闘牛場のほど近くで、ランボルギーニカウンタックに闘牛場への道を聞かれたので、案内しながら行きました。
11年目のぼろプリウスがスーパーカーを山道で先導する‼
というヘンテコな絵柄です。方向転換の時、ランボルギーニはガルウィングを上げ上半身を出して箱乗りのような格好で後ろを視認しながらバックすることを知りました。
・迷っているということはナビがないのだろうか?
・バックの時不便だよなぁ。雨の時どうするんだろう?
貧乏根性丸出しの感想を妻氏と言い合って、ランボルギーニより31万キロ走行のプリウスの方が凄いということで意見は一致しました(嫉妬が入っています・・・少し・・・多分少し)。
到着して知ったことですが、当日は多数のランボルギーニと闘牛のコラボの日でした。
闘牛場の上り口ではのぼり旗が迎えてくれます。
越後の角突きは1000年の歴史を持つとも言われています。この写真は滝沢馬琴の南総里見八犬伝の中にある越後の角突き場面です。
拉致被害者支援のための署名と募金。
こののぼり旗は特別な場所にありました。天の風浜街道は2004年の中越大震災を生き残った復興のシンボル的な牛で、東日本大震災で一時長岡に避難してきた南相馬市の方々を励まそうと2011年5月に贈られました(飼育は山古志で行っています)。
すでに多数の牛が繋がれています。
牛の良い匂いがします。子どもの頃の祖父母の家を思い出します。
取組表を見ながら紅白の鉢巻き(尾巻き?)を結び付けてゆきます。関係者はみな個体識別ができているのでこの目印はいらないのですが、取り組みでは観客の目印になります。
ブラシをかけててもらって、出番を待ちます。
何をするのか理解しているようで、興奮して地面を揺さぶるような低いどう声をあげる牛もいます。
客に牛と触れ合ってもらおうと、客の通りに一番近いところに面綱をつけた牛がいました。草を舌で巻き取るように食べるしぐさが可愛いです。祖父母の家にいた牛を思い出します。
ランボルギーニを観終わった客も闘牛場へやってきました。
山古志闘牛のアイドル、ポニーの一行が北関東水害被害救援募金に回ります。
中越大震災の復興にあたって全国からたくさん支援してもらった感謝の気持ちを今だに忘れず、東日本大震災・拉致被害者など今度は困っている人に寄り添おうという気持ちの現われです。長岡市の保護司会の人々も招待されていました。
取り組みの読み上げがあって、
酒と塩で場内を清めて、さあ、開始です。