今朝起きるとテレビでは既に2020オリンピックが東京開催に決定したと告げていた。本当にお目出度う御座います。!
決まったからには全面的に応援したいと思う。反対の意見の方々も具体的提案の反対意見をお願いしたものである。
私は、最初の立候補時点から出来ればトルコのイスタンブール開催の方が望ましいなと考えていた。それは何故かというとイスラム圏で行うはじめてのオリンピックになるからである。今イスラム圏は経済が厳しくてゴタゴタが絶えません。まあ、これがイスタンブールに決まらなかった一番の原因であると思う。しかし、わたしはむしろそれらを解決する施策として望ましいんではないかと考えたので、出来ればイスタンブールが望ましいと思っていた。ツイッターを見ていると少数だが見かけた。
ただ、東北大震災の復興を鼓舞する上では東京開催もいいかなとは思っていた。今決まった状況から判断すると心が明るくなったように感じる。決定に至るまでの経過を見てきたものとしては大変に違和感を感じている。それは福島原発の汚染水問題に関してである。この報道を見ている時に感じたのはオリンピック招致がなければ福島の汚染水問題を国として抜本的に解決する意思はなく、東電に任せたままになったのではないかと思えるからである。
これほど福島の被災者を馬鹿にしている話はないのではと思う。私は前々から早く汚染する状況からの脱却をいかに出来るかが鍵になると考えていた。今までに報道された限りではあまりその点をついているものは見かけなかった。(私が知るかぎりだが)そして広がらないようにする対策ばかりを報道していたと記憶している。今回のオリンピック問題で慌てて、毎日新聞は民主党時代の原子力委の提言無視が問題と報道した。その内容は下記のとおりである。
『
<汚染水>「国の関与」提言放置 原子力委が民主政権に提出
毎日新聞 9月7日(土)7時10分配信
<汚染水>「国の関与」提言放置 原子力委が民主政権に提出
汚染水の問題が深刻化する福島第1原発=福島県大熊町で2013年7月9日、本社ヘリから中村藍撮影
東京電力福島第1原発の放射性汚染水対策について、内閣府の原子力委員会(近藤駿介委員長)の専門部会が2011年12月に漏えい防止や安全な保管・処理のために国の主体的関与を求める提言をしながら、政府に事実上放置されていたことが6日分かった。国が第三者機関を設け、東電の事故対策を監視、地元との対話に努めるようにも提言したが、実現していない。
【図入り記事】2年半何をしていたのか…問題深刻化の背景検証
原子力委幹部は「原子力を推進し厳しく批判されていたが、我々も福島原発の安全な廃炉に責任があると考えて提言をまとめた」と話す。しかし、当時の民主党政権関係者は「事故処理は東電が主体だった」「政府が提言通りしなければならない理由はない」と重視しなかったことを認める。
事故9カ月後に出された原子力委の提言に政府がもっと耳を傾けていれば、汚染水問題がこれほど深刻化しなかった可能性がある。自民党の安倍晋三政権は事故から約2年半後の今月3日、汚染水対策への国費投入や東電の作業に対する監視体制強化などの「基本方針」を打ち出したが、党内には「国の関与があいまい」と指摘する声も根強い。
提言は「東京電力福島第一原発に関する中長期的措置に関する検討結果について」と題され、原子力委の専門部会(部会長・山名元京大原子炉実験所教授)が11年12月13日付で策定、政府に提出した。
1979年3月に起きた米スリーマイル島原発(TMI)事故の対応を分析し、複数の原子炉が損傷した福島第1原発事故では、汚染水発生量がTMIの20倍程度にのぼる可能性があると想定。米政府が事故処理を電力会社任せにせず、エネルギー省や原子力規制委員会(NRC)などに責任を分担させる体制を作ったことを挙げ、汚染水を含む放射性廃棄物の長期かつ安全な管理・処理につながったと評価している。費用面でも、米政府が電力会社を主体にしつつ、「国益」を理由に汚染水対策も含む廃炉の技術・装置開発などに国費を投じたと紹介。福島第1原発でも「国が責任を認識し、関与することが重要」と強調している。
汚染水対策では、カメラや線量測定だけで漏えい場所を特定できないことを懸念。長期・安全な保管・処理方法も決まっていないとして、汚染水増量を防ぐ遮水壁整備などとともに、技術や装置開発に国内外の英知を結集するように求めている。
また、地元や国民の不安解消のため、国が第三者機関を設けて東電の作業を監視するとともに、公聴会などを開いて地元の意見を聞き、対策に反映させるべきだとしている。』
その時に既にマスコミは知っていたわけである。そしてこの報道後も応急処置の報道は毎回懇切丁寧になされているが、根本原因に対する対策状況は何も知らされてないように感じる。有識者の見解も今回の安倍総理のIOC総会での約束で福島の状況を情報開示するようになると期待している。なんか情報開示して透明になれば解決するように思っているらしい。私からすると驚きである。
もっとマスコミは福島への対応を根本的な解決策はどう考えて実行されようとしているか、応急処置はどういう展望でやろうとしているのかの両方をもっと被災者に分かるように報道スべきだと思う。紛争学のミンデル教授によると福島の原発事故に関して原発賛成派、反原発派、被災者との討論会(と言っていいのかな普通の討論ではなく話し合いに近のでは?)で被災者は、原発賛成派の意見も反原発派の意見も両方共おかしいと指摘したということである。私は被災者ではないが、多分被災者としてはどうして起きることはないと言っていた原発事故が起きたのかその本当の経緯と実態を明らかにして、それに対して今後どう対処しようと考えているかを明らかにしてほしいと思っているのではないかと推測される。私も純粋にそれが知りたい。
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