自分のこと家族のこと(9) | 小説 介護される日々

小説 介護される日々

介護される 介護する 寄り添う気持ちとともに。

入院して四日たつが、

レントゲンを何回か撮った以外は

いつもの入院時と同じように

絶食して点滴という毎日だ。


痛みはなくなったので、

本を読んで過ごす時間が多い。


担当の医者はレントゲン結果を見てくれているのだろうか。

説明が何もないが、手術のことはどうなっているのだろうか。


今日もレントゲンを撮るというので、

その時にいた先生に聞いてみた。

「手術しなければならないんですか?

 担当の先生はなんて言ってるんですか?」


その先生の説明では

腸閉塞だったのかどうかから検査しているので、

手術はまだ検討中、ということだった。


そのあと病室に来た看護師にも

「担当の先生はレントゲン撮ったこと知っているのかな?」と

聞いてみたが、「だいじょうぶですよ~」と言われただけだった。

ムッとして「ちゃんと伝えてくれ!」と言ってしまったが、

とにかく状況が知りたい。

説明してほしいのだ。


自分のことを、自分で知って

どうするか考えたい、と思うのだが、

なぜ誰もちゃんと説明してくれないのか。


母さんにも娘にも自分で

ちゃんと私から説明しないといけないのに。