している。なんか情報開示して透明になれば解決するように思っているらしい。私からすると驚きである。
 もっとマスコミは福島への対応を根本的な解決策はどう考えて実行されようとしているか、応急処置はどういう展望でやろうとしているのかの両方をもっと被災者に分かるように報道スべきだと思う。紛争学のミンデル教授によると福島の原発事故に関して原発賛成派、反原発派、被災者との討論会(と言っていいのかな普通の討論ではなく話し合いに近のでは?)で被災者は、原発賛成派の意見も反原発派の意見も両方共おかしいと指摘したということである。私は被災者ではないが、多分被災者としてはどうして起きることはないと言っていた原発事故が起きたのかその本当の経緯と実態を明らかにして、それに対して今後どう対処しようと考えているかを明らかにしてほしいと思っているのではないかと推測される。私も純粋にそれが知りたい。

改めてオリンピックとはなにか知るための手頃な2冊
オリンピック物語―古代ギリシャから現代まで (中公新書ラクレ)/結城 和香子
¥777
Amazon.co.jp

オリンピック全大会 人と時代と夢の物語 (朝日選書 838)/武田 薫
¥1,575
Amazon.co.jp