朝日新聞のウソ178~数値の改ざん~ | のめしこき日記

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 今回は【早期退職者が123人にのぼる埼玉県では、副担任や臨時教員採用で欠員を埋める方針だ】の詭弁を暴きましょう。

 

 この文章から「早期退職者」は「教員」、「教職員」のどちらの意味だと思われるでしょうか?

 

 後半で副担任や臨時教員が出てきますから、常識では 早期退職者=教員 と理解します。そう読み取ったら朝日迷文に引っかかったということです。

 大津正一記者と氏岡真弓編集委員の華麗な文章テクニックです。

 【早期退職者が123人にのぼる埼玉県では】・・・事実関係は正しい。

 【副担任や臨時教員採用で欠員を埋める方針だ】・・・事実関係は正しい。

 けれど、これをくっつけると事実関係は正しくなくなります。

 

 【早期退職者が123人にのぼる埼玉県では、副担任や臨時教員採用で欠員を埋める方針だ】

 

 この文章では、繰り返しますが通常の理解では【早期退職者】=「教員」と誤読します。記事はそう誤読させたいのです。正しくは「早期退職教員が108人にのぼる・・・」と書かなければいけないのです。文科省のHPに明記されているのですから。

 

 ここで、キーワード欄の用語のすり替えが生きてきます。

 

 キーワード欄に、【早期退職する教員が相次いだ】の文章を潜り込ませ、123人を教員と錯覚させておいて、今回は【早期退職者が123人にのぼる埼玉県では、副担任や臨時教員採用で欠員を埋める方針だ】とやった訳です。騒ぎはできるだけ大きく見せたい、という詭弁です。

 彼らは「【早期退職者】と書いたのであって、早期退職教員とは書いてない」と言いたいのかも知れませんが、それならば

 

 なぜ「早期退職教員が108人にのぼる・・・」と書かなかったのか?

 

 ときいてみたいところです。

 残念ながら朝日新聞は事実関係を明らかにしないで、

 ウソは一切ないと開き直っているのでたちが悪いのですが。