角突き道中を1回休んで、WBA世界ミドル級タイトルマッチに挑んだ村田諒太選手から学んだことを、ボクシング素人を棚に上げて書いてみたいと思います。
4年間この日のために練習してきた村田選手にとって結末は大変残念なものでした。村田選手も自分の方が有利だと思っていたのではないでしょうか。
そこに予想外の判定結果。通常こういうときは不満を表すものです。だって死ぬほどの練習と節制を続けてきたのに、納得のいかない結末なのですから。
判定基準の見直しが必要かと思いますが、立派なのは村田選手の態度です。判定は納得がいかない、しかし判定はジャッジが下すもので自分にはそれを受け入れるしかない。
この人は本当にジェントルマンなのですね。エンダム選手もベストを尽くしたことに敬意を持ち、想像もつかない言動です。
半世紀以上も生きてきて、若い村田選手から人として大切なことを学びました。